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この手は幸せすら掴めない  作者: ゆぅたる
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明かされた真実

「これ重すぎない?」

「え?そんなことないわよ?」

「まじかよ……」


この鉄鉱石。かなり重い。改めて気付かされた、この世界は異世界なのだと。

スミレとの距離を少しだけちぢめたあと、走って鉱山へ向かったのだが、それなりに前に生きてた世界では体力に自信がある方だったけどスミレより遅かった。

今だってそうだ、スミレは鉄鉱石を軽々運んでるのに俺はかなり頑張ってる。


「なぁスミレ。スミレは実はすっげぇ運動神経よくて力の強い女の子じゃないのか?」

「なによ!失礼ね!だれが筋肉よっ!!」

「んな事言ってねぇぇ!!」

「じゃあ、何よー」

なんで頬をふくらませてるんですか?可愛すぎじゃあないですか?

ここまでくると美しいくて可愛いとか反則ですよねぇ!!


「俺はさこの世界で生まれたんじゃなくて違う世界から生まれ変わってきたんだ。

スミレには知っていてほしい。俺はこの世界の住人じゃないんだ。」

「え…?」

「前に生きてた世界で1度死んで、神様にこっちの異世界側に生き返らせて貰ったんだ。前の世界には魔法とかスキルとかがなくて全然用途もわからないんだ。」

「…うん。」

「だからこっちの世界とあっちの世界で筋力とかが全然違うのかなぁって。でも自分で言うのもあんまりだけど、運動はできる方だったからさ。」

「そうだったのね!私はこっちの世界だと平均的なほうよ!多分こっちの世界の方が重量が強いのかもしれないわね。」

「あれ?あんまり驚かないね。」

「この世界だとごく稀にカケル見たいな子がいるからね。」


俺YOEEEE!!!!

平均的な女の子にも負ける。俺って最弱…(´;д;`)



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