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最強令嬢の育児日記-PS:育児対象は拾いました-  作者: ミコト
天使の類友

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36/42

天使の目覚めと守護者たちとの再会

--シル--

ヒナの幼馴染らしい2名と遭遇し、仲間になった。

ただ、2人のことを聞くととんでもないハイスペックだったことに絶句した。

しかも追加で驚いたのは、ヒナの幼馴染と言うこともあり、料理も普通においしかった(ヒナには及ばないけど割と良い勝負するレベルだった)

後、自称非戦闘員のイノだけど、情報収集が得意なようでふらっとどこかに行ったかと思ったら今私たちがいる森についての情報をしっかり抱えて持ってきた。(どうやって集めてきたのか)

マリナが言うには、割と昔から情報収集が得意らしく、ついでと言わんばかりに情報操作をして敵を噂だけで陥れたりすることも割と手軽にやるらしいので裏方最強だとマリナは思ってるそうな。

この森については、私とリンが想定していた通り歩き回る植物以外一切の生き物が近寄らないかなり特殊な場所で悪意や欲望で近寄る敵はあらゆる手段で毒にされ、その毒を解毒するにはヒナレベルの聖属性の癒しの力がないと無理と言うレベルで非常に強力じゃないと一定期間弱らせる程度だとか。

ちなみに、聖属性は世界的にも希少で10000人の内1人いるかどうかというくらいでいたとしても聖属性の下位互換である光属性で、そこから聖属性に至れる人はその光属性から1%くらいの確率らしいのでかなり珍しい存在なのよ。

なので、偶然とはいえ普通にその空間には入れて普通に生活出来てる私たちがイレギュラーなんだとか。

後、この森だけど何と言うか隠密効果のような結界が森全体にかかってるらしくこの森を認識することが基本的に出来ないので地図には存在しない場所と言う扱いで、例えば私たちがこの森について話してもそれを信じてもらえないようになる特殊な魔法がかかってるんだとか。

まぁ、話すつもりはないけど。


ちなみに、ヒナの両親が背後霊として普通に存在してる件に関してだけど

「あぁ・・やっぱりいましたか。」

「ファンタジー世界でござるからなぁ。日本にいた頃からすでに背後霊としていたような気がしてた故にこうなってもおかしくないでござるな。」

と、やっぱりいたかというリアクションだった。

「ヒナから一応ちらっと、ヒナ目当てに近寄ってた連中がヒナの斜め上を見て顔を引きつらせてたって言ってたけどやっぱりそうなのね?ヒナ自身は気のせいじゃね?という反応だったけど。」

「いやぁ、当然の事実でござるな。割としょっちゅう、ヒナ殿の背後霊がヒナ殿に近寄る異性に片っ端から威圧してたのは察してたが故に、ご両親であろうなぁと。」

「姿はぼんやりしてはっきりとはわかりませんでしたが幼少期から顔なじみでしたのでそれでも十分奏さんと朔さんであることは気付いてました。・・ヒナに近寄る敵全員にあれほど威嚇する人はあのお二人だけですから。」

「あぁ・・なるほど。」

つまり、2人は親ばかだったのは周知の事実で背後霊になったことである意味レベルアップしたと・・うわ、否定出来ない。(こっちでも割と同じことしてるし)


それと

「は?あんた等、許嫁だったの?」

「そうでござるな。まぁ、小学校の中学年くらいの頃に決まった感じでござるな?」

「そうですね。そこから中学卒業までの間で、普通に両想いの恋仲になってたので許嫁はある意味私たちが付き合うきっかけになった程度ですが。」

「と言うか、結果はどうであればどういう経緯で許嫁になったのよ。」

「何と言いますか、きっかけは・・」

「拙者たちの両親でござるな。」

「2人の両親?」

「拙者たちのそれぞれの両親は、ヒナ殿のご両親と友人であることは伝えたでござるよね?」

「聞いたわよ。」

「実は、ヒナ殿のご両親側からするとそれで合ってるのでござるが、拙者たちの両親側からすると崇拝相手だったのでござるよ。」

「は?」

「そうですね・・あれは間違いなく崇拝対象でした。」

聞くと、マリナの両親は奏さんを

イノの両親は朔さんを対象に崇拝してたらしい。

「誕生日になると奏さんの録音した演奏を聞きながら朔さんの料理を食べるのが定番でしたね。」

「正しくは、朔さんが出店しているレストランの1つである、高級レストランの料理を食べ、持ち帰りOKな店舗で買って帰り、家でそれを食べながら奏さんの演奏を録音した音楽を聴くのが拙者たち全員の誕生日のあるあるでござったな。」

「とはいえ、普段から3日に1回の頻度で高級ではなくとも朔さん出店の普通のレストランの方へ食べに行ってましたが。」

「それでござるな。とまぁ、拙者たちの両親は学生時代から似たような行動を常にとっている有様で、それぞれ成人した段階で拙者の両親とマリナ殿の両親はすっかり崇拝対象を共に支える同盟関係のようなことになってたでござるよ。」

「まぁ、イノの両親の裁縫と私の一族の衣服作成は昔から依頼し、色々と狙われたりする際の護衛をするという仲でしたので、割と共に行動することが多かったのですよ。」

「そして、そのまま意気投合し、拙者たちが産まれ、異性同士の同い年、そして仲も普通に良かったが故にそのまま許嫁にしてしまおうという感じでござったな。」

「とはいえ、無理強いはするつもりはなかったらしく、私たちの仲があまり良くなければ許嫁の関係はなしにするつもりだったそうです。その代わり、ヒナを守り支えるという立場は絶対にやり切れと言われましたね。」

「崇拝対象の至宝でござるからなぁ、気持ちはわかるでござるよ。」

「なるほどね・・崇拝対象の娘で、互いに仲が良かったから所謂類友と言う関係の延長戦と言う感じで許嫁になってたのね。で、そのまま一緒にいて恋仲になったと。」

「そんな感じです。」

「ちなみにさ、ヒナは美少女なわけだけど、そっちに異性として好きだと思わなかったわけ?」

「うぅむ・・その気持ちはわかるでござるがどちらかと言うと妹を相手してる気持ちが強いのでござるよ。」

「私も同感ですね。美少女なのはわかりますが、世話をしたり守ったりしてる内に妹を相手してる以外の気持ちが芽生えなくなりました。」

「あぁ・・・すごい否定出来ない。」

「故に、ヒナ殿は無自覚ではござるが男性恐怖症のようなものとはいえ、拙者のことは兄のように想っているようでその辺りの恐怖などは拙者に対してはなかったようでござるよ。・・それゆえに拙者の膝を枕にして昼寝をするくらいでござるからな・・セクハラするつもりがないが故にあれは対処に困るので勘弁してほしかったでござるよ。・・美少女が故に寝顔も可愛いので余計に」

遠い目をしてるイノを見てなんとなく彼の苦労がわかった気がした。

「私視点でも、イノと同意見ですね。イノ自身も私視点では普通に妹として見てるようにしか見えませんでしたので。」

「なるほどねぇ。」

そして、マリナは姉のような扱いだったのでしょうね。

・・だから、余計にヒナが警戒心皆無なのほほんとした感じで今まで過ごしてきたのね。

すごい納得したわ。

あれだけハイスペックなのに無自覚と言うか無頓着で、人を見抜く力はあるのに微妙に警戒心がなくて見てるこっちが不安になるし、自分の見た目が超絶美少女と言う点も良くわかってないし・・良い意味でも悪い意味でもこの子たちがきっちりと守りすぎたが故に警戒心が芽生える前に対処されちゃったわけね・・ホント良いんだか悪いんだか。

良いけどさ。

私らが守れば、守り切れば良いだけだし、今だとにゃんこ軍団と双子ちゃんたちが筆頭に、アイリスとララが嬉々として守ってるし。



良いか。

見てるこっちは癒されるしかわいいし、1人でわちゃわちゃしてて見てて面白いし。




「それにしても、ヒナは生娘のまま母親になりましたか。」

「人生何があるかわからないものでござるなぁ。」

・・・双子ちゃんはすっかりヒナの娘として認識されてる。

そして私はヒナの義姉と言う認識のようだ・・一応、私の娘として双子ちゃんを引き取るつもりだったんだけど、ヒナの娘にした方が良い?・・お父様たちに相談してから決めるか。

で、双子ちゃんとこの2人の友好度はお手した後握手してたので、ヒナの幼馴染なのがポイント高かったらしい。



この2人が仲間入りしてから5日経過しており、3日くらいでヒナが目が覚めると聞いていたが未だに目を覚まさない点に関して聞いてみたところ。

「ふむ・・普段の体調不良の眠りとは異なるが故に、通常より倍の時間がかかってる感じでござるか?」

「そんな風に感じますね。ヒナはたまに想定より長く眠る時期があるのでそれが重なりましたか?」

冬眠か?冬眠なのか?

で、イノはどこか微笑まし気に爆睡してるヒナを眺めており、マリナは愛おし気にヒナを膝枕しながら撫でてる。

ちなみにマリナは、私等からすると割と表情豊かだけど世間的には表情が硬いみたいで、よく見ると口元が動いてる?くらいしかわからないらしい。

でも、さすが幼馴染、そんなこともわかるのね。

暇つぶしに日本にいた頃についてを2人にいろいろ聞いてるけどこいつらもだけどヒナのやらかしも割と多い。







「んぅぅ?」

あ、ヒナが目を覚ました。

「おそよう。」

「んぅ?ぅぁ、シルさんだぁ。」

うぐっ・・寝ぼけた状態でふにゃっと微笑まれるのはものすごい破壊力ね・・。

とりあえず、抱きしめて撫でまわす。

「ったく・・体調は大丈夫?」

「らいじょうぶれふ。」

・・・この天使ちゃんはまだ寝ぼけてるわね?

可愛いから良いけど。

「ヒナ殿は相変わらずでござるなぁ。」

「本当に・・変わってないようで安心しました。」

「んぅ?・・・あ、まりにゃんとトントンだぁ。おひさぁ」

私たち「・・・」

なんか予想外な呼び方されてるんだけど・・と視線をまりにゃん(マリナ)とトントン(イノ)に向ける。

すると2人とも複雑そうな表情。

「んー・・その呼び方も継続でござるかぁ・・まぁ良いというかヒナ殿に関してはどう頼んでも呼び方を変えてもらうことは出来なかったが故に諦めたでござるが・・」

「はぁ・・同感です。なんで何度頼んでもその呼び方から変えようとしないのか・・。」

なるほど・・呼び名の原点はわからないけどヒナに関しては頑なに呼び方を変えずに2人は諦めたと。

まぁ良いか・・マリナとイノ呼びで。







10分後、ヒナはようやく目を覚ました。

「お騒がせしました。」

「まぁ、無事なようでよかったわ。」

「まりにゃんとトントンもこっちに拉致されたの?」

「うむ。」

「ヒナより先に同じ国に拉致されたみたいですよ。」

「しっかり弱みを握って金品を絞るだけ搾り取り、弱みは周囲の諸国にばら撒いておいたでござる。故に、万が一生き残った連中がいたとしても全員お縄でござるよ。」

「トントンがしっかり仕返ししてるなら心配なさそうだね。」

やっぱり、イノのその辺りの対処は下手な暗部に頼むよりも確実みたいね。


「とりあえずさ、ヒナ、あんたは癒しを選んだのね?」

「だと思います。私は、敵を倒す力ではなく大事な人を守って支えるための力が欲しいって願ったので。」

「確かにその言い回しならどちらかと言われると癒しの方になるわね。」

「種族進化したことで何か変わったと思うことはあるかい?」

「種族進化?この刺青のことです?」

とりあえず種族進化について軽く説明しておきましょうか。

種族進化・・というか、種族は大雑把には人の姿をした人族や、悪の心に支配された魔族

動物などの人外の特性を持つ獣人等まぁ、色々いて、種族は基本的に変化することは生涯の中で存在しない。

その中で例外が種族が上位の種族に変化するパターン。

それが種族進化。

まぁ、全体的に強くなったり、自身が得意な部分がより優秀になる代わりにそれ以外の不得意な部分が弱点になったりするケースはあるけど、基本的には強化されるという認識で良いわよ。

「だから、肌の色が変わったり耳が獣系になったりと物理的に変わるのが普通でヒナみたいに入れ墨が入るパターンはイレギュラーよ。後それは、神の刻印と呼ばれる神様に身内認定されたようなものってことで良いわよ。」

「加護と似たような扱いで良い感じです?」

「加護よりも上位になるわね下手すれば。まぁ、ざっくり似たようなもので良いわよ‥と言っても、加護ほど隠さなくても周囲の連中は部族特有の入れ墨とか趣味で入れてるおしゃれとしか思われないからそっちはあまり気にしなくて良いわよ。」

「そんなものですかぁ。」

「とりあえず、ステータスを見せて頂戴。」

「はぁい」




名前:ヒナ・イーリス

二つ名:ピアノの黒天使

パーティ:虹の箱舟

ランク:D


従魔:アイリス(フェンリル)

   守護霊族:朔(料理神の眷属)

   守護霊族:奏(音楽神の眷属)

   ラグラス(フェニックス)

   猫又

   ケットシー


性別:♀

年齢:15

種族:猫寄せ天使

身分:音楽神の愛し子、料理神のお気に入り、イーリス公爵家次女(養子)

職業:料理人、ピアニスト


属性:聖-癒-

体力:D-

魔力:A+

攻撃:E

防御:E-

俊敏:E

練度:S+


攻撃1:【ナイフ術】【鞭術】【衝撃波】【閃光】【鎖操作】【過剰浄化】【治療】【解毒】【解呪】

攻撃2:【魔力強化】【感情強化】【突貫強化】【治癒能力強化】【聖属性纏】

補助1:【料理(極)】【演奏(極)】【野生の勘】【ピアノ(形見)召喚】

補助2:【演奏治療】【健康料理】【神楽】【過剰回復】【中毒強化】

自動1:【絶対音感】【技巧】【食材収納】【自動反撃】【呪い返し(過剰)】


衣類:守護者のエプロンドレスセット

武器:魔剣(鎖)、装着式神聖利器

装飾:仕込みワークブーツ、マジックバッグ(ポーチタイプ)


加護

日本の神のお守り、音楽神の寵愛、料理神の親愛


称号

世界規模の拉致被害者、守護霊(両親)に守られし者、猫に愛されし者、聖属性体質




「うっわ・・」

なんか聖属性らしいと言えばらしいけど、ちらほらえげつないのが増えてる・・

と言うかナニこの種族・・・

「後、お父様たち・・もうヒナの養子入りの手続き終わらせたのね・・」

「わぁ・・結局直接挨拶する前にシルさんに妹になってしまった。」

「あぁ・・なんていうかよろしく。」

「はい・・よろしくです。」

「とりあえず、詳細を見せてもらえる?」



種族:猫寄せ天使

神の刻印が首元から背中、両腕に手の甲まで体に白く刻まれ、白い肌であることが特徴の天使の翼をもたない緑がかった銀の瞳を持つ天使。

刻印は、豪華で厳かに8割天使の翼を、2割を猫を彷彿とさせるデザインとなっており脚の裏に猫の肉球があるのは神の趣味。

自身が扱う聖属性の魔法の全ての威力が5倍になり、契約している対象の扱う聖属性の威力が2倍になる。

また、自身に従う全ての猫が半々の確率で猫又、ケットシーのいずれかに変化する。

ちなみに死後は、天界で神の眷属として就職が決定している。



属性:聖-癒-

聖属性の癒しを司る能力を扱うことが出来る。

浄化やけがの治療、状態異常の解除や呪いの解呪などを得意としており、それらを扱えば扱うほど魔力消費が減り、威力が向上する。

ちなみに、あらゆる状態異常や呪いは一切効かず、仕掛けた相手へ倍の威力で倍返しする。



【過剰浄化】

あらゆる汚れや穢れ等を消し飛ばす。

どんな頑固な汚れや、アンデッドも消し飛ばせちゃう。


【治療】

怪我の治療をすることが出来る。

数をこなし、知識量が増せば威力が向上する。


【解毒】

様々な状態異常を治すことが出来る。

数をこなし、知識量が増せば威力が向上する。


【解呪】

様々な呪いを治すことが出来る。

数をこなし、知識量が増せば威力が向上する。



【治癒能力強化】

肉体に元々備わっているケガを治し、病気を癒す力を強化する。

体力の消費が激しい代わりに筋力が強化されたり、耐性が出来る。


【聖属性纏】

聖属性の魔力を自身と自身の扱うモノへ纏わせることで、あらゆる行動に聖属性を付与し、威力を向上させることが出来る。


【神楽】

神へ捧げる舞を舞うことが出来る。

舞うことで、自身を中心に一定範囲に聖属性の魔力で満たし、聖属性の威力を10倍にする。


【過剰回復】

【治療】スキルと併用することで使用することが可能

主に、掛けた相手へケガを治すどころか逆に悪化させる。


【中毒強化】

【解毒】スキルと併用することで使用することが可能

主に、掛けた相手へ状態異常を治すどころか逆に悪化させる。


【自動反撃】

自身と自身が扱うモノを用いて自身に対する攻撃に無意識でも反撃し、迎撃する。


【呪い返し(過剰)】

【解呪】スキルを使用した際、解呪した呪いをかけた相手へ同じ呪いを10倍の威力でかけた相手へ

強制的に付与する。


称号

聖属性体質

常に聖属性の魔力を纏った状態で、魔力の消費をすることなく触れただけで【浄化】することが可能

また一定範囲内に存在する他の相手に【治療】【解毒】【解呪】を通常の威力の2割ほどで発揮する。





「改めてみると、癒して治すだけかと思ったけど、しっかり仕返し出来るようになってるわね。」

「おまけにヒナがいるだけでわずかながらにでも、ヒナが魔力を消費させなくても癒すことが出来る・・ホント凄いな。」

「と言うか、地味にえぐいのがちらほら混ざってるわね・・こわっ。」

後、ヒナの鎖が時折勝手に動いてる理由がよく分かったわ・・あれ、この【自動迎撃】が発動して周囲を警戒してたのね・・。

後【神楽】は【浄化】とかの他のスキルと併用して使うタイプなのね・・なるほど。

と言うか、にゃんこたちが変化した原因はこのよくわからない種族が原因だったわ・・。

まぁ・・優秀だし良いか・・。



「ヒナ殿は、こう見るとサポータータイプなのでござるな。拙者は、どちらかと言うと裏方タイプでござるが。」

「私は、シンプルに前衛タイプですね。」

「まりにゃんが前衛で戦って、私が治したり鎖でサポートしつつ、トントンが裏で動いてくれたり私のサポートしてくれる感じかな?」

「そんな感じでござろうな。後は、アイリス殿やララ殿、猫たちが拙者やヒナ殿の護衛にマリナ殿の戦闘サポートをしてくれる感じになるでござろうな。」

「そういえばトントン、刺繍とか上手だったけどこっちに来てから変わったりした?」

「そういえば、拙者が刺繍したら、刺繍した柄に合わせて任意で能力を付与することが出来るようになったでござるよ。」

「どういう感じなの?」

「と言っても、現時点では戦闘用等のイメージがいまいちわからない故にせいぜい花を刺繍した際、刺繍した柄の花の香りがするようになったり、花びらが周囲に舞う幻覚が見えるように出来たりと言う感じでござるな。」

「動物とかだったらどうなるの?」

「生き物の場合、今のところは何も付与してないでござるがやろうと思えばその動物特有の得意分野の能力強化を所持者に付与出来るようになれそうでござるよ。」

「チーターだったら足が速く、ゴリラだったら腕力を強く、ウサギだったら脚力を強くみたいな?」

「そんな感じでござるな。後はファンタジー生物であれば体の硬化や、火耐性を付与したり水中で呼吸出来るようになったり出来そうでござるな。」

「今度試してみる?」

「そうでござるな。そうすれば拙者も戦闘の役に立てるでござるからな。」

「イノは今のままでもいいのですが・・」

「いやいや、マリナ殿ばかりに負担をかけて申し訳ないので少しは役立ちたいでござるよ。」

「と言いますが、私としては戦闘がメインになるのでイノのように私生活や情報収集などのそれ以外の部分で活躍してくれるのはすごくありがたいのですよ。その有無だけで今の倍以上苦労していた自身がありますよ。」

嬉しそうに微笑みながらそう答えるマリナに対して、イノはどこか嬉しそうにしつつもどこか恥ずかしがるようなそぶりを見せる。

「うぅむ・・真正面からそう褒められるとさすがに照れるでござるな・・。」

「ふふ。」


なるほど・・確かにこの2人は相棒と言う関係かと思ったけどカップルとしてもお似合いなのね。

「それで、まりにゃんは何か変わった?」

「そうですね。触れた相手を任意で完全破壊出来るようになったのが一番大きいですね。」

あの破壊がどうのと書いてあったスキルね。

「モノだけ?」

「今のところ魔物や、ゴーレム、建物、呪いと、犯罪者の人間相手にも使えましたね。まぁ、人に対しては騎士に差し出さないとダメでしたのでせいぜい骨を破壊して動けないようにしただけですよ。」

・・地味にえげつないわね。

でも、敵を無力化させるという点だったり、呪いを破壊出来ることを考えるとすごく便利で優秀ね。

「それで装備は今のところなし?」

「うむ。今のところ困ってないでござるからな。」

「そうですね。適当に狩った魔物や採取したものを使ってイノに衣服を作ってもらってるので、使い心地は良いですし、相手がこっちに触れた瞬間に破壊してしまえば事足りるので困ってないのですよ。」

「そうなんだぁ。まりにゃん強いもんね。」

「自身の強化は生涯の目標ですから。」

「まりにゃんって、強化出来ることはとことん強化するの好きだよね。主に育成系。」

「そうですね。数値が上がっていくのを見るのが好きで。」

あぁ・・それで、あんなえげつない数の武術とかで鍛えてたのね。


それにリンとも割とガチ勝負を嬉しそうにしてたし、リンも楽しそうだったし。

リンからすれば割と全力を出せる相手がいるということがうれしいんでしょうね。

なので、2人ともに互いの得意分野を教え合ったりしてすっかり親友のような、仲の良い姉妹のような関係になってる。

イノに関しても、刺繍や絵画等で以外にもリンが割と色々要求してそれをたやすくこなすからマリナとは別の意味合いでの仲良しだ。(イノも色々要求してもらって嬉しそう)

と言っても、兄弟のように仲が良いというだけだから異性としての仲が良いではないとだけ言っておくわね。

ちなみに、イノが描いたり作ったりしたものに関してはリンが買い取っており、その分お金や便利な魔道具をイノに渡し、買い取ったものはリンの実家へ発送して王家へ差し出されている。

それらは、王家と言うか王城内で使われたり、ギルドや教会のような公共施設で飾られたり使われたりしてる。




で、双子ちゃんだけどヒナが目を覚まして以来、ほぼずっと物理的にもべったりと傍に控えている状態。

そして、以前よりも甘える頻度が増えてる・・どうやら、ヒナが寝込んでたのが堪えたらしく、さみしかったようだ。

ヒナも嬉しそうに双子ちゃんを甘やかしてたからまぁ、良いのかな。



ちなみに、ヒナの手料理を久しぶりに食べて私たちは全員無言で涙が出そうになったのは余談。





さて、数日くらいヒナたちをこの辺りの絶景を見て回ったりして遊んで過ごしてから出発しようかしらね。

尚、ヒナさんですがシルさんたちと雲海だったり鍾乳洞だったりと色々と10日かけていろんなものを見て回り、大変満足して楽しんでくれたようです。

それらの光景は全てイノが絵を描き、刺繍をして残し、それらを思い出の品として大事に仕舞い、

複製品を作り、シルさんとリンさんの両家のご実家に発送され、大変喜んでもらえたそうな。




次からは数話ほど各キャラのステータスとその詳細を投稿します。

大分キャラが増えたりしたので。

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