双子ちゃんのステータス そのに そしてもう1人
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
ストックなしで投稿しておりますので、時折投稿ペースが離れるかもしれませんが話は書いてますので・・。
--双子--
私たちの名前はないと思ってたら、ギルドでギルドカードを作ったところあった。
女の子の私がイブ。
男の子の僕がノア。
ステータスっていう、私たちの情報も双子だからなのか共通して共有してる部分が多いみたい。
(じゃあ次は、ノアの番だね。)
(だね。イブと同じだったところは飛ばしていいよね?)
(そうだね。)
名前:ノア・???
ランク:F
性別:♂
年齢:6
種族:双子
身分:捨て子、迷子
職業:木刀マイスター
属性:木刀
体力:E
魔力:E-
攻撃:D+
防御:D+
俊敏:E
練度:C-
攻撃1:【木刀】【飛刀】【魔刃】
攻撃2:【存在感知】
特性1:【腕力強化】【斬撃強化】【打撃強化】【突貫強化】【猫の体】
補助1:【猫の山勘】【猫の気まぐれ】【猫の肉球】【野生の勘】【虫の知らせ】
自動1:【双子共有】【双子の呪い】【神童】
自動2:【夜目】【鉄の胃袋】【技巧】
衣類:飛脚のジャンプブーツ
武器:魔剣(木刀)
装飾:防魔の付け袖
加護
双子神の寵愛、刀神の親愛
称号
絶望を知る者、ドラゴンにお裾分けしてもらった者
職業:木刀マイスター
木刀限定で、世界中で右に出る者はおらず、たとえ相手が金属製の刀や剣だったとしても負けない。
木刀を扱う範疇であればどんな技術も技も想像力と練度次第で再現することが出来る。
属性:木刀
木刀を扱うことに長けている。
木刀を扱う再限定で刀術の練度は高まりやすく、技術も習得しやすい。
木刀を扱う際に使用する肉体も強化されやすく、体の動かし方も最適化しやすい。
攻撃1:【木刀】
木刀をメインとした刀術
木刀を使用するとき限定で刀術の習得率が高く、練度が上がりやすくなる。
【飛刀】
斬撃等の衝撃波を飛ばすことが出来る。
斬撃を刃として飛ばすか、槍のように貫通特化するか、扇状に自信を中心とした広範囲に飛ばすかはイメージ次第。
【魔刃】
刀に魔力を纏わせることで鈍器を利器にすることが出来る。
刃の切れの良さは、魔力を込めた量と、練度に左右される。
特性1:【腕力強化】
腕に魔力を集めることで腕力を一時的に強化する。
素の筋力と、魔力量と練度に左右される。
【斬撃強化】
魔力を継ぎ足すことで斬撃の切れを強化する。
想像力と、技術力に左右される。
【打撃強化】
魔力を継ぎ足すことで打撃の威力を強化する。
想像力と、腕力に左右される。
【突貫強化】
魔力を継ぎ足すことで貫通力を強化する。
想像力と、技術力に左右される。
【猫の体】
猫のようにしなやかな動きと、常人の倍以上の瞬発力と跳躍力を持つ。
バランス感覚も抜群で、主にスピード関係と柔軟さ関連が強化されやすい。
お昼寝することで常人の5倍の速度で疲れやケガを治す。
武器:魔剣(木刀)
一見ただの黒い木刀だが、れっきとした魔剣
効果は、不壊であること。
そして、打撃攻撃が通常の5倍の威力を発揮する。
魔力を纏わせると、威力が上乗せで2倍になる。
木刀を扱う際に必要な技術と身体能力が向上しやすい。
加護
刀神の親愛
刀をつかさどる神に気に入られている証
刀関係の武器を使用していると、刀関係の技の威力が5倍になる。
刀を扱う関係の技やスキルを習得しやすく、練度を高めやすくする。
(僕のは、木刀を使うことにとがってる?)
(ぽい。木刀使えば他の金属の武器よりも強いみたい。)
(後は、刀術?刀を扱う技とかを頑張って覚えたらそのほうが強いみたい)
(私より技を覚える量が多そうだね)
(イブのは、想像力が大事みたいだから色々考えるのが増えそうだね)
(そこは、いっぱい覚えた技でノアが私を守って)
(その間でイブが思いついて攻撃だね)
((コクリ))
「ほんとに木刀に特化してるのね・・。こっちはこっちで、刀術全般を覚えたほうがよさそうね。・・にしても君たち、まさかの魔剣所持者だったのね」
((コクリ))
一応魔剣ってやつについて色々教えてもらったけど、使える人を選ぶ特殊な武器で選ばれなかった人が無理やり触ろうとするとひどい目に合うって感じらしい。
だから、私のを僕が触れないし、
僕のを私が触れないようだ。
そこは、双子同士の共有は作動しないみたい。
「まぁ、いいわ。道中偶然手に入った感じでしょうし、見た目がそれだし、君たちは口は堅そうだからそれは魔剣だって言いふらさないほうがいいわ。周りがうるさいから。他の部分もそういうのが君達はかなりあるから基本的に詳細表示しないようにね。」
((コクリ))
-私たちのも見せたから-
-お姉さんのも見せて-
「あぁ・・それもそうね。君たちも私のステータスを知っておいたほうがいざって時動きやすいでしょうし。ちょっと待って頂戴ね。」
((コクリ))
「その前に、抱きしめさせて?」
ちなみに数時間おきに似たようなセリフが飛んでくる。
-良いけど-
-構わないけど-
「ダメもとで聞いたんだけどいいの!?」
((コクリ))
ちなみに1回前に言ってきたのは、お店で評価を改める前だから、その間で認識を改めて残念美人さんと呼ばなくなってからは初めて。
「やったぁぁ!!」
と満面の笑みで私たちをそのおっきなお胸に埋めたりほおずりしたりしながら見せてくれた。
・・膝の上に私たちを乗せてしっかりおっきなお胸を私たちに押し付けるどころか乗っけてる。
手放す気は全くないらしく、ただ膝に乗せるだけでは気が済まないようだ。
まぁ、柔らかくて良い匂いがして心の奥がほわほわして・・・悪くない。
(これ・・なんていえばいいんだろうね?)
(この気持ちね・・わからないけど嫌じゃない・・)
(ね)
「君たちが持ってるスキルの説明は飛ばすわね。」
ちなみに、頭の端でこれだとどっちが保護者かわかったものじゃないなって思った。
名前:シル・イーリス
二つ名:舞踏爆弾魔、虹の公爵令嬢
ランク:S
性別:♀
年齢:20
種族:魔女(炎神の眷属)
身分:アルカンシエル国公爵令嬢
職業:爆炎使い
属性:焔、爆風
体力:A+
魔力:SSS+
攻撃:S+
防御:B-
俊敏:D+
練度:SS-
攻撃1:【棒術】【衝撃波】【爆炎】【爆風】【合気】【足技】【精密射撃】
攻撃2:【魔力強化】【感情強化】【火力強化】【衝撃強化】【突貫強化】【打撃強化】
補助1:【舞踏】【悪意察知】【魔法圧縮】
自動1:【魔力高速回復】【並列思考】【思考加速】【アナリシス】
自動2:【負荷軽減】【食欲変換】【永遠の美貌】【理想の肉体】【虹の歌声】
衣類:魔防のバトルブーツ
武器:魔の如意棒
装飾:癒しのイヤーカフ
加護
炎神の寵愛、魔神の信頼
称号
アルカンシエル国公爵家次期当主、男の天敵、爆弾魔、トロータ国ギルドの裏ボス
種族:魔女(炎神の眷属)
一応普通の人と言えば人だが、炎を司る神の眷属の為、魔法を使うのが息をするのと同格と言われる種族
魔法関係の練度が上がりやすく、魔力量が増えやすい。
職業:爆炎使い
ただの火よりも火力が高いどころか爆発力も上乗せして高い、まさに高火力の魔法を使いこなすことが出来る。
炎系統の魔法の練度が上がりやすく、通常の5倍の火力になる。
属性:焔
火よりも火力の高い炎に強い爆発力を兼ね備えた属性
細かい火力調整が難しくなる代わりに威力上昇は簡単に鍛えられる。
練度の高さに比例して威力が倍加する。
爆風
その風は嵐とも、台風とも、衝撃波とも例えられるほどの威力を誇る。
ただ風を起こすだけで衝撃波がデフォルトで一緒に発動し、火属性魔法との相性が良く同時発動させると火属性の威力が2倍となり、その際の魔力消費は30%に削減される。
攻撃1:【棒術】
棒を使用した技全般の集大成
棒術の習得率が高く、練度が上がりやすくなる。
【衝撃波】
目に見えない衝撃を魔力を消費して発動する。
消費する魔力量に比例して威力が向上する。
【爆炎】
とにかく高い火力を誇る炎属性の技で、常時衝撃波が同時に発動する。(重複あり)
練度の高さに比例して消費魔力が減り、努力次第で火力は勝手に上がる。
【爆風】
通常の風魔法と異なり、斬撃や突貫系の扱いが難しくなる代わりに打撃系の扱いが簡単。
常時衝撃波が同時発動する。(重複あり)
火属性魔法との相性が良く、同時発動時に消費魔力が半減する。
【合気】
相手の攻撃を利用してそのまま相手に返すまさに柔能く剛を制すカウンターのようなもの。
相手が強ければ強いほどコツさえわかれば相手を先頭不能にしやすくなる。
努力次第で物理だけではなく魔法も同じようなことが出来るようになる。
【足技】
足を使った蹴り技の集大成
瞬発力と柔軟さが大事
理想的な足のラインが保たれる。
攻撃2:【感情強化】
自身の激情を魔力に上乗せすることで地震の魔法の威力を向上する。
感情が純粋であればあるほど強く、気持ちが強ければ強いほど威力は高まる。
【火力強化】
火属性魔法の火力を魔力を上乗せすることで威力を上昇させる。
【衝撃強化】
魔力を上乗せすることで衝撃系統の威力を上昇させる。
補助1:【舞踏】
一通りの踊りが出来る証でもある。
戦闘で無駄の少ない動きが出来で、目が回らなくなり、バランス感覚が良くなりやすい。
柔軟さが大事
【悪意察知】
自身を中心とした一定範囲の悪意を持つ存在を感じ取ることが出来る。
自身が、悪に染まらない限り、感度100%
【魔法圧縮】
自身の魔法限定で圧縮することが可能
圧縮することで小型化させるのと同時に飛ばす速度と突貫性を強化する
自動1:【魔力高速回復】
通常より10倍の速度で魔力が回復する。
食事と睡眠を行い、リラックスすると更に早まる。
【並列思考】
複数のことを同時に考え、行動が出来る。
どれだけの数を並行で行えるかは慣れ。
【思考加速】
通常の何倍もの速さで思考を加速させる。
速さは、自身が耐えられる段階までしか上がらない。
頭に強い負荷が掛かるため、使用後は糖分補給を推奨
【アナリシス】
見聞きした情報をもとに解析し、分析する。
知識量に比例して精度と早さが変わり、情報収集能力も向上しやすくなる。
自動2:【負荷軽減】
様々なスキルを使用することでかかるあらゆる負荷を軽減する。
軽減比率は、体調管理と精神状態に依存する。
【食欲変換】
食べたものを即座に魔力に変換することが可能なため、ため食いが出来る。
肉体に必要な栄養も不足があれば通常よりもはやい速度で変換される。
【永遠の美貌】
どこで何をしても日焼けせず、若い姿を維持できる。
だが、体調管理を徹底しなければ病弱になりやすくなる。
【理想の肉体】
どこで何をしていても理想的なスタイルを維持できる。
なので、どれだけ食べても太らないが、栄養管理を徹底しなければ病弱になりやすくなる。
【虹の歌声】
歌声限定で、老若男女どの声音も発することが出来る。
喉への負担が10%まで軽減され、肺活量が鍛えられやすくなる。
衣類:魔防のバトルブーツ
軽くて動きやすく、疲れがたまりにくいバトルブーツ。
そして、非常に頑丈なため、けり技もどんな足場でも何でも来い。
魔力を込めると、消臭と消音、隠密を同時に発動する。
武器:魔の如意棒
長さを自由に変えることが出来る棒
見た目よりも軽いが、とんでもなく硬い。
魔力を込めることでヒビや破損を修復する。
装飾:癒しのイヤーカフ
身に着けている状態で魔力を込めると、大抵の病気や呪い、ケガを治すことが出来る透明なイヤーカフ。
消費魔力が通常よりも多いため、積極的な使用は難しい。
加護
炎神の寵愛
炎を司る神に溺愛されている証。
炎系統のを扱う関係の技やスキルを習得しやすく、練度を高めやすくする。
称号
アルカンシエル国公爵家次期当主
大抵の身分相手なら軽くひねりつぶせる。
男の天敵
敵対する相手が男の場合、相手を恐慌状態にしやすくなる。
爆弾魔
衝撃波を含む爆発系統の技の威力が1.2倍になる。
トロータ国ギルドの裏ボス
ギルド職員から尊敬されやすく、大抵の相手なら言葉だけで黙らせることが出来る。
情報収集能力が向上する。
(やっぱり強いんだね、お姉さん)
(だね。お姉さん頑張ったら町1つ消し飛ばせるかな?)
(鳥さんと同じことできるかも?)
後に、出来るのか聞いてみたら「出来るけど一発ではさすがに無理だなぁ・・あと面倒だからしないけど」と返答があった。
「それなりにまんべんなく鍛えているつもりだけど、結局護身術の延長線って感じだから、魔法だよりになっちゃうのよね。後、威力強化系が多いから、実は細かい調整が難しかったりするのよ。」
本人はそう言ってるけど、街中で筋肉ムッキムキな男の人を何十人も蹴り飛ばして一撃で仕留めてたよね?
それどころか道中襲ってきた魔物(見上げるくらいおっきな猪だった)も蹴りだけで倒してたよね?
その後、私たちのご飯になっておいしかったけど。
((?))
「例えば、指先から小さな火を出して焚火に火をつけるとか・・出来なくはないけど、かなり集中しないと焚火用に集めた木材が全部消し炭になっちゃうのよねぇ。」
強いのも善し悪しがあるらしい。
「後、君たちが魔剣保持者であることは内緒なのはさっき言った通りだけど、それ以外にも私同様加護持ちであることも内緒よ?」
((?))
加護持ち?
「加護持ちっていうのは、神様から加護をもらってる人のことを言うの。」
加護は持ってる人は、大まかに数十万人の内1人いれば多い方だと言われるほど珍しいものらしい。
また、加護にもランクがあり、低い順で「*神の」の後の部分が
低い<高い
加護<信頼<親愛<寵愛
こういう順番らしく、効果は神様によって変わり、神様はたくさんいるので具体的な例は出せないらしい。
「例えばイブちゃんと私は同じ魔神様の加護をもらってるけど、ランクはイブちゃんが上。効果は同じだけど、他人の魔力を感じ取ることもできるってふわっと書いてある部分とかの感じ取れる精度がイブちゃんの方が上だったり、ノア君のようにスキルの習得速度や技術の向上速度はかなり早くなる感じになるわ。」
なるほど
ちなみに、加護持ちが存在する比率だけど
加護:数十万の内1人以下
信頼:数百万の内1人以下
親愛:数千万の内1人以下
寵愛:数億の内1人以下
そして、この割合は1つの加護を持っていることに対する割合だから私たちみたいに2つある人はこの数の倍以上の確立になる。
そのため、ほぼ世界中で1人、数百年の内に存在・・する?というレベルになるので、バレたら教会どころか国のトップすらも自分のところに住んでもらおうというアピール合戦が開始してしまうらしい。
こんな感じで言われてるから基本所持していないのが普通で持っていると、現人神扱いされるのも珍しくないんだとか。
正直現人神扱いされても、通常よりも自身のステータスが強化されるのがほとんどなので物語に出そうな奇跡を起こすなんてことは基本的に無理。
出来るとしたら属性魔法次第では、限定的な範囲で似たようなことが出来るかもしれない・・という程度らしい。
「だから、ばれたら色々とめんどくさいことになるわ。」
ものすごく面倒そうな顔をしてるので経験があるのかも。
ちなみにお姉さんの場合は、国内でバレてはいるけど本人の実力とご両親の溺愛によって下手なことを考えただけで社会的に存在を消されるらしいので誰も問題ないそうな。
後は、親戚になるお姉さんの実家の国の王様御一行も頼りになる一族ということで全面的にお姉さんを国外の馬鹿どもから守ってくれてるとのこと。
それに関しては、教会側も周知済みで全力で守る気満々らしいよ。
それもあって、私たちはお姉さんの実家の国にとりあえず住んでた方が安全なんだとか。
((コクリ))
「そして、何かやばいことがあればとりあえず教会に行きなさい。」
((?))
お姉さんがいない時に大変なことになったらとりあえず、ギルドとか騎士団のところに行けって聞いてたし、教会でも構わないって感じでどこでもいいけどってニュアンスで教わったけど、教会一択?
「普通はギルドか騎士団がいるところに行けって言うし、実際そう言ってたけど、加護持ちは、教会からすると絶対に守らないとダメな存在って扱いになるの。だから、ギルドや騎士団よりもかなり早く動いてくれるし、どんな手を使ってでも絶対に守ってくれるはずよ。」
-守るためとか言って-
-閉じ込めようとかしない?-
私たちのためだとか言ってこっちの意見をガン無視して閉じ込めて監禁するケースがあるから注意しろってお姉さんが言ってたのを思い出して聞いてみる。
まぁ、そんな時は全力で相手を施設もろとも消し飛ばせって一緒に教わったけど。
「それはないわ。」
((?))
なんでそんなにはっきり断言できるのだろうか。
「そんなことをして加護持ちがキレたりしたら場合によっては神から天罰が下るもの。・・まぁ、加護のランクに比例して天罰のえげつなさが変わってくるらしいけど。」
ほほう。
「実際、そんなことをしでかす馬鹿がいたらしいけど、天罰が下って二度と自分の足で歩けなくなったそうよ。他にも両腕が動かなくなったとか、スキルが使えなくなったとかそういう話は多いから。」
その前に、天罰が下る前に教会側が全勢力で敵認定するので、その後の人生が生きにくくなるらしい。
教会は、主に結婚の儀式とか成人の儀式とかの神聖な?式典とかを行うことはもちろん、
懺悔をしたり、住む場所をなくしてお金がない人を一時的に止めるようなボランティアもしてるらしい、
後、孤児を預かる孤児院の経営とか。
そして、最もメインとなるのはヒーラーと呼ばれるケガを治したり、病気や呪いを治したりする癒しの魔法を得意とする職業の人たちを取りまとめ、ヒーラー用の学校のような学びの場であり、訓練場らしい。
なので、軽いケガや病気だったら、薬師が経営しているお店に行き、重かったり、呪いだったら
教会に行けばヒーラーが大抵いるから対処もそこらへんでしらみつぶしに探すよりは早いようだ。
そのため、教会に敵認定されると教会が関係している場所の利用が出来なくなるので、ものすごく大変なんだとか。
わかりやすいところだと大半のヒーラーからガン無視されて治してくれなくなる。
((コクリ))
(加護持ちは、神様が保護者で)
(加護のランクに比例して過保護の程合いが変わってくるって感じでよさそうだね)
「私も2つ持ってたからかなり持て囃されたけど、君たちの方がもっとやばいでしょうね。私よりも加護のランクは上になるし・・向こうからすればあまり変わったものじゃないけど。」
-とりあえず言わなければ大丈夫?-
「そうね。私もだけど、わざわざそんなこと言う必要もないし、私の実家の身分だけで大抵どうにかなるしいざとなれば力ずくで黙らせればいいだけだし。私もだけど君たちの加護のランクと数からすると神様から相当気に入られてるようだから何かあれば速攻で天罰が下るだろうからあまり心配はしなくて良い気がするわ。」
力ずくどころか微笑むだけで大半の人を戦闘不能にしてたよね?
そこに追加してものすごくドスの効いた声で「あ"?」とキレ口調になったら大抵の人は足腰ガクガクだったよ?
それと、幸せそうなときとキレてるとき、どっちも笑顔なのになんであんなに雰囲気が違うように感じて、周りの人も振り回せるんだろう?
どうやればあんな笑顔だけでコロコロ変えられるのかすごく不思議。
((コクリ))
「まぁ、ざっくりそんな感じね。後はじっくりと体を休めつつ戦い方の基礎とかを教えていくわ。勉強とかはちょこちょこ進めてるし、今のペースで進めていく予定よ。」
((コクリ))
正直勉強は楽しい。
いろんなことが知れるから。
お姉さんが言うところの、知識欲とか好奇心が私たちは豊富らしい。(よくわからない)
文字の読み方は簡単なのは教えてもらったし、ギルドで依頼をすればお金がもらえるらしいからそれを集めて本を買うことにしよう。
・・・お姉さんのことだから、言う前に勝手に買って、私たちにくれそうだけどなるべく自力で買うようにしたい。
後、教えてくれる戦い方が基礎だけな理由は、スキル構成が人によって異なるのに加え、属性が違えばステータスの数値も違う。
そうなると、仮に同じ属性だったとしてもステータスの数値の違いで接近戦か遠距離戦か変わり
そこからスキルの構成で更に細分化されるどころかサポートに回った方がよくなることだってあるし、場合によっては裏方メインの戦闘は苦手・・・となると護身術扱いになるからどういう風に自身のステータスとスキルを使いこなすかが決めきれないからなんだって。
というよりも、組み合わせがスキルだけに絞り込んだとしても数えきれないくらいになるからそこから属性魔法だのステータスの数値だの、種族の強みや弱みなんて追加されたりしたら、例題なんてあったとしても、あまりにも多すぎて、まったく同じ戦闘パターンになる人が同じ理由で多すぎて、現実でも存在しないくらいだから全く役に立たないらしいけど。
あったとしても、似たような戦術を扱う人がいて参考にするのが関の山。
「と言っても、相談してくれればアドバイスはするし提案はするわよ?ただ、最終的にどう決めるのかは自分自身になるけど。」
((コクリ))
「まぁ、とりあえずは療養が優先でしばらくは戦闘というよりリハビリみたいにじっくりと体と魔力を動かしていく感じね。後は、スキルをちょこちょこ使ってみて使いこなせるようにすることね。」
((コクリ))
「さて、一杯ご飯食べたのは良いとして、早いけど寝ましょうか。今の君たちに必要なのはたくさんの栄養、たっぷりの食事と睡眠と程よい運動よ。まだ君たちは体調が万全な状態になったわけじゃないんだから・・本人に自覚がなくてもね。」
((コクリ))
「素直でよろしい。だから、しばらくは激しい運動はなるべく控えるようにね。簡単に言えば君たちは病人なんだから。」
((コクリ))
それから、お姉さんのおねだりで一緒のベッドで寝ました。
その時に私たちは2人揃ってお姉さんの抱き枕になったのは言うまでもないよね。
・・・その温かさと柔らかさは、心がポカポカして悪くないけど、この気持ち・・なんなんだろうね?
--シル--
あぁ//
かわいい、かわいい。
待ちに待ったかわいいかわいい双子ちゃんを愛でることがようやく出来た。
うれしいけど、いつの間にお触りを許してくれたんだろうか。
まぁ・・この子たちに聞いても教えてくれないだろうから謎のままで終わるんだろうけど。
この子たちの名前もほんとにようやく判明したからとりあえずよかった。
・・正直名前の部分が空白だったらどうしようと思ってたけど。
でもこの子たち・・なんていうか爆弾抱えすぎだわ。
まず上から順に行くと、ファミリーネームがはてなで伏字になってるとはいえあること。
普通、ファミリーネームは持ってなければないはずなのよ。
それが伏字とはいえあるということはこの子たちは間違いなく貴族の血を引いているということになる。
ファミリーネームを持つことが貴族の一番下の男爵になるための条件だから。
次に属性。
マイスターが載ってるってことは、世界でその関連のトップに立つレベルに到達できる証でもあるから強くなるのは間違いないのは確か。
・・なんだけど、基礎の技である魔弾と、武器としては練習用扱いされがちな木刀・・・。
これはいろいろと馬鹿にされる可能性はあるし、普通なら武器探しから苦労するんだけど、この子たちどうやら私と出会うまでの間で魔剣を拾ってきてるみたいなのよねぇ・・。
おかげで武器探しはしなくて済んだから楽でいいし、属性が功をなして見た目で魔剣だとバレる可能性はほぼ皆無になった。
次にスキル。
野生動物そのものと言いたくなるような感知系というか察知系というか、勘だよりというか一目見ただけで相手が敵か否か判断可能で、寝てても速攻で一定距離まで近づいてきたら気づくくらいの精度・・まぁ、安全確保だと思えば良いか。
後は、称号系も含めてこの子たちの仲を物理的にも比喩的にも離そうものなら暴走状態になって周囲一帯の人を全員殺し尽くす殺戮の天使と化すだろうね・・。
ほんとにこの子たち、取り扱い要注意だわ・・。
次に加護。
これは、さっきあの子たちに説明したから軽く。
加護が1つあるだけでもやばいのにこの子たちは2つ。
おまけに1つは加護ランク最上位と、その次の2番目。
それが2つ揃ってるだけでも正直教会が全勢力で世界中を敵に回してでもこの子たちを崇拝するレベル・・。
正直私も似たようなものだから他人事じゃないけど、この子たちの場合は双子揃ってのそれだから私以上に崇拝レベルがやばいでしょうね。
最後の称号
片方は、正直言うと持っていても苦労したんだなくらいで済むし、相手を同乗させることが出来るからあっても問題にはそれほどならない。
けど、問題はもう1つ。
これ・・下手すればドラゴンを捕獲したいとか従魔にしたいとか考えるバカが悪用する可能性がある。
それだけは・・私が全てを駆使してでもそんな連中消し炭にしてやるんだから。
まぁ、称号の有無を別として、まさかこの子たちの人生初の親切な人(人じゃないけど)が災厄レベルと呼ばれる魔物のSSランク以上のドラゴンに食べ物とマントをもらってるなんて思いもしなかったわ・・。
おそらくそのドラゴンは、襲い掛かる相手だけを始末するタイプで目にするもの全てを殲滅するようなタイプじゃなかったのが運がよかったみたいなのよね。
後は、この子たちが悪意も敵意も全て皆無でただ見てただけだったのと、そのドラゴンの知性がかなり高かったことで同情されたんだろうな。
まぁ、この子たちもまたそのドラゴンとまた会いたいって思ってるっぽかったし、私も感謝の言葉くらいは伝えたいし・・どこかで会えたらいいわね。
さて、この子たちの気分転換と一部のスキルの検証をリハビリもかねて明日はちょっとお出かけかしらね。