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INFINITY SKY

作者: 歌川 詩季
掲載日:2026/10/04

 翼が多いと空も多くなる(汗)

 鎖の海に沈めた翼が いま蘇(よみがえ)る

 赤錆の飛沫(しぶき)をあげて開かれた

 ふたつの扇を身に背負うんだ


 景色を見おろす瞳より

 届けと見あげた太陽が

 こんなにもずっと高いから

 空の広さは無限大なのさ


 アスファルトにチョークを走らせるように

 飛行機雲は慈悲もなく境界線を引いて

 僕はといえば

 まさにそのしがらみを切り裂く刃(やいば)となろう

 解き放つ者だけが可能性のかけらを

 てのひらにできる



 鏡の塔に迷った三日月 まだ眠ってる

 鉄(くろがね)の扉をしめて閉じこめた

 みっつの魔法は絵に描(か)いた虎


 悪しきを挫(くじ)いてまわるより

 荒野(こうや)に咲かせた草花が

 乾いては散ってしまうけど

 生き様なんて等身大でいい


 アスファルトにジョークを聴かせても無駄で

 移動手段は是非もなく環状線を巻くよ

 誰かと尋(き)けば

 きみがその企(たくら)みを貫(つらぬ)く矢尻となるか

 架け渡す者ならば組み合わせのひとつを

 選びとるだろう

 私は氷属性のつもりなのに!


挿絵(By みてみん)

制作:ひだまりのねこ先生

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