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金移 (原案)  作者: にたの楽々
2/4

ー滝だもんー (原案)

僕の一人称はなんだろ。

第1話 女の子と出会ーう!


「はぁ。」

どうして俺がこんな目に...。

...やっぱ「俺」って言うの恥ずかしいな。

いつものように「私」って言うか。

いや、確かにいつもは「私」って言うんだけど、ちょっと衣替え気分で一人称替えしてみようかなって、でもいつもの方がしっくりくるね。

...。

って誰に話してるんだ私は。

自分の中で自問自答して少しは落ち着こうと思ったけど、こんな状況私じゃ難しいね。

とりあえず、今わかっていることは、私はいつも通りの私だ、何も異常は感じられない。

服を来てないのもいつも通りだし。

まあちょっと混乱してるけど。

それと、多分ここは依然聞いた異世界というところなんだろう、私が日常を送っていたところとは雰囲気とか空気が違うし、感覚でここは自分が住んでいた場所じゃないと確認できるってことと。

あとは、ここがどこかわからない、ここからどっちへ行っていいかわからない、どうすればいいかわからないっていうこと。

...ほとんどわからないじゃないか。

どうもしようもないじゃないか、この状況。

...ザァァァァ

「!」

...今かすかにだけど、滝?の音が聞こえたような。

...ザァァァァ

確かに、耳を澄ませると遠くの方から水の落ちる音が聞こえてきた。

まあ、こんな大自然なんだから、滝の1つや2つがあっても変じゃないんだけど、行く当てがあるわけでもないし行ってみよう。

もしかしたら、滝があるってことは川があって、その川をたどって海に出て、その近くに港がある、なんてこともあるかもしれないし。

そんなうまくはいかないかもだけど。

ま、この森の散策もかねて、今は滝へレッツゴー!

...。

歩いてるうちに、ますますここが異世界だということを感じた。

見たこともない色や体をした動物や植物、聞き覚えのない鳴き声や環境音、そりゃあどことなく私がいた世界と似たところがあるにはあるけど、よく見れば違っている部分がはっきりとわかるところもある。

わからないことが山ほどある、でも、そんなここにどこかワクワクと高揚してしまっている自分もいる。

私は好奇心旺盛なのでしょうか。

未知の世界だが、楽しい、そう感じている。

ザァァァァ

そうこうしている間に、目的の滝へたどり着いたようだ。

「おぉ、これは。」

そこには見事に綺麗な滝があった。

高さは10メートルくらいだが、幅は20メートルくらい、崖の上から少し激しくも静かに流れていた。

「ーークァァ。」

こういうところでする伸びは非常に気持ちがいい。

「さて、ここからは...?」

滝の下、すぐ近くに何か影が見えたような気がして、よーくその地点を凝視すると...。

透き通ったような肌に整った小さな体、綺麗な髪は長く、とても言葉で伝えるには難しい、とにかくまさに美しい少女、そんな少女が水浴びをしていた。

「?」

「あ。」

少女がこちらに気付き、また自分も少女を見ていたと気づいた。

「あ!?」

「あ!?」

気づいた時には、

「「キャーーーーーー!!!!」」

その時、二人の声が森中に響きわたった。

読んでくれてあんがと

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