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アホで不憫な彼は異世界で彼女を作る為に奔走する  作者: 名無しの権兵衛
第六章 新たなる大陸、そしてぼっち旅

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番外編ヴァルキリア・恋話・続

 ローラにショウのどこに惚れたのか話してください、と言われてしまい互いの顔を見つめて黙り込む。しばらくの沈黙が続いたが、ソフィが先陣を切った。



「じゃあ〜、私が話すね〜。私がショウちゃんに惚れた理由は一緒にいて楽しかったからかな〜。優しいし、面白いし〜、ちょっとエッチだけど。一緒にいて楽しくて、いつの間にか好きになっちゃってた感じかな〜」


「ちょっと待って。ちょっとエッチってどういう事?」


「そのままの意味だよ〜」


「そのままって具体的に教えてよ」


「もうリズってばショウちゃんの事好き過ぎるんだから〜」


「バッ、べ、別に、わた、私は! うぅ……好きだから知りたいのよ!」


「う〜ん、ショウちゃんって結構私の胸とか見て来るんだよね〜。私が気付いて無いと思ってる所がちょっと可愛いんだよね〜。最初は特に何も感じて無かったけど、好きになってからは、嬉しかったかな〜」


「胸……」


「胸ですか……」


「む、胸……」


「胸かぁ……」



 皆、ソフィの胸発言に自分の胸を見下ろす。単純に大きさで言えば、ソフィ>セラ>キアラ>ローラ>リズの順番だ。ただし、サイズは知らない。



「じゃあ、次は誰が話す〜?」


「そ、それじゃあ、私が話します!」


「キアラ先輩ですか! 私正直言うとキアラ先輩が一番気になってました!」


「どういう意味ですか!」


「だ、だってキアラ先輩って恋よりも剣を振るってた方が良いって昔言ってましたから。そんなキアラ先輩がどうしてショウに惚れたか知りたかったんです!」


「あー、確かにキアラってば昔は恋よりも剣だったもんね。学生時代も恋愛とか全く興味無かったもんね」


「うー、確かに学生時代の時はそうでしたけど! い、今は違いますよ? ちゃんと、恋してます!」


「じゃあ、どういう経緯で惚れたのかじっくりと話してみよう〜」


「ふふっ、キアラの恋話楽しみです」


「え、えっと、私がショウさんに惚れたのは伝説の魔獣を倒した後ですね。元々、アルカディアで剣を交わせた時から気になってました。最初はショウさんの強さに憧れって感じでしたけど、その憧れがどんどん大きくなっていって、いつしか頭の中はショウさんの事でいっぱいになりました。そこで、初めてこれが恋だと気づきましたね」


「もう、私の知ってるキアラじゃない」


「うんうん」


「全くもって同感です」


「ほぇ〜キアラ先輩、可愛いですね」


「ぁぅ……じゃあつ、次は!」


「次は私が話します!」


「セラだ〜」


「コホン。私がショウさんに惚れたのは、明確な事は覚えてません。多分、いえ、私が一番最初にショウさんと出会ってます。ショウさんが冒険者ギルドに登録を行いに来た時の事は今でもハッキリと覚えてます。最初はマルコが連れて来た、黒い髪の珍しい人程度の認識でした。でも、次々と依頼をこなして行き、ランクを駆け上がっていくショウさんにいつの間にか興味を抱きました。そして、ララちゃんの護衛依頼をリズ達と共に任せました。あの時は帰りが遅くなってとても心配しましたね。でも、帰って来てくれました。その時初めて気づいたんです。もう既にショウさんの存在はリズ達と同じくらい大切な存在だと」



 セラは一旦言葉を切る。一呼吸置いてからまた話し始める。



「それからは、もうショウさんの存在がどんどん大きくなって行きました。それに、宿でのショウさんの事も知ってましたからね。冒険者の一面だけでなく普段のショウさんの一面も知った私は自分がショウさんの事ばかり考えてる事に気づきました。そこで、思ったんです。あー、これが恋なのかと、一旦恋だと認識してしまったら後はもう簡単でした。私はこの人が好きだって心の底から思いましたね」


「もうなんか言葉が出ないわ」


「セラはショウちゃんと一緒に住んでたのか〜。いいな〜」


「羨ましいです」


「わ、私だってショウと少しだけ一緒に学生してましたし」


「じゃあ最後はリズですね!」


「うっ、わ、私かぁ……」


「リズはもう分かりきってるよ〜。ララちゃんの護衛依頼の時にはもうショウちゃんに惚れてたよ〜」


「ええ! そんなに早くですか!」


「まあ、確かにショウさんに一番キツく当たってましたけど、ショウさんに一番最初に優しくされちゃってコロッと落ちちゃった感じですよね」


「ヘェー、なんだか意外な感じですね」


「ちょ、ちょっと! そんな簡単には落ちてないわよ!」


「え〜、でもショウちゃんが1人で戦ってた時一番心配してたよね〜。もう見てるこっちが不安になってくるくらいに〜」


「なっ! だってあの時はショウもそこまで強くなくて、それなのに、私達とララちゃんを守る為に1人残って戦ってくれて…………あの時は本当に心配したんだから」


「私知りませんでした」


「まあ、セラには言ってなかったからね〜」


「そうですね。でも、あの後のリズを見てたら抱き締めたくなっちゃいますよ」


「どういう事ですか?」


「リズってば3日間毎日ショウちゃんの看病に行ってたんだよ〜。王様が看護師に行かせるって言ったのにリズってば自分が行くって聞かなかったんだから〜」


「ちょ、ソフィ!!」


「わぁ〜リズ先輩可愛いですね!」


「そうなんですよ。目覚めないショウさんの手なんか握って泣いてる時もありましたからね」


「えっ!? 嘘、見てたの?」


「バッチリ〜」


「ああああああ!! ぜ、絶対にショウには秘密よ!」



 この後も話は続いて行く。お酒が入り少し過激な内容になるがここまで。

毎日更新んんんん!!

頑張ります!


最近思うのが、小説の大幅改稿ですね!

最初の方から直して行きたい!!


では次回を!

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