「思慕の花」解説書
このページは、飛ばしても問題ないものです。
「思慕の花」というゲームについて、もう少し触れてみようと思いまして。
これを書くにあたり、自分の理想を詰め込みつつ、手元にあるゲームになるべく近づけるつもりで書いてみました。
……ちなみに。私が好んでプレイしているのは、ノベル形式のものです。
パラ上げといった作業ゲー要素のあるものは、数本しかプレイしたことがありません。
そのため、物語本編で“乙女ゲーム”について触れる際には、私が今までにプレイしてきたノベルタイプの作品を基準に書かせて頂くつもりです。
(シュミレーションタイプのものは数本しかプレイしていないため、どういう展開をしていたか、ノベルゲーとどういった点で違っていたのか、あまり覚えていないため、自分がプレイしてきた乙女ゲームをもとに書かせて頂きます)
偏った知識ではありますが、ご理解頂けますと幸いです。
**ゲームシステム**
・Gallery。
(ゲーム中に見たイベントCGを観賞することが出来ます)
※シーン回想+キャラクターたちのコメント付き。
・Sound。
(ゲーム中に流れた音楽を再生することが出来ます)
・Movie。
(ゲーム中に見たムービーを見ることが出来ます)
・Memory。
(ゲーム中に見た全てのイベントを再生することが出来ます)
・EndingList。
(ゲーム中に見たエンディングを確認することが出来ます)
・Special。
(一人クリア後に解放。おまけシナリオ・クリア特典シナリオ・ご褒美イラストを見ることが出来ます)
※おまけシナリオ→パラレル世界でのお話。本編と全く関係のないお遊び企画。Special解放後、全てのお話が閲覧可能。
クリア特典シナリオ→個人ごとに用意された後日談。HappyENDと悲恋ENDクリアが条件。
ご褒美イラスト→フルコンプ記念+攻略対象者たちのコスプレイラスト。エンディングリストとGalleryを埋めることで解放される。
**ストーリー**
時は平成。
平和な世界で生きていた日本人の女子高生――木野宮苺。
彼女はある日、エルニカという世界にトリップしてしまう。
ザフィーアという大国に属する辺境の地にて、目覚めた彼女が目にしたのは、見知らぬ光景。
運良くも苺は、優しい老夫婦に保護され、小さな村で自分の居場所を得るのである。
月日は流れ、苺は優しいこの村の人たちのためにと、日本で培った知識を使って次々と新しいモノを生み出していった。
やがて、その噂が王都にまで届くことになる。
当時の国王陛下がその噂に興味を持ち、苺は王宮に呼ばれたのだった。
廻り出した運命の歯車。それは、誰にも止められない――。
**登場人物**
①木野宮苺。主人公/名前変更可能。
Cv.羽純いろは。
「――どうして、私だったのかな?」
ある日、突如としてエルニカという世界にトリップしてしまう。
保護してくれた村人たちの優しさに触れ、いつしか彼らのために何かしたいと考えるようになる。
(意志の強いお嬢さん。前向きで明るい性格。綺麗ごとをただ言うのではなく、どうしたらいいのかちゃんと考えられるような娘さん)
②ザフィーア・ギアス・ロンデリック。
Cv.小堺裕也。
「ずっと貴女の傍にいます。ですから、どうか私を頼って下さい」
ザフィーア王国、現国王の嫡男。王位継承権第一位。
物腰の柔らかな人。常に柔和な笑みを浮かべている。
女性には特に優しく、まるで壊れ物を扱うかのように接する。
(優しい人だが、いつかは国民の命を背負う立場になる人なので、残酷な一面を併せ持つ)
③ザフィーア・ギアス・ホルテ。
Cv.海部木真一。
「どうだ?ここでの暮らしには慣れたか、お嬢さん?」
ザフィーア王国、現国王の弟。王位継承権は既に破棄している。
自称、自由人で色々なところに行っては、山のようなお土産を持って帰ってくる。
お土産は、その町の特産物からガラクタと幅広い。
(一見友好的だが、距離を保とうとする。近づかれるのは嫌だが、離れていくのも嫌で、繋ぎ止めようとする厄介なおっさん)
④オロモンド・J・シュアー。
Cv.楼村健。
「僕たちと遊ぼうよ、おねーさん」
オロモンド公爵家嫡男。ケニーとは、双子である。
よく、ケニーと二人で悪戯しては、周囲を困らせている。
(天真爛漫。子犬のように苺に懐く。また、寂しがり屋な一面を持っている)
⑤オロモンド・J・ケニー。
Cv.福末陽太。
「僕たちと遊ぼうよ、おねーさん」
オロモンド公爵家嫡男。シュアーとは、双子である。
いつもニコニコしている二人に周りの人間は、悪戯をされてもその笑顔に絆されることが多い。
(天真爛漫を装っている。一対一のときは、ツンデレ傾向になりやすい)
⑥ゾステス・A・リュート。
Cv.小野寺一輝。
「……あんたが笑っているなら、それでいいんだ」
ゾステス伯爵家。蒼の騎士団所属。国王陛下のご下命により、苺の護衛に就くことになる。
生真面目で不器用。そのため、人から誤解されやすい損な性格。
(仕事中はかっこいい。が、女性と喋るのが苦手なため、苺に話しかけられるたびにオロオロしたり、赤面したりと忙しい。加えて不器用な性格をしているので、苺を傷つけていないだろうか……と、悶々するピュア野郎)
⑦アーサイブ・ハーツ。
Cv.若松聡。
「はい、お姉さん。これでも食べて元気出しなって」
城下町で飴の移動販売をしている青年。
わらわらと寄ってくる子供たちに飴を売るのは勿論のこと、子供たちの遊び相手にもなっている。
そのため、お母様方からの人気が高い。
(爽やか好青年。だけど、そのお腹は真っ黒。……というのは、王道ですよね。分かります)
⑧リン。
Cv.三野知樹。
「お前の存在は、悪だ。……だから、殺す」
※隠しキャラのため、公式ビジュアルファンブックより紹介文を抜粋。
苺の存在を面白く思わない貴族の人間が雇った暗殺者。
必要以上に喋らない。無表情が標準仕様である。
(淡々としているが、本人無自覚でストレートな言葉を言うことがある。自分の欲望に素直)
**製品紹介**
・主題歌情報。
オープニング「思慕」
歌:萩原清香。
作詞・作曲:萩原清香。
編曲:紫陽花。
エンディング「共に生きる世界」/「想い、残して」
歌:Cajsa。
作詞:溝端蓮。
作曲・編曲:安西泰伸。
挿入歌「運命の歯車」
歌:瀬川仁。
作詞・作曲・編曲:大久保大志。
・関連商品。
「思慕の花」シチュエーションドラマCD Vol.1~3。
価格:****円(税込)
好評発売中。
・ゲームブランド。
「花追い人の楽園」
まるで蝶のように。
その蜜を求めて群がる―――。
対応機種:PSV。
限定版:****円(税込)
通常版:****円(税込)
ダウンロード版:****(税込)
「真名~君の名を呼ぶまでは~」
君は、俺が守る―――。
対応機種:PSV。
限定版:****円(税込)
通常版:****円(税込)
ダウンロード版:****(税込)
※場合によっては、限定版が手に入らないことが御座います。ご了承の程、よろしくお願い致します。
以上。
まさに、自己満足の産物。
このようなものに最後まで目を通して下さった方々、ありがとうございます。
・活動報告でも触れていましたが、何を思ったのかリンを隠し扱いにしちゃったのですが……。
この場合、解説書には載らないと思いましたので、急遽ファンブックの登場です。
まさか、このタイミングでこれが出てくるとは思っていなかったので(寧ろ、出すことはないだろうなと思っていました)結果オーライということで。
・シチュエーションドラマCDは、ゲームをされている方なら知っているかもしれませんが、ゲームの前に発売されているアレですよね。
それで、まぁ……ゲーム発売前でこういった新しい展開が見られるようになっているので、取り入れてみました。
・問題のゲームブランド作品については、考えるのが面倒になって、「乙女ゲーの世界で」からそのまま持ってきちゃいました(爆)
・声優さんについて。
最初は、自分のイメージした声優さんの名前を少しだけ弄って……とか、思いましたが(全部考えるのが面倒になってしまって)
でも、さすがにそれはないなと思い、全員分考えました。
……まぁ、一度は意識したこともあってか、ちょっと怪しい人物がちらほらと(爆)
・登場人物紹介の括弧書きの内容ですが、あれはゲーム本編での彼らの性格を簡単にまとめたものになります。
本編でどう変化していくのか、少しでも楽しんで頂けたらなと思います。