登録しちゃった。
「で?何で隠してた?」
「やだなぁ、隠してた訳じゃないですよぅ。まだ持ったばかりで使い方がよく分からなかっただけですぅ」
後者はホントよ?
「名刺渡してあったろ?」
「それも登録の仕方が分からなかったんです」
うん、これもホント。
「なら今から登録するから、ちょっとこっちに画面向けろ」
ぇー
「はい」
「……お前、今すんごい嫌だと思ったろ」
そんな事……ありませんよ?
ぴゅーぷぴー(口笛吹けない)
「ここに魔力を流せば登録出来る。マリアーナの名刺持ってるか?」
「あります。よ?」
「なら登録しといてやれ」
ぇー
「はい」
「……まぁいい。ここに名刺当てればいい」
出した名刺をペタリと当てる。
シャラララランシャララララン
ひょっ!?速ぇよ!!!
「シャルルです」
『シャルルちゃーーん!デンタツ持ったのね!登録してくれてありがとう!嬉しいわぁ!』
「持ってたんですけど、使い方分からなくて……今ヘルベスさんと、ラシードさんと、ゴードンさんに教えてもらってます」
『濃いわね。まぁいいわ!今度お茶でもしましょうね!』
「はい、ではまた」
「こっちもしといてね!」
と、ヘルベスさん、ラシードさん、ゴードンさんのも登録。
何かあれよね。
15歳のデンタツにしては大物ばかりじゃない?
もっとこー軽い友達みたいな!そんな感じの!
まぁそのうちそのうち。
デンタツ高額だしね。
うんうん。と言うか、片方登録したら相互になるのね。
「それで、シャルルの今後の予定は?」
予定?
ドライフルーツ作ってパウンドケーキ焼く位?
いや、聖域の湖行かないと!
「嵐の時は色々試作する予定です。後は……ちょっと旅行、というか旅に出るかも?」
世界樹の湖でどれ位過ごすか分からんし、他に行ってみたくなるかもだしね。
「まぁポーションを納品して貰えたら、後は自由だからな。どうしても用事があったら連絡するな。で?何を試作するんだ?」
ほら来た。
言ったらこーなるじゃないのー。
「まぁ色々です」
にっこり
あ、あの魔獣どうしよう。
買い取ってくれるかな?
「あの、魔獣の素材とかは売れますか?」
「ハンターならハンターギルド、そうじゃなければ、うちだな」
「分かりました。では商業ギルドに売りに来ますね」
「今持ってるのか?」
「はい、あ、バッグが違うから持ってきてないです」
危なっ!!
インベントリだから持ってるけど、バレないようにしないと!
「そうか、出来れば嵐前に持ってきてくれるとありがたい。嵐のうちに解体出来るからな」
「分かりました、では明日か明後日には持ってきますね。受付の人に言えばいいですか?」
「そうだな、話しておくよ」
「よろしくお願いします」
ぺこり。
よし、あの凄くでっかいのと、でっかいの10体引き取ってもらおう!
容量無制限でも、何となく邪魔なのよねー。
良かった良かった!
「じゃ、買い物したいので、これでお暇しますね」
「あぁ、「またな」」
「またねぇ♡」
ふぅぅぅぅ……。
冷や汗かいたわ!!!
悪い事してないのに!!!
してないのに、何故か隠さなくちゃダメな気がする。
まぁ自分でも”人外”って思うもんね。
たはは。
よし、まだお昼だ!買い物!するぞ!




