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第四十一話

俺達は教会を出た、ギルドへと戻ろう歩いていると教会の庭に人影が見えた。どうやら子供の様だ


俺と同い年ぐらいかな?教会の庭を掃除してるのか、大変だな〜


子供がこちらに気づくと会釈をしてきた、こちらも会釈をする


「あ、どうも」


よく見ると格好は教会とは正反対でみすぼらしかった、ボロボロの布を着たような感じだ。髪も金髪だけど汚れている、しかし瞳は透き通った青で綺麗だった


これはあまりいい扱いはされてないな…ここまで腐ってるのか教会は


「…」


こちらをじっと見ている、えっ俺何かしました…?また厨二病的なあれしちゃってませんよね、そんな綺麗な瞳で見つめられると照れちゃうよ


俺の方を見てニコッと笑う


あら可愛い、男性か女性かよく分からないけど可愛いというのは分かる


こちらも微笑み返す


「何やってんだリュウは…」


「えっいやべ、別にやましい事はしてないよ!」


「そういうのはやましい事やってる奴の言い訳だ、ほら行くぞ」


「あ、うん」


その子に手を振って別れた、その子も手を振ってくれたので悪い意味で見てた訳じゃ無さそうだ


「あの子、なんだったんだろ」


でも何故かまた会えそうな気がする


「…」


彼が去っていった、黒髪で私と同じ青い目をした男の子。とても優しそうで、でもとても強い魔力を感じた




女神エルシュラ様、彼が勇者様なのですね




もし勇者様なら私の事も救ってくれるでしょうか?





ギルドへと戻る途中気づかれないようにイリスの尻尾を光魔法で治す


「光魔法:小癒回復」


「んあ?なんか尻尾が暖かいような…」


「き、気の所為じゃない?それか今日暖かいし太陽が当たってるんだよ」


「う〜ん?そうか」


ふぅ…危ない危ない、バレたらとんでもない事になる所だ


ギルドに戻ってマリン姉ちゃんに報告する


「まぁ…それは災難だったわねぇ」


「全くだ、ぼったくりもいい所だよ本当」


「あら?でも尻尾は治ってるじゃない」


マリン姉ちゃんが気づいた


「えっ?ほんとだ!なぜっ?!」


イリスも気づく、いやイリスは気づくの遅すぎだろ


「ナンデダロー」


「まさか…」


「うっ」


バレませんように…


「私の自然治癒能力高すぎ…?」


イリスが馬鹿でよかった


「自然治癒の範囲を超えてるような気がするのだけど…」


マリン姉ちゃんは困惑してる、くっマリン姉ちゃんは鋭いな


「いや!私の自然治癒能力が覚醒したんだな!ふふん」


イリスなら何やってもバレなさそうだな…必死に隠すのが馬鹿らしくなってきたよ


「そ、そう…よかったわね…?」


「まぁな〜、尻尾も治ったし明日にはまたダンジョン行けそうだな!」


「うん、明日で10階を攻略したいね」


「ああ、頑張ろうぜ」


「うん!」


そうして俺達は一日を終えた




次の日



「リベンジだ!昨日はよくも尻尾を燃やしてくれたな!」


スケルトンライダーとの再戦だ、気を抜かず戦わなくちゃ


「カタウイウイ!」


スケルトンホースが突進してくる、まずは乗っているウイッチを片付ける!


「イリス!」


「おっけー!風魔法:風刃!」


俺はスケルトンホースの突進を避ける、追撃をしようとするウィッチにイリス魔法が直撃する


「ウイウイイイ!」


ウィッチは倒れた、後はスケルトンホースだけだ


「よし後はお前だけだな」


「ふふ」


「ヒ、ヒヒン…」


怯えたのか後ずさる


「逃がすかよ」


「悪いね」


「ヒ、ヒヒーン!」


スケルトンライダーを討伐した、リベンジ成功だ


「やったな!」


「うん!」


後は10階を残すのみ、気合いを入れて頑張ろう!



10階は一本道で魔物の気配はなかった、なんかRPGのボス戦手前みたいな感じだな


奥に扉が見える、本当にボス戦なのか?



「ねぇ、10階ってこれまでと雰囲気違うけど…」


「ああ、多分ボスだ…記憶があやふやだけどそんな気がする」


やっぱりボスか、どんな奴がボスなんだろう?やっぱりスケルトン系の魔物なんだろうか



「行くぞ…」


「うん…」


扉を開くとそこに居たのは…



「ブルルフオオオオ!カタカタカタ!」



身長8mはある馬鹿でかい骨の化け物だった


「おいおい、マジかよ…!」


やばい、コイツは強い、威圧感が他の魔物と段違いだ。下手をすれば俺よりも…


「嘘だ…私はこんなやつと戦った記憶なんてないぞ…!」


イリスが驚き戸惑っている、戦った事がない…?じゃあコイツは一体なんなんだよ…!



下級ダンジョン10階ボス?



スケルトンオーク異常種



戦いの火蓋が切って落とされた

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