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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

アルケリアクロニクル

アルケリア・クロニクル 〜世界が彼を「バグ」と呼ぶまで。〜

「この手は、誰かを救うためのものか。それとも、すべてを壊すためのものか」

前世で守れなかった「誰か」への悔恨を抱え、剣と魔法の世界に転生した少年、ルシアン。 彼は、己の裡に渦巻く制御不能な魔力の奔流に、魂を削られるような日々を送っていた。

フォルティア中央魔法学院。選ばれし才覚が集うその場所で、彼は一人の少女に出会う。

名門伯爵家の令嬢、ミリア。 透き通るような美しさを持ちながら、その瞳には一切の感情が宿っていない。 彼女は、まるでこの世界のすべてに興味がないかのように、ただ静かにそこにいた。

交わるはずのない二人の運命は、ある「異常」によって結びつけられる。

ルシアンが暴走の果てに見たのは、ミリアの側にいる時だけ、狂おしい魔力が凪のように静まるという、説明のつけない現実。 そしてミリアもまた、理由の分からない衝動に突き動かされ、彼を注視し始める。

「……あなたの魔力は、ひどく耳障り。でも、不思議と落ち着くの」

誰にも解けない謎を抱えたまま、学院は一つの冷酷な決断を下す。 「魔力安定化措置としての、特例同室――」

それは、世界の平穏を揺るがす数多の歴史(クロニクル)の、ほんの序章に過ぎなかった。 虐げられた魂と、空虚な瞳。重なり合う二人の体温が、凍てついた運命を溶かし始める。

――アルケリアクロニクル。あの日、黄昏が血の色に染まる中で、すべては始まった。
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