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白鳥が空を駆けるとき

作者:カイ・華月
むかーしむかし、とある国の片隅に、一輪の花のような娘が生まれました。
娘は音楽と書物に囲まれ、裕福に過ごしていました。
けれどある日、空が曇り、教団の声が響きました。
「このファミリーは神に背いた」と.....
娘の家族は鎖につながれ、人々の前に立たされました。

教団は娘の家族を投獄し、馬車馬のように働かせました。

唯一、娘は教団の手から逃げ延びました。

娘はリョートを抱き、歩きました。
家を捨て、名を捨て、故郷も捨て....

そんな娘は、今では吟遊詩人として...世界を渡り歩き、歌を歌います。

「逃げるしかなかったあの子」の歌を

今でもなお、教団の追手から逃げながら

彼女の歌を聞いた人々は涙し、時には歓喜し...

やがてその歌は人から人へと流れ、そして街から街へと....
やがて一つの物語となっていくのです。

今回はそんな少女の物語を聞いてください
第一章 とある吟遊詩人のお話
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