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クラス対抗試合 2

2試合目以降はそれぞれ前回の試合の反省を活かして善戦するも押し切られた。

かく言う俺も2試合目は魔力による瞬間移動をやめて普通に走って近づくのだが当然俺に向けて大量の魔弾が襲いかかってきた。

相手は俺の1試合目を見て質より量を選択してきたのだ。

流石に捌ききれず全身に魔力をまとい耐えるしか方法はなかった。

全身に魔力を纏った瞬間、教師陣がどよめいたがこっちはそれどころじゃなかった。気を抜けば魔力の衣を剥がされてしまうので維持に意識を集中したのだがそれがいけなかった。

結局この試合は時間切れで俺は耐え切ったのだが判定負け。

大量の魔力を消費し残りの2試合を戦わざる負えなくなった。

3試合目はこれと同じ戦法で俺は負けた。


そして迎えた4試合目は無様だった。

魔力も体力も尽き、1試合目のジルのように何の抵抗もできず相手の魔弾に打ち抜かれた。





さて、試合を振り返っての反省はもういいだろう。

問題はこれからどうすれば他のクラスの奴らと対等以上に遣り合えるのかということだ。

クラス対抗試合は1ヶ月毎に行われるという。

とりあえず俺は魔力瞬動と全身纏の効率化だろうか?

全敗はしたが俺の魔力瞬動と全身纏は一応形にはなっているので後は使い方と効率的な運用の反復練習が必要不可欠なのだと。

だがまだ学び始めて1ヶ月の相手にこの2つが使えて全敗は無いとワルズからお説教を喰らうハメに。

トホホ…。



1試合目に善戦をしたビアンカは剣術を習うらしい。

ルールにあったように木刀などの武器を先生たちは用意してくれていたがほとんどの生徒は手にしなかった。手にしたとしてもそれはただ単に木の棒を振り回しているようなものであったが…。

非力な女の子であるビアンカは剣術を使って男子との差を縮めるつもりのようだ。

だが彼女の考えは悪くはない。魔力を飛ばすことのできない俺たちは少しでも相手とのリーチを短くする必要がある。そのための剣であり、槍であるのなら至極真っ当であり、的を得た回答なのだ。

実際その答えに“自力で”たどり着いたビアンカは先生に褒められた。

先生は質問を投げかけただけで後は一つのヒントも与えることなく沈黙を貫いていただけだったのだから。



ということで俺たちはこれから徒手空拳だけでなく剣術、もしくは槍術を習うこととなった。


フッ、全身青痣だらけでさらなる地獄の日々だよ畜生!

次は勝つ!

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