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第二十五話

レディッサ先生の訓練の後訓練所へと向かった


「よーす、今日は早いなリュート」


「まぁね、てかルシュも早いじゃないか」


「勉強めんどっちいから抜け出してきた」


「それは…王子としてどうなんだよ」


「ふっ、俺は勇者の仲間になるからいいんだよ」


「それでいいのか…でもルシュまだロディ先生に勝ててないじゃん」


「うぐっ、も、もうすぐ勝てるぞ!手応えは感じてるからな!」


「ほんとにぃ?」


「うるせぇ、髪の毛燃やすからな」


「やめてください、というかさっきレディッサ先生にやられたばかりだし」


「お前はレディッサ団長と何をやってるんだ…」


「訓練だよ」


「ふーん…?」


ニヤニヤした顔をしながらルシュはこっちを見る


「なんだよ…そんな顔して」


「べっつにー?あの誰にも心を開かないと噂の冷徹の魔女レディッサ団長と随分仲良いんだなーって思っただけだよ」


レディッサ先生、そんな風に呼ばれてたのか…そりゃ最初は素っ気なかったけど今は気楽に話せるぐらい良い人だけどな


「別に普通さ、ただの先生と教え子ってだけだよ」


「そうなのか?でもレディッサ団長ってめちゃくちゃ綺麗だろ?もしかしてお前年上は無理な奴なのか」


「いえ年上は大好きです」


というか周りに魅力的な年上の女性ばかりだから大好きになってしまったというかなんというか…

俺は悪くない…悪くないんだ…


「おおう、そんなに食い気味に言うなよ。じゃあレディッサ団長に告白しちまえば良いのに」


「君はバカなのか?いやバカだね」


「王子に向かってバカとはなんだバカとは、不敬罪で牢屋行きだぞ」


「ごめん、あまりに愚問だったからつい」


「別にいいけど、で?何が愚問なんだよ」


「いいかい、レディッサ先生は先生なんだ、恋愛感情なんて持つわけないだろう?」


「じゃあレディッサ団長に告白されても断るのか」


「くっ、それは…性格はあれだけど話してて楽しいし一緒に居て苦痛じゃないし綺麗だし…断るかは分からないよ」


「それもうレディッサ団長の事好きじゃねぇか、はよ付き合えよ」


「いやいや、そもそも俺勇者になるから恋愛系は魔王を倒してからだな」


「…そうか、まぁリュートの自由だからな」


「うん、もしかしたら死ぬかもしれないんだ。無駄に悲しみを増やしはしないさ」


「お前…」


「まぁ死ぬつもりはないけどね」


「ああ、俺が魔王だろうがなんだろうが全力で守ってやるよ」


「ルシュはまずはロディ先生を倒してからでしょ」


「分かってるよ…」


「おや、今日は早いんだね2人とも」


「ロディ先生!まぁな!気合い十分だぜ!」


「全く相変わらず元気がいい事だ、じゃあ早速今日の訓練を始めよう」


「「はい!」」


「ルシュ君は僕と大剣を使って模擬戦ね、リュート君は慣れてない武器の訓練と僕の部下全員と模擬戦をして貰うよ」


「はい」


「分かったぜ、今日こそロディ先生を倒す!」


「ふふ、楽しみにしてるよ」




そうして各自訓練を行った




「はぁっ!」


「脇が甘いよ!」


「ぐわっ!」


「大剣を振るときは隙が出来やすいから気をつけなきゃダメだよ」


「くっ、分かってるさ…まだまだ!おりゃあ!」


「っ、体力は凄まじいね、ルシュ君は」


「はああ!」


凄い盛り上がってるなぁ…あっちは、俺も久しぶりにロディ先生と模擬戦したいな。今度頼んでみるか


「はは、よそ見とは随分舐められたものだな副団長」


「ええ、リュート様と言えどよそ見はダメですよ?」


聖騎士達とアリアが向かってくる


「おっとすみません集中しなきゃですね」


今使っている武器は短剣の二刀流、あっちは普通の片手剣だ。リーチは短いが手数は此方が上


向かってきたアリアの攻撃を受け流し聖騎士の1人の懐に入り短剣を当てる、模擬戦なので当てるだけだ


「くっ、早いな。それに身のこなし方も全く無駄がなかった」


「へへ、どうも」


「後ろ失礼するぞ」


聖騎士3人が後ろから迫る


「ご丁寧にどうも」


しゃがんで回避した後、足を崩し倒し。1人の首に短剣を当て、もう1人の胸にも当てた


「こりゃ勝負になってないな」


「ああ、俺もまだまだ訓練が足りない事を痛感するよ」


「全くだ、だが訓練した所で勇者様に追いつけはしないだろうけどな」


「それもそうか」


リタイアした聖騎士達が談笑している


「貴方たち、負けたのなら腕立て500回ですから」


アリアが冷めた目で聖騎士達を見る


「えっ、そんなの聞いて…」


「今言いました」


「ええ…そんなぁ…」


「やらないなら、私直々に訓練をしてあげましょうか?」


「よっしやるか」


「ああ!やるか」


聖騎士達が腕立てを始めた、アリアの訓練…なんかヤバそうだ、俺…アリアが先生じゃなくて良かった…


「リュート様も、次よそ見したら私が訓練を致しますからね」


「ひ、ひゃい…」


こうして気を抜けない訓練が始まったのであった


これにて第一章完結です!ここまで読んでいただきありがとうございます!

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