ーまだ森だもんー (原案)
まずは1回。
第4話 森ぬけーる!!
...。
可愛い。
...。
「そういえば、テクトさんはこれからどうするんですか?」
「え?ああ、そういえば今後のことを考えていませんでした...。どうしましょう?」
「うーん、そうですねぇ...。テクトさんは元の世界に戻りたいですか?」
「いやー、戻っても前と同じく追われる身でしょうし、しばらくはここに留まっておきたいとは思っていますが、留まるにしてもどう生活すれば...。この体ですし。」
ティフルさんとの会話に夢中で全く考えていなかった。
「私はこれから王都に...あ!」
「?どうしました?」
「そうですよ!王都に行きましょう!」
「王都?」
「はい!王都ならテクトさんのような異世界からの方でも受け入れてくれるはずです。」
なるほど、王都。
「王都って言うのは、そのー、王様が納めている都?ということでしょうか?」
「ええ、王都ロイトル、この大陸でもおそらく一番大きな都です。いろんな所があります。騎士団の本部や、ギルドや、魔法学校など...。ちょうど私もその魔法学校へ教師として配属され、ここまで旅をしてきたんです。」
「そうだったんですかあ、学校の先生に...。王都ロイトルですかぁ。いいですね!でも、この格好で行けますかね、身分証すら持ってないのに。」
「あ、確かにその姿ではちょっと注目を浴びてしまいますね。とりあえず...。」
読んでくれてどうも