二人の武士
太郎は、もう少し留まることにした
そして二人を誰かが睨んでいた
少し龍宮城内を散歩していると
太郎はとある人物を見つけた
「流峯、少しいいか?」
太郎は気さくに話しかける
彼は、龍宮城の軍隊長であった
は困惑していた、それもそうだ
「単刀直入に言う、お主、わしのこと嫌いじゃろ」
流峯は少し驚いていた、まさかこの男に察されていたとは考えてなかった
「間違ってたらすまないんじゃが、お主どうもワシのこと睨んだりしておるからの、わけを教えてくれぬか、このままじゃ気分が悪いんでな」
彼はどうせ他に聞かれていないのだからと
理由を話し始めた
彼は元は孤児だった、生まれは不明、悪党が辿り着く貧民街で生活していた、彼はそのあまりの強さで
多くの者を震え上がらせた
そしていつしか彼らを束ねあげていた
そして、同時まだ乙姫となっていなかった
彼女に出会った、彼女は龍宮城を抜き出していた
二度目だった、彼女を見た流峯は一目惚れした
その後彼は自らのを隠し、彼女と仲良くなろうとした
仲間達も冷やかす程度には応援していたようだった
次第に二人は打ち解けあっていった
そして彼女は突然姿を消した
彼は自分が振られたのだと思い込んでいた
数年が経った頃、彼女がやって来た
そして彼を兵へと勧誘した
彼は少し悩んでいた、貧民街の仲間達を置いて行く訳にはいかなかったから、故に彼らも兵役させることを条件に龍宮城の兵士へとなった
その後彼は持ち前の戦闘能力を使い頭角を表していった、その時彼は既に大衆からも認められていたのだった
彼は突然現れ、乙姫に帰りを引き止められた太郎に嫉妬していたのだった
「なるほど・・・つまりお主、乙姫のことが好きなのか?」
図星のようだった、少し頬を赤らめていた
「なるほど、まず変な思いをさせてしまったことを謝ろう、わしとて何が何だかわからぬのじゃ、わしは色恋沙汰にとやかく言えるわけでもないが、まあお前の気持ちについては応援程度はさせてくれ」
「勝手にしろ」
それ以来、二人は良く話すようになった
流峯は太郎に剣術を教え、太郎は流峯に海の上と釣りを教えた
そしてある日、太郎は決心した、隙をついて龍宮城から抜け出すことを、その事を流峯に話すと
「そうか、私は乙姫様を裏切る訳にはいかない、だが私とてお前を留めようとする乙姫様の気も知れぬからな、一応脱出しやすい時間だけ教えておく、後は好きにせい」
「かたじけねえ」
彼は龍宮城を出た
かなり進んだ、すると突然殺気が彼を襲った
左方向から刃物の気配、首を狙っていた
彼は体を大きく捻り、上半身ごと下を向き避け
それと同時に薙刀を掴み裏回し蹴りを喰らわせる
すぐ足を引っ込め前腕を逆の足で膝蹴りする
よほど痛かったのか襲って来た者は悶絶し、
その隙に顔に一発打ち込む
その者が倒れると、仲間と思わしき者達が姿を現す
その頃
「見つけましたか、ありがとうございます、流峯さんついて来なさい」
流峯は少し焦っていた、まさかこんなに早く見つかるとは思ってはいなかったのだ
追いつくと、そこには太郎とがいた
彼は襲って来た何者かを全員のしていた
彼らには、あの紋様があった
「乙姫様、あいつは一体何者なんですか」




