全ての始まり
初めまして、Ryと申します。
この作品が小説家になろうに投稿する最初の作品になります。
この作品は私が面白いと思うものを詰めた物になりますので、読んで頂いて面白いと共感して頂けたらそれだけで嬉しいです。
世界は飢えていた。
畑は足りず、動物も限られ、水だって有限だった。
人々は震えていた。
環境を選べば住むところも食べる物も限られる。
生活を選べば環境は悪くなり地球が壊れてしまう。
そんな世界を見て神は嘆き悲しんでいた。
あぁ、私は間違えてしまったのだ
人類に知恵を授け甘やかし、地球の管理を
せずに、ただ人類がどうして行くのか
見ていただけなのだから…
…ガイア様、1つ提案があります。
私が地球にもう1つの世界を作るのは
どうでしょうか。
私とガイア様で協力すれば可能かと…
神ガイアにそう提案したのは、神オネイロスだった。
いいのか、オネイロスよ
そうした場合その世界の管理者はお主となるぞ。
かまいませんともガイア様。
地球の人々の夢がかかったその世界
私以外に適任はおりませんとも。
そうして神ガイアと神オネイロスは協力し地球に2つの世界を作る事にした。
その案は神々の会議によって正当なものとなり実現される。
地球全体に神ガイアは語りかける。
今までよく耐えてくれた。
この地球に居場所のない人々よ
願うのだ、自らの居場所を
さすれば神たる私があなた達を異なる世界へと
送り届けよう、そこで生きていくのだ。
その声が響き渡ると、人々は願った。
この飢えを、悲しみを、全てを変えたいと。
すると、願った人々は光の中へと落ちていった…。