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いざ!王都へ!

 昨夜、今日の事を考えて、眠れないかもと思ってたけど、ベットに入ったら、おやすみ3秒だったわ。


 おはようございます。


 いつものように1の鐘で目覚めて、朝のルーティンをこなした後、現在ドレッサー前で悩みちぅです。


 15歳常識情報によりますと、軽くお化粧するのが常識とありますが、バッチリメイクじゃない事が悩みどころです。

 生前のわたしは、きっと大人だったと思うんですよ。

 15歳のメイクなんてした事ないんです。

 しかもこの子、そのままで美少女なんです。

 メイクで隠す所なんてないんですけど。


 むむむっ。

 とりあえずファンデはいらんな。

 シミもシワのないし。

 銀髪の眉やまつ毛はどうしたら……。


 色素が薄いので、色味を濃く際立たせる方向で行きましょうか。


 光加減で薄紫になる銀髪だから、眉もまつ毛も、その色で描くことにしよう。


 幸いドレッサーには色んな色がある。


 ササッと描いて、唇はそのままで薔薇色なのでツヤ出しのみ。

 魔法で定着したら、化粧崩れもなし!

 食べてもリップさえ落ちないとは、素晴らしい。


 うん、見れば見るほどかわいい。

 これが自分とは、未だに信じられん。

 だいたい鏡見るまで、この顔だったと忘れるもんね。


 あ、水筒とサンドイッチ持って行こ。

 おやつのクッキーも。

 いやほら念の為?



 ぃよっし!!

 では!いざ行かん!目的地は王都サンディア!


 ◇◇◇


 王都へと繋がるドアを、がちゃりと開ける。

 そーーーーっと顔を出してみたら……


 どこかの部屋。


 は!?

 え!?

 んぐ!?


 すわっと頭に流れる情報。

 この感覚、初日のアレと同じやつ!!!

 もっと軽いけど!!!



 えーっと、結界の外に出たら流す情報だったと。

 ドアを出たら、知らない場所だと困るだろうから、ここは王都のわたしの家だと。

 ここを拠点に、北の地ウルディア、西の地ガラディア、東の地ホルディアと行き来出来ると。

 それぞれに拠点はあるので安心してね〜と。

 なんつーか、うん、はははっ

 乾いた笑いしか出ないわ。



 それと同時に、ひとつの魔法がインプットされた。

 なんとスマホ!スマホと言うよりあい〇っど。

 いや、正確にはデンタツ。伝達?

 ネーミングセンスどこ!!!あはははは!


 所謂スマホのようなものなんだけど、筐体(きょうたい)はない。

 魔法なので、ホログラム?みたいになる。

 30×25cm大のホログラムが前面に出る。

 人に見せるようにも隠すようにも出来るし、サイズ調整も可能。通話も声に出しても念話?にも出来る。

 通話時立体ホログラムのように、相手側の顔や所在地が映し出される。ON/OFF可能。


 透けてるようでも、画面は自分側からしか見えない。

 相手側からは、自分の表情は見えてしまうので、デンタツで隠すことは出来ない。


 相手を登録する場合は、相手の魔力を登録する。

 通話を感知した時は、頭の中で音がする。ON/OFF可能。


 この国の放送局?のような所から、様々なコンテンツが放送されるし、欲しい情報を探す事も出来る。

 etc

 ちなみに聖域の家では使えないらしい。

 何故かと言うと、情報や電話を取り入れる時に、他人の魔力の影響があるので、結界でシャットダウンされるんだって。

 ふぅん。


 てゆーか!娯楽あるじゃん!!15歳常識になんでないの!?

 えーっと、この魔法は購入する事で使えるようになる。

 かなり高額なので15歳で持ってる人は極僅かな為、常識にはならない。


 ……。

 いやさぁ……持ってなくとも知ってたりするんじゃないのぉ?

 なーんかこの15歳常識情報、アテにならないような気がしてきたよ……。



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