仕事始めと招待状。
おはようのちゅーとぎゅーは、もう定番。
「ああ仕事したくねぇなぁ」
ふふっ
「元気の出る朝ごはん作るから、がんばって!」
「うー、じゃあ頑張る。だからシャルルからちゅーして」
うぇ!?
「ほら、ぎゅーは俺がするから」
はわわわわ!わー、ちゅ
「よし!」
「うわ!抱っこなの!?」
「下までなー」
「抱っこするの好きだよね?」
「抱き心地がいいんだよ」
「言い方!!」
朝ごはんは、本当なら久しぶりに和食を食べたいが、ジークにはまだ出してないので、ピザトーストとビシソワーズ、モーリェで買った白身のお魚のソテーとグリーンサラダ。100%ジュースはオレンジ。
「このパン!え、パン!?パンなのに四角い!チーズ乗ってて、ソースはルビシュ(トマト)?スープも冷たいのは初めてだ!夏にいいね!うっま!!」
「いやーホント食べさせがいがあるわ。おかわりあるからねー」
ピザソースは作り置きあるし、ビシソワーズも意外と簡単。
手の込んだものは何もないのだ。
「ホントに元気出た!カフェル淹れてあげたいけど、勝手を知らないから、また今度な」
「今日は、わたしのカフェルで我慢してね」
くすくすっ
「何気にシャルルのカフェル初めてだな」
「いつもジークの担当だったからね。でもジークの淹れたカフェルの方が美味しいや」
「今度はネルドリップじゃないのを淹れるな」
「楽しみにしてる」
「しばらく会えないかもしれないからデンタツする」
「うん、でも作業してる時は切ってるから、出なかったらメッセージ入れておいてね。わたしもそうする」
「分かった」
頭のてっぺんに、おでこに、まぶたに、こめかみに、ほっぺに、鼻の頭に、くちびるに、キスの雨。
涙も全部吸い取って。
「行ってくるな」
「……うん、行ってらっしゃい」
門まで見送り、見えなくなるまで手を振り、しばしの別れ。
あぁ、行っちゃった。
そうか、わたしって寂しがり屋だったのか。
そう言えば生前、人に囲まれてた気がする。
だからなのかなー、人恋しかったのかな。
「うわああああああん」
やっぱり色々不安だったんだなぁと実感した。
中身は大人なはずなのに、身体に精神が引っ張られてるのか、子供か!って程、声を上げて泣いた。
えぐえぐ泣いた。しゃくりあげた。
最後に、大きくため息をついて、ヒール&クリーン。
切り替え!!よし!!
今日はヘルベスさんの所に行って、完了報告!
サラナさんにクリームチーズ渡して探してもらう!
ガルボさんの所で型を受け取るから、先にカード書いて渡そう。
確か聖域のデスクに魔法カードあったはず。
返信付きなので、後からでも返事が貰える。
そう言えば、お祭りお祭りって言うけど、お祭りの名前はないのか?
知識庫ちらり。
フェスタリオス?ほう。
よし、聖域で書いてこよう。
”フェスタリオス・パーティのお誘い
二つ星の月のフェスタリオスの最終日
シャルルの家で魔法花の鑑賞をしながら
ささやかなパーティをします。
ご一緒にいかがですか?時間は6の鐘位から。
特別な物はありませんが、軽くお食事を用意します。
ご都合が合えば、是非ご参加下さい。
尚、今月末までにお返事をお願いします。
追伸:シャルルはまだお酒が飲めません!
お酒の用意はありませんので、飲みたい方は持参して下さい。
シャルル・エイプリル 2区上の2”
と、人数分よし。
ジークに出したら、どこに届くんだろう?
ヘルベスさんに聞いてみよう。
さて!行くか!




