登場人物紹介
※凡例:本名(主な呼び名)
※最新話時点で本名が不明な人物は呼び名のみ。
※各部での状態を記載。
■メインキャラクター
アメリア・ローズ・グレンロス(レディ・メラヴェル、メラヴェル女男爵)
本作のヒロイン。
好奇心旺盛で責任感が強く、賢いレディ。
中上流階級の家庭に生まれ育ったが、19歳のときに思いがけず遠縁のメラヴェル男爵位を継いで第11代女男爵となった。
ミステリー本編では探偵として事件を解決している。
【1.5部】アルバート卿のことが好きだと思う。
【2.5部】アルバート卿との非公式な両想い状態を内心楽しんでいる。
アルバート・モントローズ=ハーコート(アルバート卿)
ウェクスフォード侯爵家の三男。
皮肉屋。オックスフォード大学で古典学を修め第一級の成績で卒業した古典学狂い。
新聞や雑誌に論説記事を寄稿することがライフワーク。
ミステリー本編では探偵役のアメリアをサポートしている。
【1.5部】アメリアのことが間違いなく好き。
【2.5部】アメリアとの非公式な両想い状態を大いに楽しんでいる。
■周囲の人々
ミセス・グレンロス
アメリアの母。アメリアと共にメラヴェル男爵家を維持すべく奮闘している。
ミス・アンソン
アメリアの侍女。主人であるアメリアとは信頼し合っている。
ウェクスフォード侯爵(ウェクスフォード卿)
アルバート卿の父、60歳。
貴族院では保守党の重鎮議員。侯爵夫人とは数年前に死別。
ジョン・モントローズ=ハーコート(ロスマー子爵、ロスマー卿)
侯爵家の長男で侯爵位の推定相続人。アルバート卿の兄。
保守党の庶民院議員。「ロスマー子爵」という儀礼称号を名乗っている。
ヘンリー・モントローズ=ハーコート(ヘンリー卿)
侯爵家の次男。アルバート卿の兄。
芸術のパトロン業と自身の芸術活動に熱心。
既婚女性や未亡人に惹かれがち。
グレイス・モントローズ=ハーコート(レディ・グレイス)
侯爵家の末子で唯一の娘。アルバートの妹。
自立している新しいタイプのレディ。
あまり結婚には興味がないらしい。
キャサリン・モントローズ=ハーコート(レディ・ロスマー、ロスマー子爵夫人)
ロスマー子爵の妻。実家はアメリカの大富豪。