魔女の普通の昼
街につきました。
パスタが売っていそうな店はどこでしょう。
あぁ、ありました。
古いような、新しいような店でした。
雰囲気は古い感じで、建物はそんなに古い感じじゃ、ありません。
入るとしましょう。
カラーン。
いいにおいです。スープのにおいでしょうか。
「あのー。すみませーん。
パスタありますか。」
「あるけどよ。
ミートソースしかないぞ。」
「ほら、お客さんにそんな態度とらないの。」
お姉さんが言います。
「じゃあ、それでお願いします。」
しばらく待つと、パスタがきました。
「ありがとうございます。
不思議な雰囲気なお店ですね。
こう、古いような、新しいような。そんな気がします。」
「ありがとうございます。
こういう古い感じの雰囲気をめざしたんです。」
さて、実食といきますか。
美味しいです。
もちもちとした麺みたいです。
ソースはとてもいい色です。
それにしてもとても美味しいです。
このあとも静かに黙々とたべてました。
「ありがとうございました。
また来てください!」
帰りましょう。昔は図書館で数時間読書や調べ物をしていたんですがほぼ読んでしまいました。
と、いうことで、研究!調合!
研究対象は、魔道具と空間・時間などの未発達な魔法です。
調合の材料は、朝採ってきた薬草たちです。
あと、その他色々です。
うきうきして帰って参りました。
本当に楽しみです。
まずは調合します。比較的楽ですから。本当に。
はじめます。
薬草をゴリゴリします。
ドロドロになるまでやります。
それから、魔力を加えます。それから、数十分冷やします。
完成です。いや〜とっても簡単ですね。
魔力が少ない方は時間がかかるようですが。
少ない方はとりあえず圧縮しましょう。絶対増えますよ。
さて、次は研究です。
今日は魔道具を研究するとしましょう。
すみません。部屋から出てってもらえますか。集中できないので。すみません。本当にすみません。
バッターン!
〜1時間後〜
あぁ。だめでした。全然だめでした。こんなに魔道具の研究が難しいとは。
折れそうです。ボキボキボキッと。何にも進まなかったんですよ。大丈夫でしょうか。
まぁ、明日頑張りましょう。
さて、読書をします。
こういう時は読書が1番なのです。物語を読みます。
地下の書庫で私は読んでます。涼しいので。
えーっと。なになに。
今日読むのは魔導士を目指す少年の物語みたいです。
魔力の操作からはじまってます。あらら、魔力暴走してます。
私もこんな時期ありましたね。懐かしいです。
次の話では…魔力を操作できるようになってますね。
この子、成長がめちゃくちゃ早いです。びっくりです。
いいですねぇ。魔道具の研究もこんな風にサクサクいったら良かったらいいのに。
ハァーーー、、、。
あ、研究のこと忘れるために読書してるのに何考えているのでしょう。
お、炎の魔法と水の魔法使えるようになってます。
お母様とお父様に魔法の才能認めてもらったようですね。
魔術学院に入るようです。
この子、平民ですから心配です。
入学式むかえてます。寮で生活するんですね。憧れます。
想像通り、いじめられてます。
でも、実力でなんとかしたみたいです。
そして、尊敬の眼差しで見つめられてます。
明るい子ですね。いいですね。
読み終わりました。なかなかおもしろかったです。2巻と3巻あたりを買いましょう。
それにしても、学校ですかぁ〜。
私は学校には行ったことありません。ずーっとお師匠様の家に住んでいたので。
違いはあまりないと思います。
習うことのレベル、友達ができるか、できないか、ぐらいだと思います。
私は友達とよべる友達はいません。
お師匠様の弟子達ぐらいです。知人、というレベルでしょう。
そういえば、あの人、どうしてるんでしょう。
元気ならどうでもいいんですが。
アイツ、うるさいんで。
ボソボソしてる人もいました。双子でしたね。
どっちか、そろそろ来るんでしょう。
ま、どうでもいいですけど。
あ、やば。夜ご飯作らなきゃいけません。
なんか作ってありましたっけ。
…! なんにも作ってません。
急いで作らなきゃいけません。
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