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第二十八話

「さぁ、ここが私の家よ。自分の家だと思ってくつろいでね?」


あの後殆ど強制的にマリンさんの家へ連れてこられた


「あの…俺本当に宿さえ教えて貰えれば…」


「ふふ、いいのよそんなに遠慮しなくても。それより嫌いな物とかある?」


「いえ無いですけど…」


「良い子なのね、じゃあリュウ君の為に腕を奮ってご馳走を作るから楽しみにしててね?」


「それは楽しみです!じゃ無かった、そんなの悪いですよ!俺別に苦労してないですから、冒険者になるのだって勇者のくんれ…」


説明しようとしたらマリンさんに抱きしめられた


「大丈夫よ…もう強がらなくて…私がずっとそばにいてあげるからね…」


あかん、これ何言っても聞いてくれないやつや、あとマリンさんの大きな胸に顔を埋められ息ができないです


「むぐぐ」


「あらごめんなさい、苦しかったわね」


「ぷはっ、いえ大丈夫です。むしろありがとうございます」


おっとなんかデジャブを感じるぞ?なんでだっけ


「ふふ、リュウ君はずっとここに居ていいんだからね?」


「…わかりました」


こうなりゃマリンさんには申し訳ないけどしばらくはお世話になろう、A級になったらしっかり説明しなきゃ


「うん!じゃあ料理作ってくるわね!」


「ありがとうございます」


謎の罪悪感が凄い…




「さぁ出来たわ、いっぱい食べてね〜」


「もしゃ…もしゃ…美味い!」


マリンさんの料理はどれも美味しかった、城の料理も美味しかったがマリンさんの料理はまた別の美味しさがあった


「ふふ、料理は逃げないからゆっくり食べるのよ?」


「もっしゃ…もっしゃ…わかりまひた」


「あらあら、そんなに頬張って可愛いわね。ふふ」


もう俺マリンさんと暮らしてもいいかもしれない…

はっ!あぶね!危うく堕落してしまうところだった、

マリンさんの母性が強すぎるぜ…気をつけよう


「ごちそうさまでした」


「お粗末さまでした」


「凄く美味しかったです!」


「良かったわ、じゃあ次はお風呂に入りましょうか」


「わかりました」


「後で洗いに来るから先に入っててね」


「わかりま…いやいや!1人で入れますよ?!」


「あら遠慮なんてしなくていいわよ?」


「いや遠慮なんてしてませんから!一応俺男なんで!1人で大丈夫です!」


「ふふ、恥ずかしがっちゃって…分かったわ、本当に1人で洗える?」


「もちろんです」


「じゃあお風呂はあっちだから入ってきてね」


「わかりました」


「寂しかったらすぐ呼んでいいからね…?」


耳元で囁かれた


「だ、大丈夫です!」


急いでお風呂へと向かうん


「ふふ、本当可愛いわ」


その後急いでお風呂に入り、秒で出た。多分前世も合わせて1番早く済ませたお風呂だったよ


「あらもう終わったの?」


「はい、今日はそんな気分だったので」


「そう…今一緒に入るために準備してた所だったのだけど…残念だわ」


悲しそうにそう言った


あ、危ねぇ!あとちょっと遅れてたらマリンさんが入ってきて俺の理性が魔王化してしまう所だったよ!


「1人で大丈夫ですって言ったじゃないですか…」


「ふふ驚かせたくて…ごめんね?」


悪戯げに笑って謝るマリンさん


「はぁ、いくら9歳でも俺も男なんですからマリンさんを襲っちゃうかもしれませんよ?」


「あら、それは楽しみね」


「本気にしてないし…」


「リュウ君はそんな事しないって分かってるからね」


「今日会ったばかりなのに?」


「ええ、分かるわ。受付嬢をずっとやってるとね、その人が大体どういう人か分かるようになるのよ?」


「なるほど…?」


「だからリュウ君はきっといい子だって確信できるわ」


「むむ…」


本当にそうだろうか…?今もマリンさんの誤解を解かず世話になってると言うのに


「ふふ、それに…」


「それに?」


「リュウ君になら襲われてもいいかもね?」


また耳元で囁かれた


「うぇあ?!」


「うふふ、冗談よ、じゃあ私もお風呂入ってくるからくつろいでてね」


「ふ、ふぁい…」


そう言ってお風呂場へ消えってった



うん一つだけ言いたい





自分、惚れてもよろしいか?

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