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餌巻き作戦。〜その17 対戦相手と実戦2〜

「続きまして!第4試合!ジークフリード様対モッズ!」


「「よろしくお願いします」」


 ……。

「始め!」


 ”身体強化”!

 ガイン!!

 相手の剣を受け止める!

 あ、軽〜い!嘘だろ?これ本気なの?


「もっと本気で来い!」


「くっ!!うわああああ!!!」


 カン!カカンカン!


 え、対戦相手って自薦?他薦で選んだの?もっと強いヤツ居たんじゃないの?

 相手は両手、俺、片手で処理出来てるけど……。


 カカンカン!カンカカンカン!


「なぁ、それが本気?」


「!!!! くそおおおおお!!!」


 あーダメだ。無駄だ。はよ終わらせよう。


「はっ!!」

 胴体を切りつける!


「ぐあっ!!!!」

 ドカ!!!


 あ、飛んでった。


「すまんすまん」”ヒール”


「ジークフリード様!!勝利ぃぃぃぃぃぃぃ!!!」


 ”わあああああああああああああああああああ!!”






 パァン!ハイタッチ!


『弱すぎ……近衛騎士団が心配になるレベル』


『ジークが強くなったんじゃない?魔力も増えたし』


『その可能性もあるのか……いやそれにしてもだよ』


 ふむぅ?






 ◇◇◇


「どうなってんだ!!まるで赤子の扱いじゃねぇか!!」


「ジークフリード様もシャルル様も強すぎる!!」


「え、わざとやられてるんじゃねぇよな?」


「何の為に態々やられんだよ!」


「SSランクに花を持たせるため、とか……」


「んなわきゃねぇだろ!!嘘だと思うなら、おまえがバトルロワイヤルに勝てば良かっただろ!!」


「お前ら情けねぇ!!俺様がシャルル様をぶちのめすからよく見てろ!!」


「……ルーファス、油断するな。シャルル様のウィンドブレードは俺の結界を突き抜けて来たんだぞ!」


「はん!魔法なんてまどろっこしい事するかよ。生意気な女には肉弾戦だろ?捕まえて恥ずかしい格好させてやるよ」


「お前、ジークフリード様に殺されるぞ」


「なぁに、試合中の事に口出しする様な無様な事はしねぇよ!」

 がははははは!



 ……馬鹿め。






 ◇◇◇


「第5試合!シャルル様対ルーファス!」


「俺の武器はガントレットだ!」


「? よろしくお願いします?」

 首を傾げる。こてん


「ガントレットに対して剣を使うのか!」


 ”ええええええ!何言ってんの!?”

 ”騎士道じゃねえぞ!!”

 ”卑怯者!!”

 ”ぶぅぅぅぅ!!ぶぅぅぅぅ!!”


 おぉ!ブーイング凄いな!

 つーか、俺ガントレット、お前も肉弾戦やれって事?


『シャルル、無視していい』


『こう言う輩ちゃんには身の程を知れって事で……』


 カラン!


 ”シャルル様あああああ!!!”

 ”やめてええええええ!!!”

 ”ぎゃああああああああ!!!”


 レイピア捨ててみた。


『シャルル!』


『大丈夫!任せて!』


「ジークフリード様!止めないんですか!?」


「……あー、まぁ大丈夫だろ」


 ”えええええええええ!!!!”


 にっこり

「では、わたしは素手にしましょうか。あ、攻撃魔法も使わない事にしますね?」


 ”いやあああああああ!シャルル様ああああ!!

 ”やめろおおおおおおおおおお!!”


「舐めやがって……」


 おぉ、筋肉ダルマがぷるぷるしとる。

 全然可愛くないけど!


「シャルル様……」


「はい。あ、開始していいですよ?」


「えぇ!?」


「大丈夫。どうぞ」


 騎士団からストップが掛からないって事は、そう言う事なんだろう。

(あそこで口を塞がれてじたばたしてるお兄様を除く)

 それならば期待に応えるまでじゃない?

 売られたケンカは倍で買う!

 あ、試合だったわ。


「ホントにいいんですか!?」


「えぇ」

 にっこり



 ……。

「始めぇぇぇ!!!」


 ”身体強化”!


 お互いがファイティングポーズ。

『そいやー肉弾戦なんて初めてだったわ』


『ええええ!?大丈夫なのか!?』


『何とかなるっしょ!』


 身体強化もね、全身くまなく掛ければいいってもんじゃないんだよね。

 素早く動くには、足に8割!

 懐に入ったら、踏み込みの軸足とひねりの腰、後は拳!


 ドン!


「ぐっ!!!」


 素早く足に戻して離れる!

 うん、流石武の神様仕込み。


「こっ!この!!」


「先制は頂きましたー」


 ”わああああああああ!!!!”


 この人、でっかいけど動きは繊細かつ大胆。

 なるほど、大口叩くだけはあるって事か。

 ま、やらせないけど。


 足に蹴り!


 ズサァァ!


「ダウンもーらい」


 畳み掛けずに出方を待つ。

 おや!砂を投げてきた!しかも魔法に乗せて?

 結界するから無駄なんだけどね。

 砂埃に隠れて移動?見えてますよ?


「ここ!」


「ぐあっ!!!!」


「降参しないの?」


「っ!!!!がああああああああ!!!」


 振り回す腕を避けて、時々殴打!


「ちょこまかと!!いい加減掴まれろ!!」


「やぁよ」

 飽きてきたなー。もういい?


「ふぬぅうううう!!」


「あ!」

 髪掴まれた!!


 ”ぎゃあああああああああ!!”

 ”卑怯者おおおおおお!!!”

 ”ぶぅぅぅぅ!!ぶぅぅぅぅ!!”



「やったぞ!!!」

 がははははははははははは!!!!!


「許さん!!」

 ヤツの腿に飛び乗って、顎に掌底打ち!強打!


「はっ!!」

 脳が揺れたら立てなくなる!


「ぐぉ!!!!」

 ドサッ!!


「んもー!大事な髪なんだからね!」

 ぷんすこ!


 ヤツは起き上がろうとしても起き上がれない。

 脳震盪起こしてるからねー。


「まだやるの?」


「おえああけけあい!」


「そう。何言ってるか分からないけど、終わりにしましょうね」


「はっ!!」

 もう1発、顎に食らわせる。

 ちーん!……(ちん)だけに。


「勝者!!!文句無しにシャルル様ああああああ!!」


 ”わあああああああああああああああああああ!!”




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