1/1
前書き
超常現象。
怪物。
超能力者。
異形。
魔物。
神。
天使。
悪魔。
諸々。
それらは、僕らの目には「大体」
出てこないモノだ。
然し、きっと
それらは、存在するのだろう。
ただ、僕らが「見ていない」だけで。
未だ、「認識できていない」だけで。
それらは確実に
僕らの死角で
蠢き。
走り。
喰らい。
生き続けているのだろう。
将又、もしかしたら
それらは、今この世に現在しているのかもしれない。
貴方の後ろに。
前方に。
隣に。
上空に。
真下に。
然し、僕らは認識出来ない。
世界には、日々
忽然と消える人々がいると言う。
跡形も無く。
痕跡も無く。
ただただ、忽然と。
つまりは、そういう事だ。
彼らは蠢く。
僕らを狙って。
僕らが「異常」だと気付いた時には
もう、僕らは。




