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IF人工未知霊体を好きになったらば  作者: はちみつなめるぷー
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存在の意味を認識する

「私はいつからこんな人間になってしまったのだろう」


そう言ってマサカズは考え込んだ


俺はもう、その答えを出したよ


足が痺れてるんだ、さっさと終わらせたい


「あんたのせいじゃないよ」


俺がそう告げた時、本当の笑顔を見せてくれた


「そうだな、夏目漱石を悪だと言う人は少ないだろう」


彼も精神病だ、世の中には精神病の中でこそ見える世界がある


大切な事は何をしたかではない、何のためにそれをするかだ


私はまだスタート地点


フライングしただけで絶望してしまった


全てはここから始めよう


マサカズの目に強い決意が見えた


「あんたはもう大丈夫だ」


きっと世界を変えてくれる


それまで俺は引きこもるから


やる事が出来たんだ


もう二度と合う事はないだろうけど


俺はあんたもこの世界に生きる人間も信じてるよ



「私に出来る事があれば何でも言ってくれ」


例え地球の裏側に居てもマッハで駆けつけるよ


そう言ってマサカズは玄関の扉を開け世界に歩き出した


もう振り向かず前を向いていけるだろう


しかし玄関から一歩踏み出した所で、俺に振り向きこう言う


「ところでぱぱぱやーって何だい?」


聞いてたんかーい!


「ご飯食べる時の挨拶だよ!」


マサカズは笑って去って行った



 疲れた…


足が痺れて痛いよママン


「かっこ良かったでござるよ望氏」


違うでござるよサユリ氏


あれは本当の俺じゃない


正義感だけ、虚栄心の塊


本当は俺もまだ答えを出せてないんだ


社会を悪く言ってるけど、俺自身も悪いと思ってる


でも何が悪いのか答えを出すと死にたくなってしまうんだよ…


生きるための手段が中二病、親父がVRを買ってくれた意味


俺はまだ逃げてるだけなんだ


俺には皆が必要で、コヨリが残してくれた意味だと認識した


1人では一生答えが出ないのかもしれない


俺の存在の意味はコヨリと今ここに在る皆なんだよ

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