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迷宮世界  作者: 藤桜
第一章
4/8

助けてくださった方

主人公視点ではありません。

では、ゆっくりお読みください。

(*´ω`*)

あぁ、私はここで死ぬのですね。

紀那国に、迷宮攻略の援助金の嘆願に江戸大和から護衛を連れ進み。

商人の隊列と共に進ませてもらってなにわまで安全についたのに。

ここで終わりですか。

護衛が一人また一人と力尽きていく。

初めは三十人はいた護衛のハンターたちが今や十人しかいません。

一般の人々も便乗しているのに、これでは・・・・・・

その時です。

まるで爆弾が爆発したかのような音が遠方から聞こえた後に、白いローブのような装備と透き通った刀身を持つ剣を携えた一人のハンターと思われるものが助力に来てくださいました。

その方は、次々とモンスターを倒し私たちを助けてくださいました。

風の魔法を操り、剣とともに舞う姿はとても綺麗で。

・・・・・・そう言えば、男性なのでしょうか?女性なのでしょうか?

体形がわからないので、判別がつきません。

私の願望も込めて男性ということにいたしましょう。

今彼は、私の護衛の隊長とお話をされています。

あぁ、どのような方なのでしょうか。

わくわく致します。

え?あの、どうして彼が私の方に近づいてくるのでしょう?

逆光で顔が見えません。

フードさん。仕事をしないでください!


「あんたが、江戸大和のお姫さんか?」

「うぇ、は、ははは。はいです!」

「?どうしてそんなにどもる。」

「あ・・・申し訳ありません。」

居住まいを正して・・・て、声からしてやっぱり男性ですね。

「こほん!はい。私が極東連合が王『皐月 竜胆』が娘。『皐月 瑞樹』と申します。」

「丁寧にどうも。俺は、『雪代』だ。」

「雪代様?」

「あぁ、訳あって姓だけで勘弁してくれ。」

「あ、はい。」

「で、だ。この隊はどこに向かっている?」

「え、ええと紀那国首都の和歌ですが。」

「そうか・・・・・・方向が真逆だな。悪いな時間取らせて。じゃ!」

「え?えぇぇぇぇえええ!」


そういって彼は、空をかけて行ってしまいました。

お礼も言えていませんのに!

もうっ!


最後までお読みいただきありがとうございます。

(; ・`д・´)

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