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ダンジョンアタック。〜その6 中層階2〜

 翌日、また2の鐘位で出発!


「ここから3つ先のセーフティエリアまではアンデッドだ。火魔法か浄化、もしくは頭を潰す。いいな?」


 浄化?


「はい!浄化得意です!」

 右手をピンッ!と上に上げて申告。


「あ!俺も!あの、少しですが浄化出来ます!」


 と、オルゲンさん。


「なら先行でシャルルとオルゲン、タンクは」


「いえ、エアハルトさんはずっと先行でしたし、わたし行きます」


 浄化だけなら行けるはず!


「……大丈夫か?」


「任せて!」

 ぐっと握った手を胸に。


 ”ぐはっ!””可愛すぎ!!””妖精たんんんんん♡”


 変なのが聞こえたけど無視だ。


「よし、ならシャルルが先行、オルゲン補助、いいな?」


「「応!」」





 ◇◇◇


「わー!臭っさ!鼻もげる!」


「シャルルさん大丈夫ですか?」


「大丈夫!」


 入口から見えた景色は廃墟のような場所。

 どんだけの広さなのかマップで確認すると、おお、かなりの広範囲。

 気配探知で数も確認。うん、いっぱいいる。

 とりあえず進む方向へと、

 ”レンジ・ピュリフィケーション”!

 広範囲浄化魔法ぶっ放した。


 ザザァ……!と崩れる音。


「なっ……!!!」


 あっ、やり過ぎた?

 魔核や魔石がキラキラ〜。

 空気まで爽やか〜!


「「「「「「「は?」」」」」」」


 えへ。

 えっとえっと、そうだ!

 リムーブで魔核と魔石を指定して、ズザザっ!と集めて、袋に入れて、


「はい!お土産!」


 拾えないと勿体ないもんね!


「「「「「「ねーわ!!!」」」」」」


 え?


「シャルル、その、うん、まぁ、ありがとうな」

 よしよし


「ダメだった?」


「ダメじゃないよ。ただみんなびっくりしてるだけだ」

 はははっ


「惚けてないで次行くぞ!」


「え、あ、はい!」





 ◇◇◇


 そこからアンデッドの階はシャルルの独壇場。

 サッサとセーフティエリアを3つ走り抜け、後方ポーターが、


「アンデッド居ないし空気が爽やかなんですけどっ!?」


 と、驚かれ、魔核と魔石の袋を渡したら、


「「「「「はぁ!?」」」」」


 と、また驚いていた。

 てへ。


 時間にして、まだ5の鐘辺りなので、お昼ごはん食べて、もう1つ先まで行く事になった。


「すげぇ高速移動すっね!」


「オルゲン!お前もアレ使えねぇの!?」


「どんだけ魔力使えばいいと思ってんの!?シャルルさん凄すぎなんす!俺尊敬するっす!」


 と、キラッキラな目で見られて居た堪れない。

 にっこりと笑っておく。


 ビシッ!!


 うぇ!固まった!って、考えたら、この”にっこり”がダメなのか!?

 美少女(シャルル)だからか!そうなのか!?

 にっこり危険。


「いい加減慣れろ」

 はははっ


「よし、ではもう1つ先まで行くが、中層階最後までは後4つ。ここからは今までとは違うからな、気を引き締めろ」


「「「「「「応!」」」」」」


 次のエリアからは、5人組は未到着。

 アレクさんも4回目だそうだ。

 ジークは7回目。

 けが人が多く出るので、中々進めないらしい。


 出現魔獣は、飛ぶ魔獣。

 飛ぶ?


「空を飛ぶ魔獣が多く出るので、まずはファビアンとハンス、シャルルと俺が落とす事に専念。その後ヘイトからギュンター、アレクだな。魔法も使ってくるから、シールドや結界を怠るな」


「落とすのは、どんな魔法でも大丈夫?」


「何でも大丈夫だけど、魔法抵抗高いのも居るからな。あぁ、燃え盛る魔獣が落ちてくるのは困るかな」

 はははっ


 ふむふむ。

 なら火魔法は避けて、飛んでるから風は相殺されそうかな?

 ランス系?……あっ!いいのあった!


「了解!」




 ◇◇◇


 おお!人型っぽいのに飛んでる!顔が鷲みたい。


「フレスベルグだ。死者を飲み込むと言われている。足の爪が厄介だな。魔法抵抗もそこそこ強い」


 ふむふむ。


「あの1匹落としてみていい?」


「いいよ。みんなも準備いいか?」


「行けるっすよ!」


「よし」


 サムズアップ!

 からのー

 ”アイスプリクルディテイン”!


 バサッ!

 ギ!!”ウォーターボール”

 ジタバタジタバタ!


「……」


「トドメ!」


「あ!あぁ」


 ドシュ!


「何、今の」


「え?氷の鉄条網?あ、鉄じゃないから氷条網?」


 ぽかーん。

 え?わたしもぽかーんを見てぽかーん。


「宮廷魔術師団長思い出したわ」


 と、アレクさん。

 えっ!?これ何に使うの!?


「あー、賊捕縛の時な」

 はははっ


「ほら!惚けてないでどんどん行くぞ!」


「「あ、はい!」」


 羽を攻撃してどんどん落とす!

 落としたらエアハルトさんのヘイトで引き付けて斬る!

 わたしは遊撃のまま氷条網で落として斬る!

 途中、アレクさんが爪でケガしたけど、ポーションで治してた。

 エアハルトさんの回復はオルゲンさんが頑張ってる。

 中々進めないけど、これでも早い方なんだって。


 後方ポーターが来たみたい。

 どんどん拾って、時に仕留めきれなかった魔獣のトドメを刺してた。





 ◇◇◇


 セーフティエリアに入って深呼吸。


「早いっすね!ポーターも必死っすよ!解体屋もダンジョン前まで大勢来てて、そっちの方が戦場ぽいっす!」

 ははは!


 と、Aランクポーターさんが言う。


「中層階攻略まで、あと3つ。それまでは頑張って貰わんとな」

 はははっ


 ジークが言う。あと3つ。

 その後はどうなるか分からないけど……。

 負ける気はないっ!

 ふんすっ!





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