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何処までも澄んだ空気
張り詰め溢れ燃え盛る闘志が包む
俺が居るのは白い山頂の頂だろう空の青が恐ろしく感じる
いやこの世界が恐ろしいのだ
まさしくアオイさんそのもの具現かしているのか・・・
アオイは静かに穏やかに恐ろしい闘志を湛え
太陽を掲げる・・・・・
いや焔だ・・・・・
焔?
アオイさんはの和服が舞う
ゴゥと唸りを上げ張り手が放たれる
「あるがままにかんじるがままにですよ」
「ハッ」
俺は前に跳ぶ
「はげしいですね」
ギリギリで避け肩でタックル
楽しげにアオイさん俺嬉しくなる
アオイさんの和服がひらひらと美しい
気が付けば背中に肘が突き刺さり
息も忘れ楽しくのたうち回る
うっかりのアオイさん油断して
「今治療しますね」
ハイ!其の隙美味しく頂きます
素早く投げる地面にズドォンと轟音鳴り響く
アオイさんビックリでも汚れ一つ無く
俺はガッツポ-ズでもボロボロ
お互いみあい笑い合う
「君は強いねお姉さんとても嬉しいよ」
「アオイさんがとても近くに居るようで嬉しいです」
俺は風を操る練り上げ纏う
「いきます」
「にげます」
ニッコリとアオイさん
火を作り出し練り上げ纏う
俺は風を操作し捕縛を選択
ヒュヒュヒュンと複数の不可視の鞭がアオイさんを襲う
ドンと轟音と共にヒット拘束開始
「こうそくしつつせっきんきょうどもよし」
微笑を深く浮かべるアオイさん拘束のお陰でエロスがやばい凄くいい
「だめですよ。まだはやい」
其の言葉と共に轟音と凄まじい熱量が・・・
「まだ」
残る風を前面に収束
「ぜんりょくぜんかい」
熱量を吸収変換推進力に
「だぁぁぁぁぁ」
風になり特攻
アオイは私は驚いている
まさか突き刺さるとは・・・・・
俺の全開は地面に激突した
いやきれいにつきささりました
見事すぎて・・・・・・・・・・
私は負けた笑いにだ!
面白すぎる!小刻みに身体は震え止らない・・・
俺はこの世界の恐ろしさの本質を理解出来た
見たことの無いまたは理解の及ばないものえの恐怖・・・
「この風景どうかな」
「まだおそろしいです」
「でもとても美しい」
「そしてなにより楽しいです♪」
アオイさんは可愛く首を傾げる
「おそろしいのに楽しいの」
俺はこの風景が理解したい
「ええアオイさんそのものですよね」
「ちがうはず」
アオイさんは見上げ見回し何か考え
「この風景は師から受け継いだもの」
話が続かない・・・・・・
アオイさんは俺を抱き寄せ口を開く
「リラックスしてお姉さんに身を委ねてくれる」
何か暖かいものが触れたような
「ごめんね。嫌な感じしたよね」
「ぜんぜんしませんでしたよ」
アオイさんは戸惑いながら
「まずはえ~とこの風景は私のだね」
「師のとは別物」
「残念半分嬉しい半分かな」
俺はおかしなアオイさんに聞く
「残念は」
「師から受け継いだもの一つきえたから」
「嬉しさは」
「私が師と似てると感じたから」
「アオイさん・・・・」
「なに・・・・」
俺は話しかける・・・・・・
ああそうか今アオイさん隙だらけでアイツラモイナイ・・・・・
アオイさんは落ち着き始めたと感じる
「また誘ってもらえますか!」
アオイさんは溢れんばかりの笑顔
「またもちろん誘うけど」
アオイさんはぎゅーと抱きしめてくる
「とうぶんこのままで」
アオイは何か大切な事を思い出せない
「アオイさん」
「なに」
「なんでもありません」
「こえきいてるだけでおねえさんしあわせ♪」
「しあわせそうで俺うれしいです!」
幸せを感じながらゆっくりとまったりと・・・・・・・
お読み頂き有難う御座います