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第四話

前回のあらすじ、魔力を感じ取ろうと努力してたら普通にステータスで見れました


いや出ちゃったよステータス、当たり前のように魔力あるし。1年半の努力が水の泡と化したよちくしょう


大体この世界テンプレな異世界すぎるだろ、魔王に勇者、ステータス。もしかしてゲームの世界か?


だとしたら俺ゲームなんて死にゲーしかした事ないから詰んでて笑うんだが。笑い事じゃないけど


現実逃避はここまでにしてじっくり自分のステータスを確認しよう


名前 リュート・レギオス


職業 なし


称号 転生者


適性 なし


体力 100


魔力 150


力 10


防御力 5


速さ 5


まだ他の人のステータスを見てないから基準が分からないけど2歳だしこんなものなのかな?


というか称号が転生者になってるな…ん?これ他人に見られたらヤバくね?えっちょっと目の前にカレンいるけど?!


「坊っちゃまどうでしたか?ステータスは確認出来ました?」


「うぇ?!ああうんみれてるよ!」


「それは良かったです」


き、気づいてない…?もしかして見えてないのか?


「ねぇかれんはぼくのすてーたすみえてる?」


「いいえ、ステータスは基本的に自分しか見れませんので…例外はありますけどね」


カレンは微笑みながら語る


危ねぇ!良かった…転生者だとバレてたら一体どうなってたやら…考えただけで1年ぶりにおもらしする所だ


「そ、そうなんだ!ねぇすてーたすってどうやってあげるの?」


「ステータスの上げ方ですか?そうですね、まず体力は運動や筋トレ、そして年齢を重ねる毎に上がっていきます」


ふむふむ


「次に魔力ですが、魔法を使えば使うほど魔力も増えていきます。ただし上がり幅は才能で左右されますけどね」


使えば使うほど増えるのか…!それなら早急に魔法を覚えて魔力を上げたいな!


「力と防御力、速さは体力と同じで運動や筋トレで上がり、年齢でも上がっていきます」


「そっか…それじゃあいっぱいうんどうしなきゃね!」


「ええ、坊っちゃまはまだ2歳ですし、よく遊びよく寝るのが1番の近道ですよ」


「うん!かれんいろいろおしえてくれてありがとう!」


「いえいえ」


カレンに感謝だな、これでステータスの上げ方は分かった。あとは全力でステータスをあげて第2の人生をこれでもかと満喫してやるぞー!


「よいしょ…っと」


「あら坊っちゃま何をなさるのですか?」


「きんとれ!」


「ええ?!さ、流石にまだお早いかと」


早く俺TUEEEEしたいからね!休んでいられないね!

というか目を盗んで既にやってました


「だいじょぶ!」


「大丈夫なので…しょうか…?」


「うん!」


「無理はしていけませんよ?カレンは坊っちゃまに何かあったら凄く悲しいですから…」


悲しそうにこちらを見る


くっそんな顔されたらで、出来ない…


「わかった、やめる!だからかれんなかないで?」


「はい…坊っちゃまはお優しいのですね」


「かれんはわらってるほうがきれいですてきだからね!」


「まぁ、嬉しいです…」


「へへ…」


筋トレはまた今度しよう、時は待ってくれないからな…カレンには悪いけど隠れてやらせてもらおう


それと…異世界に来る前聞こえたあの声が誰かはわからないけど運命を変えろと言っていた事も気がかりだ


…俺を異世界に転生させて何をさせようというんだ?


「まぁなるようになるか」


さてここからはステータス上げの時間だ!


そういえば今気づいたけどあと1年で俺も適性の儀受けなきゃいけないじゃないか!



平和に終わりますように…

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