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迷宮世界  作者: 藤桜
第一章
2/8

さて、走るか。

昨日に引き続き投下。

暫く説明会かな?

なんていうか、作者もいまだに全容を作りこめていない・・・・・・。

(*´ω`*)

俺は帰ってきたこの国に。

かつて日本と呼ばれた国、極東連合の島国に。

さて、この世界・・・・・・迷宮に侵された世界を攻略しようか。


極東連合の迷宮は東京・・・現在の首都『江戸大和』にある。

昔と名称が変わっているのは、地形そのものが変わってしまっているからだ。

アメリカなどの、地形の変わっていない地域は殆どが名称も変わっていない。

その上、当時の政治基盤にいた連中は軒並み死亡。

というか、東京にいた人の9割はモンスターに殺されたらしい。

で、今の東京の命名をしたのは、時代劇好きの初老の男性だったとか。

そして今の俺の居場所は、和歌山。現在の名称は紀那国。

俺が生まれたのもここな!

命名したのは当時の県庁らしいぞ?

さて、ここから江戸大和まで・・・・・・徒歩だな!


まぁ、交通手段がないわけでもないが恐ろしく高い。

使う通貨は世界共通になって人気の高かった円が使われている。

通信手段が生きてた頃の話な?決まったのは、今はもう使えないけど。

まぁ、海外の人間からの熱烈なお願いがあったそうな。

で、今の交通費。

紀那国から、江戸大和まで凡そ1000万。

現在の俺の所持金は、50万。

足りるはずがないのである。

何せ海を渡って戻ってきたからな!素寒貧よ!!

海はどうやって渡った?

え~と、空は使えないし海もダメ。

な、現代ではワープで移動です。理屈はわからん。

が、使用料はバカ高い。

具体的に言うと一億。

・・・・・・さて、では歩いていくわけだが道中モンスターがうようよしている。

かつてあったハンティングアクションゲーム張りにうようよいる。

なので、都市から都市へ渡り歩くしかない。

てわけで、大阪、今の「なにわ」に行きますか!



なにわには、食の宝庫と呼べるほど食べることには事欠かない。

安物でも他の所じゃ目が飛び出るほどの金額がついていたりする。

何故ここでは安いか?

単純だ。

作物が採れる。

この一点に尽きる。

海は近く、陸に囲まれているためそれ程大型の水中モンスターも現れない。

だから、漁がしやすいし大抵のモンスターはなにわには近づかない。

なぜなら、かつての大阪環状線。

それに沿って強固な城壁と迎撃設備が整っているからだ。

さながら、モン〇ターハ〇ターの砦の設備。

それこそあの、人類の大敵たるモンスター以外には通用するだろう。

モンスターも馬鹿じゃない。

割に合わないと自覚した時点で、襲撃はしなくなる。

そも、どうやって砦を建設しただって?

物量作戦だよ。一夜城レベルの。

複数人のハンター・・・・・・モンスターと地上で戦う人たちの総称。

で、近場のモンスターの気をひいている間に建設。

もちろんハンターは使い捨ての駒扱い。

それでもやるしかないからやるわけだけど・・・・・・それのせいもあって今の人口は少ない。

まぁ、追記するとそれだけじゃ無い訳だけど。




さてそんな事情を抱えたなにわ、いやこの国・・・世界なわけだが。

人間ってのは慣れる生き物だ。すでに全ての人間はこの現状に慣れている。

抵抗することをやめてしまうほどに・・・・・・

モンスターを狩れば、食べるものには困らない。

砦の中に入れば、大抵のモンスターにおびえる必要はない。

と、そう考えられているからだ。

だが、思い出してほしい。

俺は初めに行ったはずだ。

モンスターは急速にだが確実に進化していったと。

今もどこかで新しいモンスターが生まれているかもしれない。

それ程余裕はないんだよ。人類には・・・・・・


最後までお読みいただきありがとうございます。

(; ・`д・´)

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