不幸な少年は魔王と対峙する
「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」
何度も何度も土下座して謝る。
謝っても謝っても終わらない地獄。
水攻めにされ、火のついたタバコを体に押し付けられ、殴られ、蹴られ、盗みを働かせて、失敗すればまた殴られる。
永遠に終わらない虐待の日々。
私?僕?俺?なんでもいいや、私にとってはそれが日常の一部になっていた。
気づけば1週間倒れていた時もあったり、痛みで悶えるだけの夜もあった。
ある日の[盗みのおつかい]にいった時だ、僕はあの本を見つけた。
『友達は詐欺師でした』この本では、不運にも死んでしまった青年の異世界転生物語という、小説家だろうなどによく見られる本だった。
僕はそれを手に取り、異世界に憧れと希望を持った。
(異世界だったら、こんな痛い目に合わなくてもいいのかな?お母さん(虐待している人)に会わなくてもすむのかな)
と・・・しかしどうして異世界に行けるのかも分からず、しかも、死んだら死ぬだけで、異世界なんてない可能性もあった。
だから諦めた。希望を持たず、明日を夢見るなんて、それこそ夢のまた夢だった。
12月のとある寒い日俺は、街に出かけていた。
なんて書いてあるかは読めないが、毎年この時期になると雪が積もっている中、夜中まで騒がしい。そのせいで、私は母親のストレスを発散させられるための道具と化す。
何も考えず。何も感じず。ただただ謝り続ける。
しかしその日は、どれだけ謝っても正気に戻ることはなく、あれからどれだけの時間が経った
だろう。
水攻めで切れた酸素、息継ぎをさせてもらう間も無く、鉄製の十字に叩きつけられ、磔にされ、火で炙られた。普段であれば、すぐに降ろされるのだが、あの人は寝てしまっている。
そうして思った。
僕の人生はここで終わるのか。
熱のこもった部屋の中、一酸化炭素で部屋は埋め尽くされ、そうして静かに息をひきとった。
15回目のクリスマスイブに、地球に棲む僕は死んだ
「・・・きろ、・・・・え」
(意識がある、もしかして途中で火を消されて死ぬ寸前だったのかな?)
「起き・・・かえ」
(うるさいな、まだ意識がしっかりしないんだよ、てか誰だよこの声)
「さっさと起きろ!」
「ぐふっ・・・」
腹部への激痛と、胃の圧迫による胃酸の逆流により意識が急激に覚醒し、視界が一気に広がっ
た。
眼前には、短い角の生えた2mほどの男、その横には、四人が鎮座していた。
「あの、ここどこでしょうか」
黒を基調とした、大広間に、綺麗に並んだなにかのマークが描かれた大旗、太く大きな柱。まるでここは・・・「私は魔王だ・・・ってなぜこっちが挨拶せねばまらん!普通名を聞くなら自分から答えるべきだろう!」
おっそうだな、あと名乗ってほしいなんて一言も言ってないけどな
ワイ「おっそうだな・・・(名前は)ないです・・・あ、今の僕って人間ですか」
魔王「そうだよ」
??「そうだよ(便乗)」(魔王の右の男)
ワイ「あ、そうだそちらの方に質問いんですか?」
??「いいゾォ〜」
ワイ「まず年齢と名前を教えてください」
??「24歳 パディ エイリアス」
ワイ「身長と体重を教えてください」
パディ「身長は170cmで体重は74kgだ」
ワイ「随分とガタイがいいようですが何かやってるんですか?スポーツとか」
パディ「スポーツはやってないが、ここで魔王軍の四天王の一人として育成枠にいるゾォ〜」
ワイ「やりますねぇ」
魔王「・・・そろそろいいか?」
「「あっ・・・(忘れてた)ふーん(思考放棄)」」
「まぁいい、そこの人間、我と戦え、侵入者は排除する」
「おっそうだな」
「「「「いや軽っ」」」」
(どうせ勝てないし)
「ていっ」
と手刀を切ったら手からなぜか刃が飛んだ
その刃は真っ直ぐに魔王に向かい・・・
窓が割れ、なにか人のようなものが入ってくる瞬間に…
魔王は2つに割れた
「ん…えぇ?!」
「魔王、今日こそはお前を…ってあれ、魔王だよな」
「おっそうだな」
天の声「○夢ネタ連発はつまらんぞ」
謎の龍「うるさいばか、ではさらばだ」
天の声「おっヤルか?バカヤロウ俺は勝つぞお前」
謎の龍「万字解《ばん○○》鏡花水月」
天の声「ダニィ?!」
こうして謎の龍《神龍》と天の声《無貌の王》の戦いが始まった
???「なにあれ」
ワイ「いろんなところに現れる画像を保存して帰っていく龍です」
???「じゃあこれは?」魔王…だったものを指差しながら
ワイ「魔王らしいです」
???「上のもう一匹のやつは?」
パディ「天の声《無謀の王》はクトゥルフ神話だ」
???「お前たち5人は誰だ」
パディ「・・・貴様らから名乗ったらどうだ、ここは我ら魔王軍の領土ぞ、不当に入ってきた貴様らになぜこちらからなのらねばならん」
ワイ「そうだよ(便乗)」
???「おっそうだな、我らは『人類領土拡大軍・レインボー師団・レッド大隊
所属エレン・アルベルト大隊長以下100名である』さて貴様らも名乗ってもらおう』
四天王「「「「我ら、魔王に忠誠を捧げ、魔王の命あらば、鬼にもなろう。魔王の側近にして最強の幹部、四天王部隊」」」」
1「マシューノ・エル」
2「ヨハネル・オズベルド」
3「パディ・エイリアス」
4「朕龍苑」
おーすげぇ息のあった自己紹介だこと
でも自己紹介なんてなんの意味があるんだよ
エレン「おい貴様、貴様も早く名乗らんか!貴様も魔王軍の一人なのだろう!魔王軍の中のレジスタンスか?」
はぁ?突然何を出だすかと思えば、俺が魔王軍の手先?私も殺されかけたんだが?
朕「少し待ってもらおう、情報整理させてくれ、この少年は貴様ら人類軍ではないのか?」
エレン「我々はすべての個人データを回収している。彼のような人間は一度も見たことはない、そして我々と暮らす以外だと、森ですむしかないが・・・あそこに住むのは私でも無理だ。」
??「『人類領土拡大軍・レインボー師団・イエロー大隊・人間の魔法使い・霧夢鞠沙参上!ってあれ?」
エレン「遅いぞイエロー大隊」
鞠沙「うるさいなぁ」
なんか口論始まったけどさっさと帰りたいからこれを書いてっと・・・
「ごめん
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さよなら
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を全員に撒くと同時に、紙で遮られた視界の中で、レッド大隊の大隊長の腹部に包丁(←どっから出したw)を刺す
そうして倒れたところで背中から何度も刺す、何度も、何度も・・・
どうだったでしょうかw
少しでも笑っていただけたら幸いですw
汚いなどのコメントもお待ちしていますw
〇夢、FG〇、SA〇、GG〇、AL〇、転〇ラ、〇ver Lord・・・
いろんなアニメ、漫画、小説、ゲームのネタ盛りだくさんのこの小説
続くかはわかりませんが、どうぞよろしくお願いします