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陛下、私の年齢を考えてください。

作者: 黛 カンナ

おばさんが可哀想な目にあってます。

これはいけない。


このままでは私の体はぶっ壊れる上に精神崩壊するし、何よりこの国が壊れる可能性があり、貴方様の名誉にも深く深く関わることでして…。


「おい、結局何を言いたいんだ」


「アレック陛下、側室か王妃を作ってください」


もう何百回となるか分からない懇願を受け、アレック陛下は酷く苛立たし気な顔をしたかと思うと、プイッと背けられた。


「いやだ、カルラがいるだろう」


その言葉を告げられた私は半泣きになりながら叫んだ。


「もう私は42歳です!!体が辛いんですぅぅうう!!」






私の名前はカルラ・ユーリア


アレック陛下の愛妾であり、元乳母である。


何故、42にもなっている乳母が愛妾なんてやっているのか。


全てのきっかけは、私がアレックの乳母をすることになったことであった。


「子供が死んだばかりの君には辛いことかも知れないが……どうか、我が息子の世話を頼みたい」


当時の陛下にそう言われたのである。


因みに当時の私には夫がいた。

私は10歳で嫁いで12までに子供が2人出来たが、あまりにも若くに産んでしまったことが原因ですぐに死んでしまった。


更には同時平行で起こっていた大戦で戦った夫が死んでしまったのである。


胸が張って痛いし、未亡人になったばかりで頭がクラクラしているときに当時、夫との交流が深かった国王から乳母の話をもちかけられたのである。


「妻は死に…側室を持つ気はない。乳母としてこの子を育ててくれるなら生活を保証しよう…どうか頼む」


「はぁ…まぁ、はい」


放心状態であった私は適当に了承した。


そうして適当に引き受けた乳母ではあったが、アレックというのは思いの外可愛らしくて愛らしく、私が大好きになるのも当然だった。


「カルアー!しゅき!!」


そういってくれるアレックを誰が嫌いになれるのだろうか。

好き好きと抱きついてくれるアレックはもう…本当に可愛いかった。


私が母乳を与えて私が世話をした。

産まれが下等貴族なので教育面では役に立たないが、生活面を世話した。


「私も大好きよ~」


そういって頬擦りが大好きな程に私はアレックがかわいくて仕方がなかった。


その後、アレックは美しく成長していった。

青い髪はサラサラしており、目はハチミツのような黄色、体はかなり鍛え上げてシックスパックが眩しい。


私も鼻高々で自慢息子のように思い、いつかいい王妃様か側室に恵まれたらいうことがない。


なんて思っていたのだが…。


「愛している…カルラ」


彼が18歳の時、私は突然押し倒された上に襲われた。


「ちょちょ…なんで!?なんで!?」


当時私は30歳。

王宮の決まりでは30歳以上の女性は陛下や殿下と性交渉してはいけないとあるし…というか、そもそも私は乳母だ。


あまりのことに驚いて、もちろん抵抗をしたのだが…。


「好きだ…大好きなんだ!!…愛してる」


真剣な顔で言われてしまった。


今まで積み上げてきた情やら母性本能やら、若くして父親を無くした彼に自分を重ねたこと、早くに王位についてしまって大変であることに同情したこと。


色んな思いが詰まりに詰まりすぎた結果…。


「うん、いいよ」


受け入れてしまったのである。一夜の過ちだと思ったのだ。




この選択を私は今でも後悔している。




その日からずぅぅうっと抱かれ続けたのである。





「いやだ…もういやだ…やだぁあ!!」


2週間時点で私は泣きわめきながら懇願した。

体の相性はすこぶるいい上に何処で覚えてきたのかアレックは色んな技を使って快楽の渦にドボンされ続けたら私の脳は壊れかける。


「カルラ…好きなんだカルラ!!拒否しないでくれ…」


泣きながらそういわれたら私は拒否なんか出来ないので思わず受け入れてしまう。


けれど本当にキツいし脳ミソがぶっ壊れるし、体の関節はギシギシで歪なブリキ人形のようだ。


「もういや!!もうやめたい!!」


子供のように駄々をこねにこねくり回し巻くって周囲にそう叫びもしたし直訴したし…つーかアレックを誰か止めろといったのだが…。



「ほら、恐らくは初めての恋の相手との体に夢中になってるだけだと思われますし…」


「まぁまぁ、その内に終わりますよ」


周りにそういって宥められ、まぁそれならばと思っていたが…。


12年。


12年だぞ!?

連日ずぅっと抱き潰しにされ気絶しても抱かれて次の日には昼まで体が使い物にならない。

しかもアレックが休日になれば更に朝ももつれこむ上に昼ももつれこむ夜にもなる。コイツ頭可笑しい。


『いつか飽きるでしょうから』


『側室が出来るまで』


『王妃が来るまで』


『子供が出来れば流石に』


『ほら、年を取れば流石に落ち着きますからそれまで…』


生け贄になれ。


『あ、言っちゃった』


ポロっと洩らしてたその言葉によって私はすべてを悟った。


それが目的かよ!?

そりゃあ、アレックは名君と同時にイカれた暴君かもしれないし、頭の可笑しい独裁者かもしれない!


けど、私を生け贄にするなよ!


つーか、こないじゃないの!!側室も王妃もいつになったら来るの!?

子供??42(この国の平均最終出産年齢は20代前半)が妊娠出来るかバカ!

側室?来る気配なしだわ!つーかお前ら、私が子供産んだからもういいとでも思ってるだろ。

歳?もう私は42歳なのにまだ抱かれるんですけど!!70歳まで待てと!?





「いや、あの男はお前が70になっても抱き続けてると思うぞ」


「恐ろしいことを言わないで!」


私は幼馴染みの怖い予言を受けてうわぁぁあ!!と泣きわめいてしまった。


因みに目の前にいるのは王宮の専属主治医であるジュークである。

私の幼馴染みであり、毎日ある定期検診の傍らでよく愚痴らせてもらっている。


最近では私の腰についてよく検診してくれている。


「頼むよ…お前が側室の話題なんか出すから、またアレック陛下が荒れに荒れてるんだよ…な?大人しく抱かれたら皆が幸せだ」


「私は幸せじゃない!!もう42よ!?…42よ!」


大切なことなので2回いいました。


「大丈夫だ。まだイケる。まだイケる。お前の内蔵年齢はまだ28歳だからいける。お前を抱かなかった日の陛下は怖いんだ…あれは魔神か何かなんだ。頑張れ…頑張れ!!」


「ふざけんな!!」


思わず枕を投げ捨ててしまった。っち、避けやがって。


あぁ、あの可愛い可愛いアレックはどこに行ったのよぉ…。


可愛いアレックとそのお嫁さん、出来れば世継ぎが産まれたら孫のようだなと思っていたのに…。


「世継ぎならカルラが産んだケイネスがいるだろ」


「ケイネスの体が弱いのは知ってるでしょ…それにいつ死ぬかも分からない」


遅くに産んでしまったせいか、今年で5になるケイネスは非常に体が弱くて病弱である。


聡明な頭脳をしているのだが…寿命は短いだろう。


「どうにかして…王妃か側室を持たせないと…」


「もう無理だと思うぜ」


幼馴染みが何か言ってるが、私は知らぬフリを決め込んだ。







夜、私は早速アレックに直訴した。


「アレック陛下!今日こそは王妃か側室について話し合いましょう!」


「いやだ。カルラがいるだろ」


そういってアレックは私を押し倒そうとするが、その手をペチンと叩いてやる。


「私は42歳の大年増でございます…もう…貴方様の相手をするのは…無理がございますし…何より世継ぎが…」


「ケイネスがいるだろ」


「世継ぎ一人では心許ないでしょうし、何よりケイネスは体が弱いのです」


「それよりも、息子の心配をしたらどうなんだ」


「それは…その…そうですが…」


思わず口ごもってしまう。

昔ならば、いくらアレックの不機嫌が強くなろうが私の年増を理由に跡継ぎが出来ないので側室か王妃を…という話はかなり現実的になっていたし、周りも言っていた。


しかし、ケイネスという息子であり世継ぎが出来てからは大義名分が失われた上にアレックのご機嫌が取れるし世継ぎも出来たから…まぁ、あの年増には生け贄になってもらおう。みたいな雰囲気になってしまった。ふざけんな。


確かにケイネスは可愛いし…死ぬことなんて考えたくはない。


でも、それと私の体が壊れるのとは別の話である。


「どうか!!どうかお願いします!私の体を!体をどうか労ると思って側室か王妃をもうけてください!!お願いします辛いんです」


必死で懇願した。涙を流しながらいった。


我ながら酷い顔をしてたのだろう、アレックは若干どん引きしながらため息をついた。


「はぁ…分かった分かった。というか最近、側室をという声がまた大きくなって持つことになったんだ」


「素晴らしい!!英断です!!」


私はパチパチと手を鳴らした。


嫁さんだ!!嫁さんが来る!!


そんな感じで興奮状態の私を見ていたアレックが、また触ろうとしてきたでペチンと叩いてやった。




結局ヤったんだけどね。









「貴女が…カルラね?」


そういって来たのは、アレックの側室であるメリック・シャロットである。


もう、本当に可愛い。


目はパチッとしているし、唇はプルルンで…何より肌だ。

真っ白でビニール傘のようなピチピチとした肌は若さの結晶であり、最高傑作である。


隣国の王女様ということもあって、平民生まれの私なんかには出せない気品がある。


「はい。私はカルラ・テレジアといいます。お互いに仲良く…」


「気安く喋らないで」


ピシャリと断言されてしまった。


「世継ぎが産まれたことをいいことに、年増の癖に権力を振りかざしてみっともない。知ってる?貴女みたいな人のことを『痛い女』っていうのよ」


「は、はぁ…」


なんともパンチの聞いたお嬢様である。


「もういい?おばさん、どいてくれるかしら?」


「え、えぇ」


私は隅っこによれば、メアリちゃんと侍女さんたちは嘲笑しながら歩き去っていった。


「ックス…ビビってるし」


なんて声まで聞こえたが…やはり可愛い子は何をしても可愛いのだとおばちゃんは関心したのであった。


一人残された私は、ポケーッと見ていた。



「あれまぁ、可愛らしくってパンチのあるこだこと」


少し勝ち気な気がするが、アレックにはあれぐらい勝ち気で自分の意思をしっかりと持っていないとダメだろう。


「何はともあれ…よかったわ。今夜はちゃんと眠れそう…ふわぁあ」


あくびをしながら、私は安堵した。


確かにこの日、私は安らかな眠りにはつけたのだが……それは嵐の前の静けさにしかならなかった。








「ちょっと、年増おばさんの体は大きいのだからもっと隅っこにいってくれる?」


「ねぇ、貴女が子供を産んだ年齢は37よね?すごいわ、私だったら人として恥ずかしくて無理」


「元々は乳母なのよね?もしかしてシンデレラストーリーとでも自分で思ってる?」



…このメアリちゃんのパンチが予想以上にパンチがあった。


視界に入れば嫌味を言われ、足をかけられる。ひどい時には紅茶をかけられた。


しかしながら、反抗期の娘をもった親の気持ちでニコニコと笑っているのでメアリちゃんは苛立った様子だった。


「ねぇ、何か言ったらどうなの?貴女は所詮は愛妾…陛下の寵愛が無くなったら立場がないわ」


「それもそうね~」


「…っ…いっておくけど!あのケイネスという子供が世継ぎとして見られてるから安心してるなら間違いよ。あんな子、すぐに死んでしまうんだから」


「あら、息子を心配してくれるの?優しいわねメアリちゃんは」


そう、この子は意外と優しい子である。

ケイネスの命は絶対に狙わないし、私への嫌がらせや嫌味も何処か品があって優しい。


これも嫁姑のコミュニケーションだな~なんて思いながらニコニコと笑っていると、メアリちゃんは顔を真っ赤にさせた。


「ふ…ふざけないでよ…アンタみたいな年増に…なんで…なんで私なんかが比べ…ッシュ…ゲボ…ゴホ!」


いつものように怒ろうとして…メアリちゃんは胸を抑えてゲボゴホと咳き込んでいる。


「メアリちゃん!?メアリちゃん!!」


「ゲボ…ゴボ…ぉぇ」


ついにメアリちゃんは血を吐いた。


「きゃぁぁあ!!誰か!!誰か!」


必死に周りに助けを求めるが…今日に限って侍女や側使えがいない。


仕方がないと私は走って衛兵のいる場所へと急いだ。





「誰か!誰か!」


必死で走って衛兵を見つけ、その人たちの肩に手をかざす。


「あの!!助けてください!メアリちゃんが!!血を吐いて…」


必死でいう私を見て、複数の衛兵は互いに頷いて私の肩に手をおいた。


「分かりました。いますぐに迎えに行きましょう」


「私も…」


「いえ、カルラ様は行かないでください」


「ぇ?…は?」


「ささ、カルラ様はこちらの部屋に」


そういって衛兵さんは私の背中を強く押してきた。


「待って!離して…ねえ!」


あの兵士さん…動いてないよ?むかうって言ってたのに…。


「取り合えず、この部屋に入っててください」


ドン!と近くの部屋に押し入れられ、振り返った時にはバン!!と閉じられてしまっていた。


「開けて!!開けてよ!!」


バンバンバン!!とドアを叩くが開く気配がない上に誰も答えてくれない。


途中でドアを叩くことを諦め…私は彼等が向かってくれていることを願うだけしか出来なかった。





少しして、ドアが開かれた。


視線を向ければ…アレックが立っている。


「アレック!!メアリちゃんは!?メアリちゃんはどうなったの!?」


「あいつは死んだ…原因は食中毒だ」


「はあ!?」


食中毒?何を言っているんだ?つい先程だぞ?


そもそも、何を食べて食中毒になった?私たちが食べるものは事前に毒味をする人がいる筈だ。

何か意図的なものが…。


「ま…まさか…」


私は一つの恐ろしい結論を導きだし…戦慄した。


いや、そんな筈はない。こんな可愛い子が…まさか…。


「カルラは側室を持てとは言ったけど…その側室をどうするかまではいってないよね?」


その言葉は…肯定以外の何者でもなかった。


「なんて…ことを…あんな…未来ある若い子を…」


娘のような…息子に彼女が出来たような気がして楽しかった。


嫌味やいやがらせは受けたが、やはりお姫様暮らしをしている女の子なのでやり方がちゃちだし、反抗する嫁をもった姑気分だった。


それなのに…。


「カルラ…やはり俺にはお前さえいればいいんだ」


このバカ息子は…私を母にはしてくれない。


「止めてください。私には…貴方が息子にしか思えないんです」


この感情をいうなれば…罪悪感だ。


アレックのことは愛している。愛してはいるが…やはり息子感情なのであるし、息子に抱かれることに違和感や罪悪感を覚える。


「アレック?君のそれは勘違いなんだよ…間違いだ」


もう何度目になるか分からない説得を試みる。

アレックには母がいなかったが故に私に酷く依存している。


両親を早くに亡くし、この国を導かなければならないストレスがこの子を可笑しくさせてしまったんだ。


しかし、私の言葉に彼は首をふった。


「お前だけなんだ…ずっとずっと損得抜きで俺を愛して叱ってくれたのは…熱を出した時、傍にいてくれたのはカルラだけ。父を失ったとき、カルラの存在がどれだけ救いとなったことか…」


「アレック…」


言葉を漏らせば、目に大きな水玉を抱えたアレックはポロポロと水滴を落としていった。


「お願いだよ…勘違いなんていわないで…僕はずっとずっとカルラが好きなんだよ…カルラだけを思っていたんだ。この僕の感情を…『間違い』の一言で終わらせないで」


泣きじゃくりながら、そういうアレックの姿は…かつて夜泣きをしていた幼いアレックと同じだった。


いつもこうやって、泣いてすがってくるアレックに対して…私はいつも抗えないのである。


「あぁ…はい。もうそれでよいです」


私は全てを諦めた。


そもそも、この可愛いアレックに打ち勝つ術が存在していないのである。





その後、色々と諦めてアレックを甘やかすことにした私が色々な意味で貪り食われ…流石に神様が憐れに思ったのか次の年にはアレックの暴走を唯一止められる妊娠をしたのであった。


……アレックが早く枯れますようにと私は神様に願っているが、叶ったかどうかは別の話である。











昔々、この国には栄華を極めた暴君であり名君がいた。


国の発展に大いに貢献した名君でもあるが、その一方で暴虐の限りを尽くす暴君としても知られている。


しかし、暴君はかなりの愛妻家で妻は一人しか持たなかった。


その妻は大年増だが3人の子供が授かった。


体が弱いが聡明な頭脳によって国を導いた賢者の王。


強い体で産まれ、毒も効かない強靭な肉体を使って兄を守る鬼の隊長。


母親似の美貌を持ち、父親からもっとも溺愛され、文化の発達を促した美の女神。


優秀な子供を授かり夫からの熱烈な愛を向けられたその年増女性は末長く幸せに暮らしたと伝えられている。



しかし、その一方で…。



「全てを諦めきった遠い目をし、いつも酷く疲れた様子の女性。アレは陛下に抱き殺されたんだ」


とも伝えられている。


歪んでるかもしれませんが、私は高齢のおばさんが若い子に酷い事されてる話が好きです。


このおばさんは『母性』です。体の関係はありますが、あくまで『可哀想な息子の我儘』を受け入れてるとしか思ってません。

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― 新着の感想 ―
[一言] 藤原薬子とかもこの女性みたいな感じやったのかなぁ。
[一言] 頑張れ!!カルラ♡ 負けるな!カルラ♡ 最後は諦めて体(特に腰)を労わってください(__)
[気になる点] 暴君は嫌いです 急に人が死んだのでビックリしました
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