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いずれ神の上に立つ者〜勇者から始まる冒険譚〜  作者: 叶夢
第四章 学園生活編
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第九十四話

「ふええ…ごめんなさい…レディッサぁ…!」


「…お前って…そんな感じだったか…?」


まぁこうなるよね、予想はしてたよ


「ぐす…私…ただあなたと隣で話していたかっただけなのに…いつの間にか…嫉妬して…私…酷い事を…」


「…ロミリア」


「…ごめんなさい…ぐしゅ…許してとは言わないわ…でも…またあの時のようにあなたと話したかった」


「…勘違いしてるなロミリアは」


「…え…?」


「別に怒ってないし、気にもしてない。オレ嬉しかったんだ…皆オレを怖がって近寄りすらしなかったのに、ロミリアはオレに追いつくって言ってくれた」


「…ぐす…」


「ロミリアの方こそ…すごいよ…何百年も努力してさ、それこそオレも嫉妬するぐらいに」


「…うう…そんな…」


「だから気にすんな、オレも…ここ200年大変だったけど…最近気づいたんだ。案外今も捨てたもんじゃないってさ」


「…レディッサぁ…」


「ロミリア…またオレと友人になってくれるか?」


「…うん…!ふええ…」


ロミリア先生はレディッサ先生に抱きつく


「はは…よしよし」


どうやら仲直り出来たみたいだな、よかったよかった


『よかったですね』


うん、俺はお邪魔だろうし。ここら辺で去ろう


こうして2人の魔女は無事仲直りをし、昔のように笑いあったのであった




「さて…これからどうしよっかなー」


2人の事は一段落ついたし、暇になってしまった


『ステータスとかステータスを見るのはどうでしょう?』


凄いゴリ押しだな、押し売りセールかよ


「まぁいいか、ステータス」


名前 リュート・レギオス


レベル:2


職業 A級冒険者


称号 勇者・転生者・強欲の化身・元魔王


適性 光・闇


スキル:肩代わり・無限の可能性


体力 超凄い


魔力 超超凄い


力 超凄い


防御力 超凄い


速さ 超凄く速い


女神の祝福一覧


魔力感知・補助精霊・魔法詠唱短縮



殆ど変わってない…力が凄いから超凄いに変わっただけ…というかレベル上がんないんだけど!


『このレベルは特殊で邪神に操られた者、または邪神そのものを倒さないとレベルは上がらないですよ』


はぁ…そんなのほぼ居ないじゃん、レベル上げさせて欲しいんだけど


『貴方が操られて自分を倒せばいいのでは?』


遠回しに死ねと言ってるよそれ、ステさんは相変わらずだな…


『褒めても悪口しか出ませんよ』


最低だな?!


「さて、暇だし冒険者ギルドに行きますか」


困った時の冒険者ギルドだからな


『暇という理由で行くのはリュート様位ですけどね』


はいはい


「ニャー」


「クロスケも一緒に行く?」


「ニャフ!」




「で…なんでアリアも着いてきてるの?」


「護衛が必要かと思いまして」


「ニャー…」


「必要ないのでお帰りください」


「ダメです」


「結局ダメなんじゃないか」


素直に着いていきたいと言えばいいものを…


「だって最近リュート様学園でお忙しそうでお話出来なかったんですもん」


拗ねたように口を尖らせるアリア


「悪かったよ…後でクレープ買ってあげるから機嫌なおしてくれ」


「クレープで機嫌をなおすのはリュート様ぐらいですよ…」


「そうかな…じゃあ好きな物買ってあげるからさ」


一応冒険者の時の貯金が山ほどあるし、A級の報酬額はシャレにならない程多いからな…そりゃ皆冒険者になりたがるのも分かる


「本当ですか?うーん別に欲しいものは無いですけど…しいて言うならリュートさ…」


「さ、冒険者ギルドに着いたよ」


「ちっ…」


危ない危ない、ちょうど着けてよかった


「さてイリスはいるかな〜…ん?あの後ろ姿は」


「…うーん手頃な物がないな…もうちょっと早く来れば良かったな」


「ルシュ…?」


「…ん?おお!リュート!」


「冒険者ギルドで会うなんて初めてだね、ルシュもクエスト受けるの?」


「まぁな!学園で学んだ事を復習しようと思ってな、リュートもこれからクエストか?」


「うん、そのつもり…というかルシュは1人なの?」


「おう、1人の方が気楽だしな…護衛がいると落ち着かなくてさ…」


「国王陛下は知ってるの…それ」


「いやこっそり抜け出してきた」


「ええ…」


相変わらずだなぁ…ルシュも


「そういやルシュも偽名使ってるの?」


「おう、今はルーシュだ」


俺が言うのもあれだけど安直過ぎない?すぐバレそうですけど


『リュート様もリュウという1発でバレそうな偽名でしたけどね』


あ、あれは適当に決めたからだよ…


「というか名前変えても見た目で王子と分かるんだから護衛無しは危ないと思うけど…」


「ふふん…そう思うだろ?」


「な、何かあるのか…?」


「これ…なーんだ」


ルシュは首にかけてるネックレスを見せる


「ただの宝石が入ったネックレス…?」


「違うんだな〜これが、実は認識阻害魔道具なんだ」


認識阻害魔道具?なんだそれ…


「…何それ…」


「おいおい流石に魔道具は知ってるだろ?」


「…まぁ…魔石を使った道具で魔道具だろ?俺の愛用してる短剣も魔道具だし」


持ち主に合わせて少しだけ形を調節してくれる便利な短剣だ


「そうそう、で、この魔道具は着けてる者の存在をあやふやにして認識出来ないようにしてくれんだ」


「へぇ〜凄いな…んん?でも俺はルシュの事気づけたけど」


「そう!それがこの魔道具の凄いところなんだよ!これ阻害する対象を選べるんだぜ!今は身内だけには存在を見れるようにしてるんだ!」


ルシュが興奮しながら熱弁する


「ほぇ〜…それは便利だね、有名な魔道具職人が作った物はここまで凄いとは思わなかったよ」


名のある魔道具職人の作る作品はどれも常識を覆すような物ばかりって聞くし、凄い有名な人なんだろな…


「…実はな…これ作ったのお前の知ってる人なんだ」


「え…?そんな凄い人知り合いにいないと思うけど」


「…シノンだよ」


「…え…?」


「アイツ…魔道具職人の息子なんだってさ」


「ふぁっ?!あの女子よりも女子らしいと噂のシノン?!」


「そう、そのシノンだ、まぁこんな魔道具作れるなら特級クラスだわな」


「…シノンが…」


今度…俺もルシュと同じ物作ってもらおうかな…今は深くフード被ってるからいいけど、暑いんだよな…





俺は心の中でそう決めた

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