革命第5話
亀更新&短文すみません(;>_<;)
何だかんだでお気に入りいただきました!!
ありがとうございます!!
これからも頑張るので温かい目で見守って頂けると嬉しいです(≧∇≦)
「で、これからなんだけどお兄ちゃんとお姉ちゃんどっちで呼ばれたい?」
心晴がにやにや笑いながら俺に質問してくる。
「そんなの決まってんだろ?お兄ちゃんで呼べよ」
「なら私はダーリンって呼ぶね!!」
「お前は黙って消えろ!!」
早くも復活した魅月が俺に抱きつこうとしたところにたまたま俺の拳が直撃した。
ダイレクトに拳が顔に当たると魅月はまた床にのびてしまった。
いい気味だと言いたいがなんだか少し可哀想だなんて思ってしまった俺の頭が毒に侵されて可哀想だ。
「それでもう1つ気になってるのはどうして魅月と別々に暮らしてるの?」
「実はだな、昔、魅月に『私、女の子になったから貴方の気持ちいいところが全部わかるのよ』とか言いながら襲われてからトラウマで親に親戚のここに住ましてもらったって訳だ。」
俺はかなり大真面目に言ったのに「なにそれ」と心晴に笑いながら返され、複雑な心境になった。
心晴が俺と実の兄妹でないことを当たり前に受け止めるなんて思わなかったのに。
「でも私は拒否られるのが嬉しいし気持ちいいし何より飛鳥のことを愛してるからねっ!!」
魂が戻って来たのか口からふいていた泡を袖で拭いた魅月が俺に抱きついてきた。
そのまま死んでくれたらいい雰囲気で暮らせるのにな~
ちなみに飛鳥は俺の名前だ。
一応男子でも通じる名前にしてくれたのはありがたい。
「とりあえずもう一度逝くか?」
さっきからいい感じをことごとく潰してくれた魅月にお礼をしたいんだけどいいよな?
「本当にごめんなさい。いや、ありがとうございました!!」
もう一度俺の手によって蜂に刺されたみたいな顔になった魅月が意味不明なことを言い出したため俺はため息をついた。
「でお願いなんですが親に家を追い出されたので今日泊めてください!!」
土下座をしながらはあはあする魅月を見て俺と心晴は目を合わせた。
どうやら返事はきまったようだ。
俺らは声を合わせて、
「どうぞ?お庭が空いてます」
といい家から魅月を追い出した。
「さてと、お兄ちゃんは私と合体出来ないのはわかったからは一緒にお風呂はいろうね♪」
「はぁ!?嫌に決まってんじゃん。俺は体は女頭脳は男なんだよ!!」
「そんな理屈はいいから速く行こ!!もう汗だくだよ~」
「いや、ちょっ!!やめろぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
俺は心晴の力技によってお風呂連行された。