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ダンジョンアタック。〜その13 ふたり1〜

「さて、シャルルさんや、ふたりになりましたな」


「そうですなー、ジークさんや、ふたりですなー」


 ぷぷっ!


「次は何が出るかな?」


「何だろうなー。では見に行きますか?」


「行きましょうか!」


「レディ、お手をどうぞ?」


「まぁ!ありがとう」


 あははははは!





 ◇◇◇


「見える?」


「1体、だな。姿は確認出来ず」


「まーた隠れてたりしなければいいねぇ」


「その時はその時だ。殺るしかない」


「正論!」


「動いてるな」


「ウロウロ君。見てこようか」


「頼んでいい?」

 ちゅ


 ふふっ

「いいよ、行ってくる!」


 ”インビジブル””気配遮断””身体強化”


 そーっとそーっと……

 いた。

 わー、これはまた……


 ”鑑定”

 ヒュドラ、多頭の魔獣。首によって毒を吐く、火を噴く、ひとつの頭を落としても、すぐに再生する。頭のどれかが弱点。弱点は移動する為、見つけるのが困難。切り口を焼いて再生を遅らせる事が出来れば討伐出来るかもしれない。


 うへぇ。

 出来る”かも”ですかー。


 そーっと戻って説明する。


「選りに選ってヒュドラ。既に伝説級だな」


「因みに頭は9本ありましたとさ」


「その内のどれかが弱点って、なかなか難易度高いな」


「うーん……ファイアランスで狙ってみる?」


「それなら俺も使えるな。シャルルは何本出せる?」


「出した事ないけど、多分たくさん」


 はははっ

「乱射か!よし、チャレンジしてみるか!」


「あ、ちょっと待ってね」


 レイピアを刀に変える。


「それ、見た事ない形してるな?それが神様謹製?」


「うん、珍しいと思う。けど、斬れ味はレイピアの上を行くよ」


「あれよりか……」


「もしかしたら魔力乗るかなーと思って」


「えっ!?魔剣!?」


「試した事はないんだけどね!それでもレイピアよりは斬れるし、これにしとく」


「よし。ヒュドラにはお試し効かないからな?本番しかないから、シャルル」


 深く、甘く、キスをする。


「ん、大丈夫。絶対勝つ!」


「俺の嫁は頼もしい。行くぞ!」


 身体強化!

 ”ファイアランス”乱射!


 ガアアアアアアアアア!!

 シャアアアアアアアア!!


 魔力乗れ!ファイア!

 斬!!

 お!いい感じ!


 ランスも効いてる?

 あぁでも再生早いな!


「ぐっ!」


「ジーク!」


「大丈夫だ!!」


 こんにゃろー!

 ”ファイアランス”!

 狙え!首を!たった9本だ!


「ジーク離れて!」


 ”ファイアランス”!×9!

 1本外した!


 うねる首を避け、迫る牙を折る!


「この首!何で絡まないの!」


「まったくだ!」


 ギャアアアアアアアアアアア!!


 お?

「1回弱点に当たった!かも!よっ!」


 ザシュッ!

 ”ファイアランス”!


「まぐれでも!当たると!嬉しいなー!!」


 ザンッ!


 ジークもファイアランスと斬撃で応戦してるが、再生アホみたいに早いんだよ!

 でも休んでる暇はない!!

 くぁー!時間ばかり過ぎる!!


 もっと高火力のはないのか!?

 識庫さん!

 *プロミネンスが最高火力です。範囲は任意で決められます。


 細くも広くも出来るの?

 ならば!


「ジーク!ちょっと引いて!」


 ”プロミネンス”!

 ドゥン!


 ギャアアアアアアアアアアア!!!


 げ!


「は!?」


 頭3つ吹っ飛んだけど!?


 ”プロミネンス”ダブル!

 ドゥン!ドゥン!

 首1本外した!


 シャアアアアア!!!


「はぁ!?」


「ジーク!ラスト斬って!!」


「あ、応!」

 ザシュッ!!


「……っと、はぁぁ!?何だそれ!?」


 身体も斬っとく!


「はっ!」


 斬っ!!


 ふぃ〜……

「勝ったー!やったー!」

 ひゃっほーーーい!!


「……シャルル、相変わらず規格外だ」


「わたしもびっくり」


 あははははは!


「ありがとう。勝ったな!」


「うん!」


 収納収納っと!


「休もう〜!さすがに疲れた!」


「よし!」


 ひゃっ!

「抱っこじゃなくても!!」


「抱っこ不足なの!!」


 あははははは!





 ◇◇◇


 セーフティエリアでホッと一息。


「伝説級に勝てたのはシャルルのお陰だなー」


「まさか自分でもアレが出るとは思わなかった」


「えっ!?使えるの知ってたんじゃなかったの!?」


「実はぶっつけ本番でした」


「……マジか。流石シャルルだ」


「お腹空いた!お昼、は過ぎてるから、何だっけ。ブランチじゃなくブディナー」


 ぶはっ!!

「何だそれ」


「あ、違った、アーリーディナーだった。恥ずかしい!」


「その言い方も初めて聞いた!」


 はっ!そうか!

 わらごまだ!!

 あははのはー!


「とりあえずメシにしようか。俺も腹減った!」


「健やかな成長の為に!」


 よしよし

「シャルルは可愛いな」


「えへへ!食べるよ!」


 鍋ごとスープ、鍋ごとごはん、鍋ごと筑前煮、鍋ごとオークの角煮、鍋ごとカウカウタンの煮込み!今まで出せなかったからね!

 鍋ごとどんどん出すよ!


「お好きなだけ召し上がれ!」





この後19:00に閑話があります。

読まなくても本編に影響ありません。

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新連載始めました! この世界の片隅で。〜新しい人生楽しみます!〜もよろしくお願いします♪
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