・人物紹介(他国交流編終了時)
~南の国~
・ギルダーツ・ヒナム・ディーデット、27歳(男性)
金髪に濃い紫色の瞳。
ディーデット国の第1王子で、次期国王と期待をされている。真面目であるが、1人で抱え込むことがある為に弟のルベルトには心配をされている。ウィルスと面識があるらしく、バルム国での被害を聞いた時のショックは凄く部屋に閉じこもったほど。
彼女が生きていると聞いた時に、少しでも確かめようとして遠見の魔法を使い状況を探った。その魔力を感知したナークに破壊され、彼に警戒心を抱かせた。公になっていないが、南の国は代々魔女達と交流をしている為に、魔獣の存在を警戒している。
東の国との仲が悪いのも昔からであり、ゼストの行動を少しでも妨害しようと躍起になる。
最初にウィルスと会った時、感動のあまり普段では見せないような笑顔を見せる。偽名を使ってまで嘘をつき、交流で改めての再会には意地悪をしていた自覚あり。
光の魔法を使ったウィルスの保護以外に、特別な思い入れがある。魔女達の誤解を知っている為に、自分の代でそれを払拭したいと考えている。
・ルベルト・ヒナム・ディーデット、22歳(男性)
薄い紫色の髪に金色の瞳。
笑顔を殆ど見せないギルダーツと違い、彼は終始笑顔である。しかし、本心を隠す術として身に着けているだけ。兄のフォローをするのに手慣れており、笑顔のもある事から周りからの期待はあるものの頼みごとが多い。
仕事に厳しいギルダーツは、失敗を許されないと思われている為に周りは生きた心地がしない。兄が怖くて避けているのも知っている為に、ルベルト自身はこれらをどうにかしたいと思っている。兄について行ったのは、国王から頼まれているからでありウィルスの保護をしたいから。
ギルダーツは、ウィルスの人生を変えたくないが為にレント王子に任せているが、ルベルトが邪魔をしてくるようなら容赦しないと言われるも本人は元から争う気はない。国王に言われるまま動いているフリをしつつ、兄が気に掛けるウィルスに興味を持つ。
レント王子とは同じ『弟』という共通もあり、なにかと質問をしたりしてくる。猫に好かれやすいのか、ウィルスが飼っている子猫は彼にベタ惚れ中。
・リバイル、27歳(男性)
黒髪にオレンジ色の瞳と緑色の瞳。
左右の瞳の色の違いは、仕える主が2人いる事での特例。遠見の魔法を感知したナークを接触するも、敵認定とした彼に妨害を受ける。実力は上なのか軽くかしらうだけで、話しがしたいだけだと言った。
リベリーとは何度か顔を合わせており、魔物狩りの手伝いをした事がある。ナークとウィルスとの関係を主従と言うよりは、姉弟のように仲が良いと評している。1人っ子だった為か、ナークの事を弟の様に可愛がる。
~東の国~
・ゼスト・リーゼルト・ハーベルト、27歳(男性)
蒼い髪に黒に近い蒼い瞳。
大国のハーベルト国の王太子。武力で領土を広げていくやり方で、もう1つの大国であるイーゼス国と覇権争いにより勝利を収めたことで東の覇者となる。それらの戦争により、南の国のギルダーツは更に警戒を強める要因を生んだ。
バルム国とは直接の交流はないものの、1人娘であるウィルスの噂は聞いていた。絶世の美女であると彼女を手に入れようとしていた国王とは、異なる考え方であり別の理由で狙う。
魔獣と何らかの繋がりを持ち、互いの利害の為に協力している。
~リグート国~
・リーガル、38歳(男性)
リグート国の王城の副料理長。その前は、バルム国の王城の料理人であり修行していた。幼いウィルスとは多少の交流がある。猫のご飯を作ろうとする彼女を「王族だから」という理由で追い出すも、料理長を味方につけたウィルスに根負け。
変わらず猫を追い出すも、彼は好かれやすいのか仕事終わりにはよく集まっている。ウィルスは彼の作るスープの味が大好き。その為、味を覚えていた彼女がお礼を言おうと厨房を訪れて再会を果たす。
5年前、バルム国が襲われた時。彼はウィルスの誕生日にと、南の国のフルーツを使ったケーキを作ろうとしたが納品が遅い為に直接取りに行った。戻って来た時には既に国は襲われた後であり、生き残ることとなる。その過程で、紅蓮の魔女であるミリアと出会い、ほっとけないという理由で彼女を匿う。
口は悪いが、面倒見がいいのもあって部下達に好かれている。
初めて見た魔獣に足が震えて動けなかったが、ミリアが自分から囮となった事で吹っ切れて助けに入る。匿う目的でミリアといたが、5年という月日の中で1人の女性として意識し、結婚を申し込んだ。
~魔女~
・ミリア、30歳(女性)
紅い髪に赤い瞳。
5年前に魔獣の大量発生をし、バルム国が襲われた現場におり救出を試みていた。その際、ラーグレスと接触し彼の頼みで城内へ。ウィルスとカルラを見付けるも、恐怖で動けない彼女を見て瞬時に悪役になりきり、一時的な呪いとして融合を行った。
猫のカルラであれば、暴れても抱き上げられると判断したものだったが直後に魔獣に襲われる。その際、魔力を封じる道具を使われ彼女以外の生き残りを確かめる術もなく退散。魔獣に狙われる中、カルラの事を眠らせた上で魔獣達を引き付けた。
魔力が尽き欠け、体力の消耗が激しく倒れていた所をリーガルに救われる。追って来た魔獣の相手をしつつ、リーガルに逃げるように言うが協力して倒す事に成功。その際、完全に魔法が使えなくなり回復しようにも限界に達しそのまま彼の世話になる。
一般人を巻き込んだことを心苦しいと思うも、魔法が使えなくなっていく不安を拭ったのも彼である。そうしていく内に、彼を1人の男性として意識し始めプローズを受ける。リグート国の司書見習いとして働きつつ、魔力を戻せる方法とウィルスとカルラの行方を捜し続けていた。
魔女の中で、冒険者としての顔を持っているのは、攻撃系統の魔法を扱えるため。幼い魔女達にとっては、姉的な存在である為に自然と「ミリア姉さん」と呼ばれている。
扱える魔法、炎。
・ネル、女性(15歳)
濃い緑色の髪を両サイドに結んだ、オレンジ色の瞳。
ミリアと同じく攻撃系統の魔法を扱える希少な魔女。彼女の育った村は、魔獣により蹂躙された事で家族を失いその憎しみをぶつけるべく魔法の習得を急ぐ。光の魔法を扱えるウィルスを使い、魔獣達を殲滅しようと考えている。
その思考を危険とみなした大ババ様により、外の環境に触れて少しでも軟化しようとしていた。潜入と評して、リグート国の中で薬屋として働く。実はカルラになっていたウィルスと会うも、ネルは勿論の事ウィルスは知らない。
扱える魔法、水、音。
・大ババ様、女性(60歳)
灰色の髪に銀色の瞳。
肩まで伸ばされた髪を流しているが、薬を作る時は1つに結んでいる。自身も魔女である事と、迫害を受けて来たことで自分達だけの居場所を作ろうと考える。隠れ里を作り、迫害を受けて来た魔女や彼女が見聞きした魔女になりうる者を保護をする。成人年齢である15歳まで育てきるとミリアのように自由に活動したり、彼女の元に留まったりと母親代わりとして求められている存在。
その中で、ネルが復讐心だけで動いている事と特攻を仕掛ける癖を直す為に外の世界へと連れ出す。彼女には修行と称していたが、ウィルスとの交流により素の性格になりつつあるネルの変化に喜ぶ。自分達が探している光の使い手が、ウィルスであると確信を得て会談を設ける。が、その直後間違って転送用の小瓶をウィルスが割った事で彼女を含めた自分達が南の国へと飛ばされることになった。




