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お土産と招待状。

 王都に、食材とか飲み物とかポーションの素材を少し運んだ。

 食材は王都でも買えるけど、ちょっと珍しいと思われるフルーツ多めに。

 裁縫に使う生地は、ちょっと見られたらマズイ素材を使ってる事が判明したから持ってこなかった。

 前も見たがアラクネの魔糸やら、フラウ蝶の綿とか、ドラゴンスキン、これはローブになった。

 いやそれあかんやつ。だから、物理的な攻撃は刺さらないってヘルベスさん言ってたのね。

 ちゃんと見ないとねー。ってこれ何度目?


 あ、ヘルベスさんに行く事デンタツしとこ。


 ”デンタツ”

 ”今日の午後、5の鐘の後に完了の手続きをしにギルドに行きます。受付で大丈夫ですよね?

 あと、魔獣の買取もカルロスさんにお願いしようと思ってます。シャルル・エイプリル”


 チリン

 ”大丈夫だが、俺も居るので声を掛けてくれ。魔獣は俺も確認する。シャルルは前科持ちだからな。マイク・ヘルベス”


 うへぇ。前科持ちってなによー!

 ぷんすこ!


 では先にガルボさんの所へ行くか!





 ◇◇◇


「こんにちはー!」


「おう!お帰り!こっちは出来てんぞ!」


「ありがとうございます!」


「旅は楽しかったか?」


「はい!仕事でウルディアと、観光でモーリェに行ってきました!これお土産です」


「お!モーリェの地酒!懐かしい!海鮮セットも酒のアテになるな!ありがとうよ!」


 暫しモーリェの話をしてると、


「何だと!?ピクシーに初っ端で会えた!?」


「はい!すごく可愛いかったです!ほっぺにキスもしてくれたんですよ!」


「は?ピクシーが?キス?ほっぺに?え?初っ端で会えただけでも貴重なのに、キス!?はぁ!?」


 すんごいびっくりしとーる。


「会えるのは珍しいとは聞いたけど、そんなに??」


「俺だってSランクの時に何度か行ったが、会ったのは1回だけだぞ!?しかも遠巻きに”居るな”って分かるくらいだ!ヤツらちっさいから隠れると、ホントに分からんからなー」


 ほぇーまじかー。


「シャルルは気に入られたんだな、ピクシー臆病だからな、姿を見せても安心だって思われたんだろうよ」


「ジークも居たのに、きっと好奇心旺盛な子だったのね」

 くすくすっ


「あ、そのジークって保護区に入れるんだから、ジークフリード・フランシアだよな?現Sランカー」


「そうですよ」


「へぇぇぇ、アイツがねぇ」


「あ、ガルボさん元Sランカーって聞きました!凄いですねー!だからジークとも知り合いなの?」


「まぁ新旧で少し交流がある位だけどなー」


「なら良かった、今度ウチで軽くパーティするので、よかったら是非!」


 と、カードを渡す。


「うん?フェスタリオスか、最終日な、OKここで返事書くわ」


「お酒は持参でお願いしますね?飲むでしょ」

 くすくすっ


「他に誰が来るのか聞いてもいいか?」


「ハンターのギルマスサブマスと、商業のギルマスサブマス、服飾ギルマスのマリアーナさんとー、後はジークですね」


 がはははは!

「錚々たる顔ぶれだな!分かった、いい酒持ってくわ!」


「飲みすぎ注意ですよー!」


「そのメンツならみんな白蛇並だよ」


 えーとえーと、知識庫、大酒飲みか!!


「おつまみ系も作らないとですね、分かりました!」


「シャルルが作るのか?」


「簡単なものですけどね、なので食事はしないで来てくださいね!」


「おう!楽しみにしてる!この間の菓子も美味かったわー、あれなら金出して買うな」


 ふふっ

「また型をお願いしたら、作って来ますよ!今日はこの後ヘルベスさんの所に行くので、注文は次回お願いしますね!」


「おう!じゃあ祭りでなー!」


「はい、ではまた!」


 お金は置き逃げ!スタコラサッサー!



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