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夢の中へ  作者: 闇からの一撃
2/3

覚醒

23層目

さっきの酔いは、残ってないな。

ここはどこだろう?ちょっと次の層には行けそうにないな。


オレはいつの頃からか、夢を層で数えるようになっていた。

で、いま何層目にいるかをつねに意識するようにしてる。なぜかって、あまり深い層に入っちゃうと起きようとした時にどれが現実かわからなくなる時があるから。


初めて10層目くらいに到達した時に、起きたつもりで生活を送っていたら、まだ一層目の夢の中で現実世界で遅刻しそうになったことがあった。あれ以来、最後に自分がいた層から一層づつ目を覚まして、数えながら最後まで起きるようにしている。

間違えてどっかの層で止まっちゃったら、悲惨だもんな。ん?そうでもないのか?


ま、いいや。とりあえず、23層目でみてる夢は白く、明るく、ただただ広い世界。いままでの経験上、これがでてきた時はもうこれ以上は進めない。というか眠れる気がしない。あと、黒い世界の時も。


白くて明るいのは、多分、朝が近いから。仕方がないから起きる方に意識を切り替える。


……お、やっと起きたか。今日はもう帰るぞ。すみません、お会計お願いします。」

……さ、着いたわよ。起きなさい、二人とも。」「うーん…」

……キーンコーンカーンコーン ん、時間じゃな。じゃ今日はここまで。」

………ふん、24階か。まだ、大丈夫だろうが、少し警戒しておけ。」

「ハッ

「ハッ

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