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短編集

世界じゃんけん

作者: 縁 笈留
掲載日:2011/09/08

そういやじゃんけんの掛け声って色々ありますよね


作者のところでは「じゃーんーけーん ほいっ!」と「最初はグー!じゃんけんほい!」と「せーのっしょっ!」ってのがありました


アイコはみんな同じ掛け声でしたね・・・「あいこっしょっ!」

「さぁ始まりました第一回にして最終回!世界の命運をわけるジャンケン大会!司会は私、創造神と」


「魔王だ」


「それでは大会の説明をさせていただきます」


「地球は元々神々の遊び場だったんだ」


「色々弄りまわしたり賭け事につかったりしてましたね」


「で、その噂が異世界にも通じてその世界に行きたいって話になったんだ」


「ですがここで問題が起きたんですよ。この世界には純血の人間しかいませんからね…亜人なんて連れてこられたら、この世界の人達が混乱しちゃいます」


「ま、俺としては別にどっちでもいいんだよな。でもこいつがうるさいから、だったらこの世界の所有権をかけて勝負しようってなったんだ」


「それで、勝負内容は駅前に「あなたの知ってる色々な勝負の仕方を教えてください」って箱を置いて、そこに入ってる紙をくじ引きして決めたんですよ」


「まさか「じゃんけん」ってのが一枚だけ入ってるとは思わなかったがな……」


「でも「じゃんけん」とかでよかったですよね。例えば「喧嘩」なんてあったら、この世界が崩壊しちゃう危険ありましたし」


「まぁ、勝負はこの世界でするって決めてたからな。この世界で神と魔王が喧嘩なんてしたらヤバいことになったな」


「まぁ、とりあえず愚痴は後にしてルール説明に移りましょうか」


「ルールは簡単だ。紙に「グー」「チョキ」「パー」のどれかを書いて、それを同時に裏返すだけだ。ちなみに異能力は禁止となっている」


「あ、そういや「じゃんけん」って三つ出せるよね。それじゃ人間側からも一人呼び出しちゃいましょうか」


「お、それはいい考えだな。この世界の所有権が人間に渡る可能性もあるわけだな」


「それじゃー……「じゃんけん」って紙を書いてくれた心優しい少年に参加してもらいましょうか」


「へー…いったい誰が「じゃんけん」なんて……って……えっ?……うわああああああ!マジかよおおおおお!俺かあああああああああああ!」


「あぁ、記憶にないのか。そういや時間の進みが|あそこ(神の座)と |ここ(地球)じゃ違うからな」


「とりあえず混乱してるみたいですし、ちょっと休憩いれますか。状況把握もいれときたいですし」




















ある日の昼……いきなり脳内にイメージが浮かびだした…。

頭の中に響く音、頭の中に無理やり詰め込まれる映像……。

そして この映像の先にいる2人には生物的に絶対に勝てないことも理解した。


そしてその映像が無理やり詰め込まれるが故に、それを享受していたら……。


「ここに飛ばされた…と?」


確認を求めるかのように俺が呟くと目の前の自称神様は満足そうに頷く。


「はいー、そうなりますねー」


はぁ…ありえない…。

そう嘆きたくなるがこれは現実だ…。

実際、くじびきにジャンケンと書いた紙を入れた覚えもあるしな…。

夢かとも思ったけど、頬が痛くなっただけだったし……。


「で、質問なんだけど、俺が地球の所有権手に入れたとしてどうなるの?」


これはぜひとも聞いておきたい。

所有権だけ持っているのなら放置されるだけだが、地球を滅ぼせるほどの力を俺が持ってしまったら日夜暗殺に狙われる日々になるだけだ。


「種族的には人間ですけど、神の力が使えますね。地球限定で」


「神の力? どういうの?」


神の力とか言うと天地創造とかか?

まぁ、あれは聖書に書いてあるだけだし違うとは思うけど…。


「なんでもできます」


「えっ?」


「だから地球の全てに置いてなんでもできます。あ、いえ訂正します。この世界に置いてなんでもできます。つまり太陽とかを絶対零度にしたり…などのこともできます」


「はぁ……」


なんつーか……スケールでけぇな……。

駅前に悪戯の如く箱が置いてあったから、俺も悪戯気分で入れただけなのにな…。

それがこんなことになるとは…胃が痛くなるぜ…ジャンケン…。


「それじゃー、いつまでも人の脳内借りてるわけにもいきませんし、さっさと終わらせましょうか」


「あ、やっぱり俺だけじゃなかったんだ……見えてたの」


俺だけにしかこれ見えてなかったら秘密裏に動くエージェント的なことできたのにな……。

日常の裏側に生きる……みたいなさ!

なにいってんだろ俺…寂しい…。


まぁ仕方ないか。世界の命運がこれで決まるわけだし。


えっと……とりあえず現状を把握しようか。


神が勝ったら、今まで通りの世界

魔王が勝ったら、魔王の統治してる世界から色んなやつらがやってきて蹂躙されるらしい

俺が勝ったら、俺の好きなように生きる


うん、たぶん見てる人からすると、これは絶対神に勝ってほしいだろうね。


魔王に蹂躙される世界や、俺に好き勝手にされる世界なんて誰も望まないだろう。




えっと・・・紙にじゃんけんのやつ書くんだよな。

その紙を一斉に見せるわけだ。

いくら神や魔王が限定的に能力が封じられているとしても、身体能力ではあいつらのが上だからな。

普通にジャンケンなんて後出しし放題だ。


とりあえず俺は……紙に「グー」と書いた。

















地球ってのは、ある意味VIPの観光地のようなものなんだ。

色んな世界からここに来るものや、この世界から転生などして他の世界に飛ぶものなど……

他にも神々が太平洋戦争でどいつが勝つか賭けをしていた。


それに文化的に悪いわけでもないし、この世界に俺の仲間達を連れていこうとしたんだが……。


まさか「じゃんけん」するはめになるとはな……。


とりあえずさっさとこの戦いを終わらせないとな………。


「グー」でいいか。























うーん……「じゃんけん」とは懐かしいですねぇ。


私がまだ神じゃなかった頃もやってましたよ。


それにしても私は神として長年生きてましたし……世界の統治は大変ですのでそろそろ休暇欲しかったんですよね。

だからさっさと負けてみようって思ってたんですが。

まさか「じゃんけん」なんですから……。

これではわざと負けることができないじゃないですか。


それに私は運がとてもいいですし……。


神になったのも運がよかったからだし……。


たぶんこの運の良さじゃ「じゃんけん」に勝ってしまいそうですよね……。


……とりあえず直感的には「チョキ」って出てるんですよね。

だけど私の運の良さを考慮すると「パー」にしたいところ……。


さて……どうしましょう……


うーん……うーん……ここは裏の裏をかいて「グー」にしておきましょうかね。














「それじゃ 準備はいいか?」


「ええ、大丈夫です」


「あぁ、おっけーだ」


「じゃ、せーのっで!」


少年・・・「グー」


魔王・・・「グー」


神・・・「グー」










「まさかアイコとはな…」


「うーん…。あえて「グー」を選んだのですが…まさか一緒とは……」


「うわー……。プレッシャーが上がってくるような気がする…」


「とりあえずもう一回この紙に書くぞ。今度はすぐに決めることにしよう。制限時間は30秒だ」


「えぇ……そうですね」


「そうだな。直感に任せてさっさとやらないからこうなったんだ」





「それじゃ……せーのっ!」


「グー」


「チョキ」


「パー」


「…………度し難いな」


「どうしてこうなったんでしょうか……」


「あぁ…プレッシャーが…死ぬ…死ぬぅ…」















は…ははは……無限ループとは怖くないか?

俺はすごく怖い。

身をもって体験した。

いや、今も体験してるところだ。


なぜ3人でじゃんけんしてるだけなのにここまでアイコが出るのだろうか。

不思議で仕方がない……。


誰か…俺にじゃんけんの秘訣を教えてくれ……。


俺がプレッシャーで死ぬ前に。















世界ができてから2億年後に所有権の取り合いが始まった。


その取り合いの時間……約500年。


けっきょく誰が勝ったのなんてもはや誰も知らないだろう……。


だってみんなもう死んでいるのだから……。



簡単に説明

まぁ、読み直せばわかると思いますが

人の脳内に強制てきに「じゃんけん」の映像と音声流してます

それが500年・・・



わかりますか?

人類滅んでます


車とかで走ってた人もいたでしょうね

でもいきなり目の前が見えなくなったわけです

事故りますね

世界中で


もしかしたら 家事が起きてるかもしれませんね

でもそれを止める手段がありませんね

燃え移りますよね

世界中で


他にも色々と少し考えただけででてきますけど

このような理由で 地球は滅びました


少年は神の座という時間の進みが違うところにいますので、生きているという設定です。












そういやみなさんのじゃんけんの仕方ってなんですか?

教えてくださいな

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