表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

354/386

閑話 短編 城内激震。

このお話の前に本編があります。

こちらは読まなくても大丈夫です。

「なっ!何だと!?まさか本当なのか!?」


「あぁ、私も聞いただけなんだが本当らしいぞ」




「まぁ!怖い事……そんな輩が城に居たなんて……」


「えぇ、わたくし、それを聞いて怖気がしましたわ」


 ひそひそ、ひそひそ……






「宰相、噂が広まっております」


「あああああっ!パッセル共がっ!!至急大臣達を招集しろ!!」


 人の口に戸は立てられないと言うが、こんなに早く広まるとは……。

 貴族が噂好きと言うのは厄介だな!

 こうなったら市井に広まるのも時間の問題だ。

 さっさと新聞(ジュルナル)に情報操作して流すか……。

 いや、時期尚早か……。

 あぁ困った困った……。





【議会室】


「宰相!あの噂は真実ですか!?」


「まさか、魔術師団副団長が……」


「残念ながら真実だ」


「「「「なんと……」」」」


「我々が今やらねばならぬ事はひとつだ。民を守るべき者が民を傷つけた。市井の者が暴動など起こした場合に備えねばならん」


「その、ジークフリード様は……?」


「うむ、フランシア家当主エルバート様から聞いた話では、ジークフリード様が各ギルド長を使って噂を流して頂ける、と言う事になってはいるが……」


「「「「……」」」」


「あ!いい作戦がありますよ!」


「「「「何だ!?」」」」


「フェスタリオスが終わり、夏も終わる今なら!来るではないですか!秋が!」


「「「「秋?」」」」


「ほら!」

 ごにょごにょ……ひそひそ……


「「「「それだ!」」」」


「領地に戻る貴族も居るし。その前に.......うむ、でかした総務大臣!早い方がいい!早速用意だ!」


「いつ出しますか?」


「善は急げと言う!明日の早朝に決まっておろう!」


「「「「畏まりました!」」」」






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
新連載始めました! この世界の片隅で。〜新しい人生楽しみます!〜もよろしくお願いします♪
― 新着の感想 ―
[一言] 秋になるということはそれまでに嵐が来るから強制的に家に戻るしかないパターンか、ダンジョン攻略してたから知らない行事なのか果てさて。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ