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まぁ、最初はこんなものでしょう。

ジリジリジリジリジリ

目覚まし時計の音がなり

僕は重たいまぶたを開け、時刻を確認した。

「7:00か〜確かまさるとは8:00に教会に集合して8:10の王宮行きのバスに乗るんだったな。」

僕は布団の誘惑に負けそうになるが腰を上げリビングに向かった。

リビングに向かうと母さんが朝食の準備をしていた。

「あら!ああああいつもはなかなか起きないのに今日は早いのね?」

「母さんあが一個少ないよ」

「ごめんね!紛らわしくて間違えちゃった」

「あ、しかないんだけどね」

母さんといつも通りの絡みをして僕はリビングにある座席に座る。

「それより母さん今日着ていく服は用意してくれてる?」

「勿論よ、あああああの部屋に置いてるわ」

「ありがとう!」

僕は急いで朝食をすませて自分の部屋に戻った。

「え〜と僕が今日着ていく服は………」

僕は母さんが準備してくれた服を確認した。

(母さんこれはないよ)

AM8:00 教会

教会の前には少年が1人いた。

「あああああの奴遅いなもう8:00になってるぞー」

少年がイライラしながら待っていると少年の前にあああああが走ってやってきた。

「ごめーんまさるお待たせー」

あああああがまさるの前に現れた瞬間まさるは大笑いした。

「ぎゃははははは!あああああお前その服どうしたよ?」

まさるの服は素肌も見えるががっしりした鎧を着ていたがまさるに対してあああああの服は清潔感のあるスーツだった。

「お前今から勇者の試験を受けるのにスーツはないだろう」

「馬鹿だなまさる!

試験に受かる為には審査員にアピールしないとダメだろだから他の人とは違う服を着ていくんだ」

「アピール出来るのはアホさだけだけどな」

「うるさい、うるさいこんな話をしていたら遅刻するよ!」

まさるが時計を確認すると8:15を回っていた。

「王宮行きのバスがいってしまったよ〜あああああ責任を取れよ」

「まぁ待てまさる僕には考えがある。」

「なんだ考えって?」

「走って行けばいいんだ」

「ば、馬鹿野郎!王宮は隣の町にあるんだぞ!」

「知ってるよ、でも走ったら5分で着くんだから走っても間に合うよ」

「だからダメなんだろう村の外に出たらモンスターがうじゃうじゃいるんだ!そのモンスター達と戦わないようにするためにバスがあるんだぞ」

「でもまさるはここで勇者の道を諦めていいの?」

少し考える時間が合ったがやむなくまさるは頷いた。

「よし行こう!まさる」

2人は走って村の外へ出た。

「困ったな…」

2人は物陰に隠れて様子を伺っていた。目の前にはスライムが3匹いたのだ。

「あああああどうするよ」

「スライム程度ならなんとかなりそうじゃないかな?」

「馬鹿かお前こっちには武器も持ってない子供が2人だぜ!しかも1人は会社員サラリーマンの格好だし」

「まさる、会社員を馬鹿にするな!上司の指示は嫌でも引き受け、飲み会では無理難題の一発ギャグを言わされスベったら叩かれるし断っても叩かれる、そういった苦痛を味わいながらも立派に働く格好良い存在なんだぞ!」

「妙に生々しいな気持ち悪いぞ?それより迂回するか?」

「駄目だよまさる、迂回する時間はないみたい」

まさるは時間を確認すると8:20、迂回すると集合時間には確実に間に合わなくなってしまう。

「あああああ、腹をくくったか?」

「まさるこそ、気合いをいれてけよ!」

2人は周りに落ちている木の棒を持ってスライムに立ち向かった!


まさるの先制攻撃


スライムには効果がない

みたいだ


あああああの攻撃


スライムに効果がないみたいだ


まさる「おいおい嘘だろ!全然効いてねーよ!」


あああああ「スライムを甘くみていたよ…

危ないまさる!」


スライムAの攻撃

まさるは2のダメージを

受けた


スライムBの攻撃

まさるは3のダメージを受けた


まさるはスライムの攻撃により片膝をつき、吐血した。

ゴフッ

まさる「戦いってこんなに痛ーのかよ」

まさるの目から涙が溢れでる。


スライムCの攻撃がまさるを襲う


あああああ「まさるー」

あああああはまさるの盾となりダメージを受けた。

まさる「あああああ!」

あああああの膝も崩れ落ちる

あああああ「まさるごめん、俺が走って村の外に出ようなんていったからこんな事に…」

あああああは立ち上がる

あああああ「だからせめて君だけでも逃げるんだ…」

まさる「そんな事できねーよ」

まさるは泣きながらもなんとか立ち上がる。

あああああ「お願いだよ…もしまさるが勇者になったら僕の仇をうってモンスターを倒して平和な世界を作って…」

まさる「それなら一緒に…」

あああああ「いいからいけよ!」

普段温厚な話し方をする

あああああの怒号はまさるの心を動かした

まさる「すぐ大人を連れてくるから待っててくれ!」

あああああ「うん頼んだ…」


まさるはその場から逃げた


あああああの攻撃


スライムには効果がないみたいだ


あああああ「駄目だ次の一撃で殺される。」

自分が死ぬことを悟ったあああああは涙を流した

その時スライムは攻撃をして来なかった。

それどころかスライムは

3体とも逃げたのだ。


あああああ「なんで…」


あああああは安堵し、張り詰めた緊張が解け意識を失った。



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