表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

under 500

都道府県神経衰弱

“俺が考えた都道府県神経衰弱っていうゲームやろうよ!”


“うん、いいよ”


都道府県神経衰弱とは、全ての都道府県が書かれたカードを床に伏せて置き、二つずつ捲っていって共通点を言っていき、相手が認めればカードが貰えるという神経衰弱ゲームだ。


制限時間は10秒。


もちろん多くカードを獲得した方の勝ち。


“じゃあ、俺からいくよ。群馬県と、山形県か。えっと、群馬県はツルのカタチで山形は人の横顔だから、生物のカタチという共通点がある!”


“オッケー。いいよ”


“よしっ。じゃあ、次はお前ね”


“愛媛と、和歌山ね。みかんの生産が盛んという共通点があるよね。どうかな?”


“いいんじゃないかな。次は俺ね。北海道と沖縄県だから、単独の島で構成された都道府県という共通点があったね”


“そうだね。オッケーで”


“じゃあ、次はお前の番ね”


“うん。えっと鳥取県と島根県か。なんかこの二つの県は間違えやすいという共通点があるよね”


“オッケー”


その後、白熱した戦いが続き、いよいよ終盤。


しかし、予期せぬ事態に襲われた。


“ひとつ余っちゃったね。ピッタリが気持ちいいのにね”


“都道府県って48だと思ってたけど47だったんだね”


“大阪半端ね”


“そだね”

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ