表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

『 ツンデレの森 』

作者: 熊亀

広い広い森の中を探し回り、ようやく彼女を見つけた。

木の世話をしていたらしい。


「久しぶりだね。この森、また広がったんじゃない?」


気さくに話しかけてみたけれど、こっちを見た彼女の顔は凄く嫌な表情で。

まるで腐りきった生ゴミを見るような、嫌悪感と蔑みの気持ちがひしひしと伝わってくる。


「話しかけないで。気持ち悪い。今すぐ消えて。この世からもあの世からも」


僕らは恋人な筈だ。

たぶん、きっと、確か、そうだったと思う。


「……」


彼女はツンデレだ。

たぶん、きっと、いや絶対にそうだと思う。


そうじゃなかったら、たかが観光地のお土産のすぐに飽きられて枯らされてしまうような樹木栽培キットを、ここまで堪能してくれる訳がない。


「聞こえなかった?さっさと消滅して。この××野郎」


デレの森は今日も少しずつ広がっていって、彼女のツンは今日も少しずつ鋭さを増していく。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ