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第八十二話

「複合魔法:光聖魔弾:100連!」


「複合魔法:地変雷炎ちへんらいえん!」


「…!」


光の魔弾と巨大な炎がユーナにより更に強化され神父へと放たれる


「ぐ、グオオオオ!ナンダそのイリョクはっ!私ハツヨイはずなノニ!」


「そんな汚いオーラ出してるから弱いんだよ!」


「我がカミノかゴをバカにスルナーー!!!」


『オーラの集束を確認、何かしてくるようです』


「ユーナ!防御頼む!」


「…!」


頷くとユーナから光が放たれ、周りを覆っていく


『これはリュート様の魔法より強力ですね』


わざわざ言わなくていいんだよ!


「負けてられるか!無属性魔法:纏い:剛円」


『また魔法を強化されたのですか?本当底なしの才能ですね』


ステさんが言うと褒めてる風に聞こえないのは何故だろう?


『皮肉です』


「ですよね!」


「ウオオオオ!」


神父がオーラを集め、そして…ビームのように放った


「ちょっ…ビームなんてありかよ!」


辺り一面が闇に覆われる、ユーナと俺の魔法が無ければ街ごと吹き飛ぶ勢いだ


「ガアア!なぜ防げる!チクショオォ!」


「今度はこっちの番だ!」


俺は地面を蹴り、空中へと飛んだ


「アンタの腕、貰うぜ!迅鈴刃流:一式:刹那切り:5連!」


「ギャアア!」


神父の腕を切り刻み片腕を切り落とした


「ユルサナい!クラエ!」


残った片腕が俺へと迫る


「くっ…空中じゃあ身動き取れないぞリュート!」


「…!」


ユーナとレディッサ先生が叫ぶ


「ああ…普通はな、闇魔法:影変転」


俺は切り落とした神父の腕と自分の位置を入れ替えた


「ナニ!?」


「自分の腕を殴る気持ちはどうだ?」


「クッソオオオオ!」


「…?今の魔法は…」


やばい、レディッサ先生にバレたか?まぁいずれ話すつもりだしいいか…それより今は…


「…グウウ…クソ…こんな…ハズでは…カミノ計カクが…」


「そろそろカタをつけよう、光魔法:聖剣せいけん


闇魔法の漆黒剣を元に光魔法で再現した対悪者用の剣だ、これで終わらせよう


「ユーナ、俺の強化お願いできる?」


「…」


もちろんと言わんばかりに首を振り、俺を強化してくれた


「ありがとう、レディッサ先生はアイツの気を少しだけ逸らして欲しんだ」


「了解、あんな奴ぶった切ってやれリュート」


「もちろん!…よし行くぞ!」


「ヌウウ!マケテタマルカあああ!」


またビームを撃つつもりだな、そうはさせるか!


「複合魔法:聖剣斬撃せいけんざんげき


無属性魔法:斬魔刃撃を光魔法:聖剣で放つ複合魔法、これなら遠距離も対応出来る


「グギャアア!ナンダコレハ!!」


「悪いね、もう片方の腕も貰っちゃった」


「おら!よそ見してんなよ!クソオーク!複合魔法:絶雷」


「グアア!体が!シビれ…て…!」


「今だ!リュート!」


「…!」


再び地を蹴り空中へ飛び、異形の顔へと狙いを定める


「じゃあな、アイツにざまぁみろって伝えておいてくれよ」


「ヤメ…!」


「迅鈴刃流:一式:刹那切り!」


「…ああ…ベル様…!」


俺は首を切り落とした、勝ったのだ。アイツの思い通りにはさせなかった


「よっしゃあ!やりやがったぜ!さすが我が教え子」


「…!…!」


「…ああ疲れた…本当辛い目にあいまくる人生だな勇者マイ、でも俺やるからさ…必ず」


だから見ててくれよ、俺の勇者としての活躍を




「どうやらやったようだねリュート君」


「リュートなら当たり前ね!ふふん!」


「本当、君の弟は凄いな。きっと彼なしでは勝てなかっただろう」


「だってリュートだもん、私の自慢の弟よ!」




「おい!よく見えないが…子供だ!子供が魔物を倒したぞ!」


「ほんとだわ!あの子が救ってくれたのよ!」


「「助かったぞー!!」」




「人気者だなリュート」


「ちょっと気恥しいですけどね…」


「まぁ、それだけの事をやってのけたんだ。誇れよ」


「はは…」


「リュート様ー!」


「リュートー!」


「アリアとイリス?マリン姉ちゃんまで…」


「やっと追いつきました…ふぅ、サラちゃんから聞いたあと直ぐに向かったんですけど…間に合わなかったみたいですね…」


「リュートと一緒に戦いたかったな〜」


「でも無事で良かったわ…本当」


「うん…何とか勝てたよ」


「お前…知らない内にこんなに女の知り合いを…」


「レディッサ先生…?」


「…ライバルが次々増えていく…うう…」


「れ、れ、レディッサ様?!あの冷徹の魔女レディッサ様?!」


そういやイリスはレディッサ先生に憧れてるんだっけ…すっかり忘れてた


「あん?誰だ人聞きの悪いこと言ったのは」


「この人はイリスって言って俺の冒険者仲間なんだ」


「よ、よろしくお願いしましゅ!」


噛んでるな〜…凄い緊張していらっしゃる


「ほーん、あんたがリュートの…」


「あ、レディッサ様がお書きになられた、ま、魔法に関する書物の大ファンです!」


「へぇ…あれ読んだのか、周りからは難しすぎるから書き直せって言われたんだがな」


「わ、私魔法が大好きで…心の支えみたいなものだったんでふ…」


「…心の支え…か…そうか、まぁ魔法好きに悪いやつはいないからな!よろしくなイリス」


「ひゃい!」


「良かったねイリス?」


「うん!えへへ…」


み、見たことも無いようなデレデレ具合だ


「…ふむレディッサ様もリュート様の事が…メモメモ」


「また何か書いてる…」


「べ、別に何も書いてませんけど?!」


「リュート〜!」


「…お兄ちゃん」


「姉上、ミリシャ…!」


「やったねリュート!」


「…お兄ちゃん…大好き」


「うん、やったよ。ミリシャも無事で良かった」


相変わらず唐突に告白してくるなぁ…元気そうでいいけど


「…」


ニコニコとこちらを見て微笑むユーナ


「ユーナも、ありがとう。助かったよ」


「…!」


頷きながらサムズアップをする


「…なんと、更に増えるのですね…メモメモ」


「はは、これで一件落着だな…」


『お疲れ様でしたリュート様』


ああ…ステさんもありがとう


『お礼はいいです、私の役目ですし。仕事でやったみたいなものです』


それでもさ、君のおかげで勝つことが出来た


『…私はハーレムには入りませんからね』


何言ってんのこの精霊…


『そろそろ体が限界でしょう?』


まぁね…ちょっと…いし…きが…遠のいて…


「…もうダメげんかい…」


「リュート!」


『おやすみなさいませリュート様』


俺は意識を手放した





「ちっ…あっちは失敗したか、これだから人間は嫌いだ。役立たずの無能め」


だがもう少しで魔王の洗脳が終わる…!待っていろ勇者…!貴様もこれで終わりだ!くははは!


「…そうだ、それまではアイツを使うか…くく…勇者はどんな反応をするか楽しみだ」




邪神ベルの計画は続く…

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