魔女の普通の朝
ふわぁ〜。
おはようございます。
私はいつも大体同じ時間に起きます。
ものすごく眠いです。
体を起こすため、顔を洗う事から始まります。
冷たいですね。そして、とても不思議です。
何年も続けているのに全く慣れていないんですから。
顔を洗った後は着替えます。
ちなみに今日はローブ。
今日『は』と言うより今日『も』ですね。ほぼ毎日ローブ着てるので。
次は、朝ごはんを作ります。
ごはんを炊いて、味噌汁を作り、魚を焼き……。
なんだこの料理って思いませんでしたか?
これは私が旅をしている時に発見したものです。
理想的な栄養バランスだったので、朝ごはんに取り入れました。
旅の目的は、魔法の技術を探したり、薬品の材料を探したりすることだったんですが……。
おっと。
今はこれくらいにしておきましょう。
そして、食べましょう。
「いただきます。」
やっぱり美味しいです。毎日同じような朝ごはんなのにおかしいですね。
今日の朝ごはんの内容はごはん、味噌汁(豚汁)、卵焼き、焼き魚です。
「ごちそうさまでした。」
食器をキッチンに持っていって魔法で洗います。
すぐに洗い終わります。
この魔法を教わる前は手が荒れていました。
この魔法、すぐに終わるんですよ。便利です。
その次は掃除です。
これも食器を洗うのと同じで、すぐに終わります。
お師匠様に教えていただきました。
偉大な方なんですよ。
はい、もう終わりました。
「キィ! キィ!」
嘘です。絶対に嘘です。
もう起きてしまったんですか。
あの子達の世話を始めないと。
はい。2階につきました。
ここは動物、植物を育てているところです。
私は色々使っていますね。
薬品の材料、研究。そのくらいです。癒しっていうのもありますね。
ここからは肉体労働です。
魔法でやるとストレス溜まるのでしょうがないです。
かわいいですから。
えさやり。片付け。水やり。
「キィ! キィ!」
という声がうるさかったですが、なんとかやり終えました。
かわいいからいいですけどね。
疲れました。休みます。
疲れもとれました。
森でも行きますか。
薬草を採りに行くのです。
私も育てていますけれど、質が落ちてしまいます。
なので、採りに行くのが1番なのです。
じゃ、行きますか。
つきました。
あっ。
珍しいやつがあります。
おぉ。
質がとてもいいものが。
他にもたくさんあります。
たくさん採れました。
帰って調合するのが楽しみです。
あら?
りすがいます。あれはリリーでしょうか。
しっぽが少し赤色なのが特徴です。
走ってきました。なぜでしょう?
そして、つついてきました。本当に謎です。
あ、なるほど。修行をつけてほしいみたいです。
「じゃ、私と戦いましょう。」
リリーは首をフルフルとふります。
「変更はしませんよ。そろそろいい頃合いだと思いまして。水魔法しか使いませんし。
それにあなたが修行をつけてほしいと言ったのでしょう?」
このあたりだと森が燃えつくされてしまうので移動します。
りりーがなかなか来なかったのでひきづってきました。
「はじめます。どうぞ。」
炎の球をいくつも打ってきました。
でも、とっても遅いです。
よけるのは簡単ですけれど、せっかくなので消火します。
消火。消火。消火。
「今度は私の番ですよね。」
私も水の球を打ちます。
倍のスピードで。10倍ぐらいでしょうか。
あ、やりすぎてしまいました。
ほとんどがリリーに当たってしまいました。
そして、パッタンと。
日影にリリーを移動して。
このへん、あんまり木がなかったのですが。
急いで移動して回復魔法かけました。
そして、目が覚めると、
「戦うのはもう勘弁!」
って感じで逃げていきました。
もう終わってしまいましたか。
お腹がすいてしまいました。
街に行きますか。
なんだか楽しみです。
パスタが食べたいです。
どこにしましょう。
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