文章力が一生身につかない
底辺より下は何て言うんですかね?
三角形の底辺の下は余白ですが、余白作家というと、何か含蓄がありそうで嫌なんですけど。
ブックマーク百以下が底辺らしいんですが、ポイントゼロどころか、pv0が普通にあります。
「闘病生活入門」というのを書いているんですけど、初投稿がいきなりアクセス数一桁でした。
まあ、病気なんて若い人は興味が無いと思うのですが。関心が出て来るのは、四十代の厄年が過ぎて、同級生が何人か死んでからでしょうね。
ちなみに、中学のクラスメイトが最初に死んだのは高二の時です。暴走族の車に乗っかって、カーブを曲がり切れなくて、看板に激突した女が死にました。次が、二十歳くらいの時に、暴力団に入って、お金を回収に行ったら、刺されて、男が死にました。三十年以上後に聞いたら、ポーカー賭博の売上を使い込んでいたとか。
話はズレましたが、塾の経営者なので、pv0なんて慣れたもんなんですよ。
二十万円くらいかけてチラシを配っても、
反応ゼロ
なんて、普通にありますからね。
一万部配って、一つ反応があれば良い方
と、昔は言われていたようですが、今はもっと悲惨なんじゃないですかね?
チラシ一枚、三円五十銭払っているのに、
新聞店がちゃんと配らない
とか、よくあることなんですよ。新聞店も慣れたもんなので、速攻で菓子折り持って謝りに来て、後はなあなあで、お金は返さない。速さからすると、謝罪用の菓子折りを常備しているんじゃないですかね?豪華なやつを。
初めて投稿した時も、誰かに読んで頂けるとは、全く思っていませんでした。
自分の文章力の低さも自覚していました。
だいたい、読書に興味なんて無いし。
「図書館で本を借りたことが一度もない」
と、小学生の時に先生に言ったら、無理矢理借りさせられた。その本も読まずに返した。
それ以外、図書館で本を借りたことはない。
と、高二の時に、詩人の釈迢空先生の最後の弟子で、高校用の国語便覧に名前が載っていた先生に話したところ、
「それは致命的だね。残念だが、どんなに努力しても、一生文章力は身につかないよ」
と言われたことがあります。下手なのはよく理解していましたから、
そうだろうな
としか思いませんでしたけど。今思えば、その先生の知り合いは、斎藤茂吉のように、国語の教科書に載っているような文学者で、その先生自身も文学賞を取っているわけですから、そんな人達と比べられても。
初めて投稿した頃は、
勉強しろと言うのは、死ねと言っているのと同じ
が話題になっていました。
教育関係なら私でも書けるかな?
と思って、文章を書く練習をしてみました。
書いてみると、初めて書いたので、すぐに疲れてしまって。
書くのが嫌になったので、書きたいことの十分の一も書かないで、ぶん投げることにしました。
適当に終わらせて、投稿して、後は放置。
無責任そのものなわけですが、何故こんな乱暴なことをやれたのかというと、
誰も読まないだろうな
と思っていたからです。
今も、釈迢空とか、最後の弟子とか、斎藤茂吉とか、承諾を得ないで書いちゃっているわけですが、
読まれないから、問題になるわけないよね
で済んじゃうんですよ。
クラスメイトが死んだ話なんか、他人の目を気にしてたら、書かないでしょう。
これがpv0作家のいいところなんですよ。
何でも好き勝手書いていいんです。誰にも迷惑かけないから。
だって、pv0なんですもの。
初投稿した後は、二度とログインしないつもりだったのですが、一時間くらいしたら、気になって。
感想が来ていたので、
読んでくれる人って、本当にいるんだ!
と、ビックリしてしまって。
それまでは、有名な人とか、組織に入っている人とか、何か特別な人だけが読まれていると思っていました。
頂いた感想の中には、
適当に終わらせて、ぶん投げた
ことを指摘される方もいて。
いい加減な姿勢って、相手に伝わるんだ!
と思いました。
でも、疲れがピークに達したので、まだ、ぶん投げることにしました。
短編のつもりだったのですが、連載にします。
書きたいことと、全然違うことを書いてしまいました。
これが、pv0作家のいいところですよね。