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双子ちゃんのステータス そのいち ※挿絵

自宅PCがまともに起動してくれなかったので、交換後の初投稿です。

Windows11になって、設定箇所が違って戸惑い中・・仕事でWindows10のマスターイメージを作った経験からどうにか・・。

--双子--

商会長という偉い人と偶然出会って、色々あってお洋服も新しくなったり、

旅するのに必要なのや、あれば便利なモノとかたくさん手に入れることが出来た。


あ、残念美人さんと呼んでたけどあのお店でほかのお姉さんたちが押し寄せてきたときに一言で全員をおとなしくさせて、私たちの要望を一発で的確だったから残念ってところはなくして呼ぶことにする。

だってすごかったんだよ?

私たちはお揃いじゃないとダメ。

だから、喋れないし抱きしめあってお姉さんを見つめただけなのに髪の長さに服もすべてお揃いじゃないとダメだって数秒だけ考えて一発で引き当てちゃうんだよ?


後、少し前までお姉さんから私たちを触らせるのを許してなかったけど、許してあげる・・すごく真剣に私たちのことを考えてくれるすごく良い人だっていうのは分かったから信じてあげることにする・・私たちが私たち以外を唯一許してあげるんだからその期待には応えてよねって口にはしないけど思ってる。

・・と言っても、お姉さんが触ってきたときに避けないというだけでこっちから触って良いというわけではないけど。


凄く動きやすいし、軽いから凄く良いと思う。

正直このお洋服以外着たことないし、少し前まで着てた服が悪すぎるから比較対象が悪いと私たちの保護者になってくれてるっぽい色々と凄いお姉さん(シルさん)に言われたけど。


そして今から、ギルドといういろんなお仕事をするけど、基本的に命のやりとりが多くなる冒険者が集まる場所に行って、私たちのギルドカードを作るみたい。

ギルドカードは、身分証としていろんな場所に無料で入ることが出来るのはもちろん、自分が何が得意で何が苦手かとか、どういうワザや魔法が扱えるかとか、

身分や名前、年齢など、簡単に言えば自分のことが色々とわかる便利なモノらしい。


そして、成長したり色々変化があればそこに書かれてる情報も変わるらしい。

身分証の作成と私たちがどこの誰かを調べるために作ることにしたっぽい。

で、後はお金稼ぎのためでもあるんだって。



「いらっしゃいませ」

「この子たちの冒険者登録をお願い。」

「かしこまりました。」

やってきたのは、ギルドって建物で、お姉さんが言うには3階建ての屋敷を丸ごと若干おしゃれな居酒屋にしたような感じ。

ちなみに、お姉さんはお胸もおっきいし美人だし、お店で着替えたことで私たちとお揃いの太ももががっつり出てる短いズボンを履いてるのもあるけど、

首元から谷間が見えたり、動くと裾の揺れ方次第でおへそも見えたりするのに加えて、

体のラインがだいぶわかりやすい感じのお洋服だから気持ち悪い表情をした男が割とたくさんやってきたけど、半分くらいは「あ"?」というドスの効いた一言だけでUターンして、

残り半分はそれでもお茶に誘ったりどこかに連れて行こうとしたり連絡先を知ろうとしたりと色々と鬱陶しかったので、お姉さん笑顔でその人たちに近づいたかと思ったら速攻でおまたをものすごい勢いで蹴り上げてた。(私たちメインの思考なので常に過剰防衛)

ご丁寧に身体強化をした状態での完全な不意打ちだったから相手も悲鳴すら上げられずに絶望的な表情のまま倒れこんで痙攣するだけで動かなくなってた。

それを見て全員が青ざめた表情でフリーズし、それでやりすぎだのなんだのと言い出すのがいたり、じゃあと周囲を取り囲んで全員で襲い掛かろうとしたけど

お姉さん、相手がかろうじて死なない程度の威力で爆破してた。

まぁ、フリーズした人たちも1人残さず全員蹴り上げてたけど、同じ場所を(トドメはしっかり1人残らず刺さないとダメよーと笑顔で私たちに教えながら)。


結果、全員が死屍累々プラス、ドン引きの表情の周囲と、なぜかキラキラした目を向けるというすごいことになってた。


とりあえず、お姉さんは相手の所持金や消耗品をひとかけらも残さずに賠償金?として巻き上げ、

両手両足の骨をしっかり砕いて(常時笑顔)その場に放置してたけど。


ちなみに、その時に回収したお金は全部食事代と、消耗品?として消えました。

なんか、鉄の串と木の串をものすごくたくさん買ってたよ。

ものすごく使い勝手が多くて、便利なんだとか何とか?

敵に投げて突き刺すのもよし、

食べ物を指して食べたりする野営時にもよし、

懐に忍び込ませていざって時の武器にするのもよし

ということらしいので、数本は体のどこかに忍び込ませておいたほうがいいと教えてもらいました。


ついでに立ち寄ったレストラン(お昼ご飯)でバイキング?ってやつで色々とって食べる形式だったけど、色々食べられておいしかったし楽しかったよ。

食べきった量は、周りの人が少々引きつった顔になってたけど気にしない。(お姉さんも似たような量食べてたし)


まぁ、ギルドにたどり着くまでで色々あったおかげで、ギルドの中に入る頃にはお姉さんに絡むと男として死ぬ?とか何とかよくわからないけど、結果として誰も近づかなくなったのですごく歩きやすかったです。

その分、女性からはお姉さまと熱を帯びた視線で見つめられながら呼ばれるようになってお姉さんの顔が引きつってたけど、自業自得だと思う。


「まず、こちらに魔力を流していただけますか?」

((?))

そういわれてテーブルに出されたのは、真ん丸で透明な石?

「これに魔力を流すと、流した魔力の人の情報を解析して、ギルドカードって言うその人の情報が載るのよ。」

((コクリ))

それがお姉さんが言ってた便利な身分証で、自分が何が得意とかどういう人か全部わかるとか言ってたやつか。


とりあえず、魔力を流した。

すると、しばらくして受付の優しそうな物腰柔らかなお兄さんが私たちに金属の板が付いた首飾りをくれた。

ドッグタグというらしい。

「こちらを首にかけて魔力を流していただけますか?それで完了です。」

((コクリ))

言われた通り、首にかけて魔力を流すとふわりと鉄の板が光り、鉄のチェーンの長さがちょうどよくなり、すぐに光らなくなった。


「ほんと、書類を書かなくて済むようになってから便利になったわよねぇ。」

「あ、ご存じでしたか。」

「えぇ。一応ギルドに努めてた経験があるのよ。」

一応どころか、ギルドのボスらしいギルマスって人を裏で操ってたって商会長のおじいさんが言ってたけど。

「なるほど。そうなんですよ。人によっては文字が書けずにこちらが代筆したり、噓を書いてそれをその場で嘘か誠か見抜かないとダメで、それ用の魔道具も使ってととにかくこちら側の苦労が多くて多くて。」

「そうなのよ。」

「と、無駄話でしたね、失礼いたしました。この後の説明はいかがいたしましょうか?」

「その辺りは、私が説明済みだし、後でゆっくり落ち着いたところで教えるから大丈夫よ。」

「やはりそうでしたか。では、その点はお願い致します。そして、お二人には1つお願いがあります。」

((?))

「そのギルドカードは、お二人が経験するとそれに合わせて情報が常に変化します。変化した後は見せる必要はありませんが、一番最初だけは、こちらに見せて頂く必要があるので、中に書かれてる情報を見せて頂けませんか?」

「常に最新の情報が載るからすごく便利なのはさておき、普通はギルドカードは相当親しい人以外は見せたらダメって教えたのは覚えてるわね?」

((コクリ))

「けどね?一番最初だけは、ギルドの方に見せてもらう必要があるの。その理由は、ギルドカードをなくして再発行するときに結構なお金がかかるから、その対策のために誰がギルドに登録したかを記録しておかないとダメなのよ。」

「稀に、そこをケチって初めて作成すると嘘をつく人がいますからね・・嘘だと判明したら再発行代の10倍の賠償金は最低でも払わないとダメだというのに・・相手の態度次第では15倍どころじゃ済まないですが。」

もう1回作り直してもらうだけで金貨が十数枚は必要らしく、2回目以降だと回数ごとに2倍になっていくんだって。

「そうなのよねぇ。で、その分、ギルド職員はその情報を絶対に外に漏らしたらダメって決まりがあるの。」

「えぇ。それを破る可能性がある人間はそもそも職員になれませんし、破った瞬間に3年ほど無償奉仕と、そのあとも10年くらい監視員付きでしかも、クビですからねぇ。」

タダで働いたり、誰か知らない人がずっと見てたり、追い出されたりと色々大変らしい。


(嘘じゃなさそうだね。)

(だね。)

((コクリ))

「ご協力ありがとうございます。とりあえず、奥の部屋に行きましょうか。こちらでは、こちらの会話から内容を知られてしまう可能性がありますので。」

「ギルドタグを握って、中の情報を見たいって思えば見れるわ。後、今回みたいに他の人に見せる場合は、他の人に見られても良いって思えば見れるようになるから他人に見せたいと思わない限りは絶対に他人には見えないから安心して頂戴。」

その中でも例外は、鑑定という魔法や、それに類似したスキルらしい。

鑑定という魔法は、見ればどれがどういうものかいろいろ詳しいことがわかるらしく、ギルドカードに書かれてる自分の情報、ステータスって呼ぶらしいけどそれも覗かれちゃうらしい。

それ対策の魔道具もあるらしいから後で手に入れたいとお姉さんに伝えておこう。

((コクリ))

そして、言われた通り鉄の板を握って中身を見たいと思えば、透明な板が目の前に現れ、そこに色々書かれてあった。





















名前:イブ・???

ランク:F


性別:♀

年齢:6

種族:双子

身分:捨て子、迷子

職業:魔弾マイスター


属性:魔弾

体力:E

魔力:D+

攻撃:E-

防御:E-

俊敏:E

練度:C-


攻撃1:【精密射撃】

攻撃2:【魔力操作】【魔力圧縮】【存在感知】

特性1:【視力強化】【魔力強化】【想像改変(魔)】

補助1:【猫の山勘】【猫の気まぐれ】【猫の肉球】【野生の勘】【虫の知らせ】

補助2:【瞑想】

自動1:【双子共有】【双子の呪い】【神童】

自動2:【夜目】【鉄の胃袋】【技巧】


衣類:飛脚のジャンプブーツ

武器:魔剣シューティング・グローブ

装飾:防魔の付け袖


加護

双子神の寵愛、魔神の親愛


称号

絶望を知る者、ドラゴンにお裾分けしてもらった者







名前:ノア・???

ランク:F


性別:♂

年齢:6

種族:双子

身分:捨て子、迷子

職業:木刀マイスター


属性:木刀

体力:E

魔力:E-

攻撃:D+

防御:D+

俊敏:E

練度:C-


攻撃1:【木刀】【飛刀】【魔刃】

攻撃2:【存在感知】

特性1:【腕力強化】【斬撃強化】【打撃強化】【突貫強化】【猫の体】

補助1:【猫の山勘】【猫の気まぐれ】【猫の肉球】【野生の勘】【虫の知らせ】

自動1:【双子共有】【双子の呪い】【神童】

自動2:【夜目】【鉄の胃袋】【技巧】


衣類:飛脚のジャンプブーツ

武器:魔剣(木刀)

装飾:防魔の付け袖


加護

双子神の寵愛、刀神の親愛


称号

絶望を知る者、ドラゴンにお裾分けしてもらった者






ちなみに、この全部見えてるのが詳細表示で、

門番さんに見せてた時のは簡易表示と言って、

名前から身分までの6項目だけ見せる状態で、

普段どうしても見せないとダメなときは簡易表示で良いらしく、何があっても、誰がどう言っても詳細表示を見せることは絶対になく、それは確実に詐欺なので注意して欲しいとのこと。


そして、ステータスの数値の上下に関しては、ギルドのランクと同じで良いらしい。

後、「+(プラス)」とか「-(マイナス)」に関しては、低い順で

B+<A-<A<A+<S-

こんな順番になるらしい。


全員「・・・・」

「あの・・失礼ですが、シルさん・・一体どこからこんな子たちをさらってきたんですか?」

「ちょっ・・ほんとに失礼ね・・。住むとこも頼る大人もいないらしいし、何よりかわいいから嬉々としてお持ち帰りしてるだけよ。」

「・・・それ誘拐では?」

「うぐっ・・この子たちも合意の上だし・・・どっちかというと拾われたの私だし。」

「はい?・・何がどうなればこんな幼い子たちに拾われるんですか・・。」

「い・・色々あって・・」

「まぁ、追及はしませんが頑張ってくださいね」

「・・その気遣いだけでも十分ありがたいわ。」


((?))

(どうしたんだろうね?)

(ね?それより、私たち名前あったんだね。)

(だね。空白になると思ってた。)

(同じく)

(私・・イブはお姉さんに教えてもらった魔力を遠くに飛ばすのが得意で)

(僕、ノアは、この木刀で戦うのが得意)

(ノアが私を守って近くの敵を倒して)

(イブが遠くの敵を倒す)

(ずっと一緒にいられるようにもっと頑張らないとだね)

(だね。こうしてくっついたまま戦えるように動き方とかも考えたほうがいいかも)

(確かに、そこは狙われそう。)


「え、えぇっと、色々と想定外なことが書かれてはありましたが、詳細を知る権利はこちらにはありませんので、とりあえず仕舞って頂いて大丈夫ですよ。」

((コクリ))

いわれた通り、もう見なくていいと思えばあの透明な板は消えた。

握っていた鉄のタグを見ると名前と冒険者ランクだけ書かれてあった。


お姉さんが言うには、基本的に簡易表示でなくてもその今見えてる部分を見せるだけで大抵は大丈夫らしい。

「とりあえず、冒険者登録は完了したわよね?」

「えぇ、そうなりますね。本来であればこの後詳細の説明に入るのですが・・」

「私の方でしておくからなくていいわ。」

「そのように伺っております。何か依頼を受けますか?」

「いいえ。今日ここに着いたばかりだから今日は休ませてもらうわ。」

「そうですね。お二人もまだ幼いですし、ステータスの詳細を知ってからの方がどのみち良いかと思います。」

「私も同意見よ。とりあえずありがとうね。」

「いえ。」



それから、道中屋台でお姉さんも一緒にたくさん買い食いしながら、商会長のおじいさんのおすすめ(というか経営してる)お宿で、部屋を取りました。

「さて、タグを握って詳細を知りたいと願ったら、色々書かれてたと思うけど、そこから1つ1つどれがどういう意味なのか知りたければその部分を触れば詳細情報が出てくるから、そこをまずは確認しましょうか。

自分が何が得意で何が苦手か知らないといざって時に対処ができないから。」

((コクリ))

「とりあえず、これを2人とも身に着けててね。」

((?))

もらったのは、水色っぽい銀色の指輪

「それに、魔力を込めるだけで浄化って言う体や道具とかをきれいにしてくれる魔法が込められてるわ。それと一緒に、他人から自分のステータスを覗かれないようにする魔法も付与されてるから。」

((コクリ))

お外でお風呂に入れないときとか武器とかお洋服に使ったり、するのが浄化ってことだね、覚えた。



とりあえず、ステータスを開いて1つずつ見てみなきゃ。

(まずは、イブのから見よう?)

(そうだね。)




名前:イブ・???

ランク:F


性別:♀

年齢:6

種族:双子

身分:捨て子、迷子

職業:魔弾マイスター


属性:魔弾

体力:E

魔力:D+

攻撃:E-

防御:E-

俊敏:E

練度:C-


攻撃1:【精密射撃】

攻撃2:【魔力操作】【魔力圧縮】【存在感知】

特性1:【視力強化】【魔力強化】【想像改変(魔)】

補助1:【猫の山勘】【猫の気まぐれ】【猫の肉球】【野生の勘】【虫の知らせ】

補助2:【瞑想】

自動1:【双子共有】【双子の呪い】【神童】

自動2:【夜目】【鉄の胃袋】【技巧】


衣類:飛脚のジャンプブーツ

武器:魔剣シューティング・グローブ

装飾:防魔の付け袖


加護

双子神の寵愛、魔神の親愛


称号

絶望を知る者、ドラゴンにお裾分けしてもらった者





種族:双子

同じ姿の同じ年齢、同じ背格好の2人で生まれ、同じタイミングで同じ理由で死ぬという常に2人揃っていることが多い種族。

基本的に、ステータスやスキルなどは共通したものを持つことが多く、言葉を交わさずとも互いの状況が常にわかる。

互いの仲が良ければ良いほど双子揃った連係プレイの練度が上がりやすくなる。



身分:捨て子、迷子

親元から何やかんやあって離れ離れになってしまい、誰が親で、もともとどこの子なのか不明。

他人を疑り深くなる。


職業:魔弾マイスター

魔弾の扱いに関して、世界中で右に出る者はいない。

魔力そのままで扱う範囲であればどんな技術も技も想像力と練度次第で再現することが出来る。


属性:魔弾

魔力を属性変化させずにそのまま扱うことに長けている。

属性変化が出来ない代わりに、他の者よりも命中率と、魔力の硬度や形を自由自在にすることに対しての成長率が高い。

魔弾の威力が他人よりも10倍になる。



攻撃1:【精密射撃】

遠くの相手を正確に狙い撃つことが出来る。

冷静さと集中力次第では、飛距離はどこまでも伸ばすことが可能。

威力は、集中力と練度に依存する。


攻撃2:

【魔力操作】

魔力を扱うことに対する行動全てに対しての成長率が非常に高く、魔力を扱う技全般の威力が努力次第で向上しやすい。


【魔力圧縮】

魔力を扱う技のサイズを圧縮することで小さくする代わりに威力を向上する。

圧縮したサイズに比例して飛ばす速度と貫通力が高まる。


【存在感知】

自信を中心とした一定範囲の全ての生物の存在を感じ取ることが出来る。

たとえ相手が、あらゆる技を使って潜み、隠れ、忍んでいたとしても感じ取ることが出来る。



特性1:【視力強化】

魔力を目に集中することで、視力を一時的に強化する。

想像力と練度に効力は左右する。


【魔力強化】

魔力を継ぎ足すことで自身の技の威力を高める。

練度と魔力に効力は左右される。


【想像改変(魔)】

自身の魔力限定で想像した形、硬さ、操作範囲を自由に変えることができる。

想像力が、重要


補助1:【猫の山勘】

何となくの感覚で、大抵のことを判断するが、正答率が無駄に高い。

何となくなら感覚を大事にしよう。

ただし、自由気ままな性格になりやすいが、他人を信用しづらくなる。


【猫の気まぐれ】

自由気ままな行動を無自覚にする為、周囲のメンツを無自覚に振り回すが、敵意と悪意に超敏感なので信頼しにくくなる。

精神系の状態異常に強い耐性を持つ。

もしも、効いたとしても回復速度が早い。


【猫の肉球】

別名、神出鬼没&縦横無尽

気配も音も気配も悟らさずに壁や天井などを自由に彷徨くことが可能で、その関係全般スキルの集合体とも言うが、自由気ままな性格になりやすく、建物の中より外の方が落ち着きやすい。

その為、建物の中に無理矢理押し込めると速攻で敵として認定する確率が高くなる。


【野生の勘】

何となくで大抵のことを判断するが、正答率はかなり高い。

深く考えると正答率が下がる


【虫の知らせ】

何となく、自身かその周囲の誰かの危機や危険などを察することができる


補助2:【瞑想】

心を落ち着かせることで、魔力の回復速度を高める。

練度の高さと精神力に左右されやすい


自動1:

【双子共有】

双子同士の一部のスキルとステータス、称号、加護、種族、身分が、全く同じになる。

また、魔力を共有することが可能で肉体接触している間、互いに魔力を自由に互いに渡すことが出来る。


【双子の呪い】

互いが触れ合っている間は、並大抵のことではスルーするが、無理矢理互いの距離を離されるとその瞬間、バーサクモードが強制発動する。

バーサクモードの間は、離された距離と無理矢理の度合いに比例して凶暴性と全てのステータスが、倍化する。

数センチで、2倍

数十センチで、4倍

数百センチで、8倍という比率で上がっていき、

500センチから先は500センチごとに二乗となる

敵の息の根を全員止めない限り治まらないが、2人をくっつければバーサクモードは解除される。

双子同士でそばに居続けることであらゆる疲労やケガ、病気、毒の治る速度が常人の5倍になる。


【神童】

基礎を習い、見るだけで自身の再現可能範囲であれば、どんなことでも即時で習得可能

また、相手のほんの僅かな挙動や表情、仕草から内心を見抜くことも可能だが、そちらは場数をこなすことで、練度は上がる。


自動2:

【夜目】

どんなに暗い場所でも裸眼で見える。


【鉄の胃袋】

どんな量でも、どんなものでも食べられる。

例え毒でも一切効かない。

食い溜めが、可能で例えば栄養失調の場合は食べた直後から肉体へ反映される。


【技巧】

ありとあらゆる技術、技を習得しやすく、コツを掴みやすくなる。

覚えたものは、使えば使うほど常人の5倍の速度で練度が上がりやすくなる。



衣類:飛脚のジャンプブーツ

黒い革製の見た目のジャンプブーツ

見た目以上に軽く、そして動きやすく、長期間の移動や足場の悪い場所でも快適に動けるように作られている。

消臭効果付き



武器:魔剣シューティング・グローブ

片手のみのシューティング・グローブの見た目をしたれっきとした魔剣

効果は、不壊であること。

そして、装着者の魔力回復速度を常時5倍にし、同時に魔力を扱う技全般の負担を10%まで軽減してくれる。

また、魔弾の威力を5倍にし、飛距離を高め、命中率に対する補助をしてくれる。


装飾:防魔の付け袖

黒を基準とした二の腕部分を覆い、手首辺りまで飾り紐らしきものが巻き付くように伸びている付け袖

腕への様々な負担を軽減し、小銭入れや折り畳みナイフなどの小物であれば収納することも可能。

飾り紐らしきものは、実はなぜか全身の日焼け止め効果があったりする。


加護

双子神の寵愛

双子をつかさどる神に溺愛されている証

双子同士でそばに居続け、双子同士の仲の良さに比例して双子のどちらも所持している技限定で効力が5倍になる。

全ての呪いが効かないどころか掛けようとした相手に10倍返しする。


魔神の親愛

魔法をつかさどる神に気に入られている証

魔力の回復速度が常人の2倍、魔力を使用した技の威力が2倍となり、

周囲に漂う魔力の流れから、他人に宿る魔力も感じ取ることが可能。


称号

絶望を知る者

様々な絶望を経験したことのある者に授けられる証

苦しい過去を知るからこそ絶望することのない強靭な精神力を持つ。

悪意と敵意ある相手の存在を必ず感じ取ることが出来る。


ドラゴンにお裾分けしてもらった者

SSSランクのドラゴンからおすそ分けしてもらったことのある者へ捧げられる証

ドラゴン全般から敵意を向けられにくくなる。

おすそ分けしたドラゴンと、ほぼ確実に仲良くなれる。





(なんかすごいね。)

(イブは、魔力を遠くに飛ばす技・・魔弾の威力をとことん上げるのがいっぱいあるから少ない魔力ですごく強いのが出そうだね。)

(だね。あとは、ノアとお揃いがいっぱいで良いね)

(ね。)

で、色々説明出来るように細かい部分も見せてくれとお姉さんが言うから見せてみた。


「・・・密偵系はもちろん、魔弾を扱うときの威力の底上げがすごいわね。一見、属性変化がなくて、基礎の魔法しか使えないと侮られそうだけど、基礎の技だからこそ、鍛えれば全てのスキルの威力が底上げされるし、スキル同士の組み合わせで威力の相乗効果もすごい。

後・・君たち、ドラゴンにおすそ分けしてもらったの?」

((?))

文字は教えてもらったから、紙とペンをもらって教えた。

-村の全部を真っ黒にした鳥さんのこと?-

「鳥さん?・・どういう鳥さんだった?」

-おっきくて、しっぽがあって、爪と牙がすごくて-

-口から火を吐いて、全身が黒っぽい赤?でごつごつしてた-

「あぁ・・・一応説明するとそれはドラゴンっていう色々いる魔物の中で一番強い種族よ。」

(あれがドラゴンだったんだ。)

(ね)

「・・・まさかとは思うけど、前に君たちをロクに育てもせずに閉じ込めてたくz・・大人たちはいなくなったって言ってたけど、そのドラゴンが全部ブレス・・口から吐いた火で消し飛ばしたって意味?」

((コクリ))

「やっぱりかぁ・・そういうことかぁ。というよりなんでおすそ分けしてもらえたの?」

-倉庫の地下で閉じ込められてたけど、外が静かになって天井がなくなったからお外に出たら鳥さんがいた-

-鳥さん見てたら、なぜかお肉くれて、このマントくれた-

-全部なくなったから良い鳥さんが飛んで行った方向に行くことにした-

-そしたらお姉さんが落ちてた-

「・・・そういうことかぁ。・・・・納得はしたけど、私が落ちてたって表現するのはやめようね?せめて倒れてたって言ってくれないかな?」

((?))

「ほんっっとにかわいいなぁもう!!」


なんなんだろうね?

お姉さんが言うには、あの鳥さんがお肉くれたのはすごく珍しいことみたいだから、他の人には内緒にしたほうがいいみたい。


でも、あの鳥さん、また会いたいなぁ。

もし可能なら・・















一緒に旅をしてご飯食べて一緒に寝て・・いっぱい楽しいことしたいな。

挿絵(By みてみん)

銀髪巨乳な残念美人さん。

服装はざっくりこんな感じってイメージでいてもらえれば。

色々と残念扱いされてますが、ものすごく頭が良くて柔らかいので、仕事はできるし、察しが良いから喋らず首をかしげるか軽く動くしかしない双子ちゃんの内心を推測を含めて8割見抜く洞察力を持ってるのですごい人です・・ただ自信を着飾るという部分をめんどくさがって放置するので残念扱いされてます。

その結果が、あのよれよれ服です。



今年もお世話になりました。

来年もよろしくお願いいたします。

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