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訓練の終了と旅立ち

怪我は順調に治り、今俺は絶賛リハビリ中!

萎えた足の筋肉を元に戻すため朝からランニングと昼は川で水泳をしている。

さて彼女になったリーナはというと俺の側でリハビリを手伝ってくれている。練習の方は最初のものに戻している。何でも応用の方は俺と一緒に“二人”で練習したいそうだ。

二人での所を強調したのを俺は理解し自ら地雷を踏むことはしない。

そんなリーナだが最近は料理の特訓も始めている。今日のランチもリーナの作だ。形は悪いが味の方はリーナの母親がきちんと監修しているので問題ない。初めは手に切り傷が絶えなかった手が懐かしい。まだまだ料理のレパートリーはサンドイッチや卵料理、シチューなどの失敗の少ない鍋料理しかないのだが将来が楽しみである。

しかし怪我とリハビリでこの村にいる時間はもう残り少なくなっている。

俺は応用の方は時間が足りないと正直思っていた。が…

「今日から応用の練習再開!」

サウスガーデンに行くまであと1ヶ月。

あれだけ苦戦していたのに1月では無理だと思うだろ?俺は思った。

「あのね、トーマスが怪我してる間、私気がついたの。その場所ごとに集中しなくても体を魔力が包み込むイメージを持って魔力を練ると驚くほど簡単に魔力を纏えたの」

リーナの爆弾発言は続く。

「それでね、怒らないでね、私もう全身に纏える様になったの」

「うそだ~!!!」

俺の絶叫が木霊するがその後論より証拠と実際に見せられ涙を流し絶句する。

彼女に先を越されその彼女に手取足取りレクチャーを受ける。

嬉しいより情けないというのが正直な感想だった。

そして旅立ちの日の3日前に俺も全身に纏う事が出来る様になった。


こうして俺たちはサウスガーデンに向けて旅立ち。

そして2日後サウスガーデン魔導学院にたどり着いた。


ようやく旅立ちです。

もっと早く旅立たせて学院編に行きたかったのにままならないものです。

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