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お題シリーズ4

自由はよくない

作者: リィズ・ブランディシュカ



 自由はよくない。


 とてもストレスがたまるものだ。


 自分であれこれ決めるなんて、そんな苦痛な事をやらせるわけにはいかない。


 私は一つの国の王だ。


 だから、国の民を守る義務がある。


 王として今まで、この国の者達には我が子にするように愛情を注いできた。


 危険を排除し、安全に成長できるようにいつも手助けした。


 躓かなくていい所で躓かないように、いつも見張って、助言を行って来た。


 監視社会はひどいと、他の国から言われる事があったが。


 一つしかない命なのだから。


 代わりの利かない命なのだから。


 国民達には幸せに生きて欲しいと思っている。


 それが親心というものだろう。


 さて、今日も国民達のためにやるべき事をやらねばな。


 未来予測の魔法をとなえて、どこでどんな危険があるのか知り、対処しなければ。


 けれど、それは禁忌の魔法。


 自分の命を一つ消費してしまうから、用意しておいた自分のホムンクルスに、忘れないように今までの記憶を転写しておかなければ。



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