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この手は幸せすら掴めない  作者: ゆぅたる
8/9

この先を思うのなら

久しぶりの投稿のくせして、本文短いですごめんなさい。

俺自身が誰かを救うため、スミレを傷つけないため。

この先スミレには苦しい思いを、辛い思いをして欲しくない。俺がこの能力を使い続ける限りスミレには辛い思いをさせるだろう。

だから、迷いはない。

こことるべき最善の選択は、これからの未来におけるマイナスの要素を排除し、お互いが明るく過ごせるようになること。

だから、今だけは────


「俺達、ここで解散しよう。」


────とても綺麗な女性を傷つけるのを許して欲しい。


本当の想いに蓋をして、心の扉に鍵をかける。

「話の前にとりあえずお礼を言うよ。スミレさん。倒れた僕を助けてくれてありがとう。あなたがいなかったら僕は死んでいたかもしれない。」

「ねぇ…何を言い」

彼女の言おうとした言葉を遮り、己の理性を本能に変えるかのように、自然と


「さようなら──」



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