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IF人工未知霊体を好きになったらば  作者: はちみつなめるぷー
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心陀羅転身

 よし、次だ


「マサカズさん、すまんが近くの病院まで連れてってくれないか」


俺がそう伝えると何かを操作しこちらに来いと言う


屋上に案内された先にはでかいヘリが待機していた


ヘリに乗り込み病院へ向かう


コヨリが最後にくれた銀河


その力を全てカナエに注ぎ命を繋ぐ


俺の銀河は煩悩だ


しかしそれは誰の銀河もそうなんだ


ただ俺の銀河は煩悩が一番強い


苦の原因が煩悩と言うが、精緻せいちな部分は別の物


涅槃は煩悩の火を消した無の境地


それじゃ繁栄しないだろ


煩悩こそ命の源と呼べる最強の力なのだよ!


カナエを抱きしめる俺を、皆が抱きしめてくれている


ほら、おっぱいを…感じるだろ…


(カナエに悪影響)


はい、させん


病院に到着し、カプセルの中にカナエと2人で入る


この中に入れば、人間が生きる為に必要なエネルギーを全て補給出来るのだ!



「お兄ちゃん」


いつの間にか寝てしまったか


真我の痛みは少し残ってるが、なんとか動けそうだな


目を開けると目の前にカナエが居る


「おはようカナエ」


カナエは赤くなってもじもじしている


そして


「なんか太ももに硬い物が当たってるんですけど」


などと言うのだ!


すまんな妹よ、これが思春期男子高校生の生理現象ってやつなんだ、許せ


カナエを抱きしめ、左手で頭を撫でてやる


「恥ずかしいってば」


恥ずかしがってはいるが嫌がってはいない


真我を宿す俺にはバレバレだ!


首から下がカプセルの中で洗浄された


体中血だらけだったから引っ付いて離れなかったんだよ…



 カプセルから出るとマサカズが土下座していた


カナエには全て見えていたんだろう


カナエはマサカズを許した


コヨミの力で死と言う認識からは逃れられたそうだ


カナエの心を支配して守ってくれたんだな


コヨミは誰にも傷つけられない


カナエの心に入り、肉体と精神を支配する


研究者はカナエが死なないと錯覚してただけ


いつからカナエが死なないと錯覚していた?ってやつだ


そのせいでカナエはクオリアを完成させてしまったけど


研究者がカナエを神と認識した結果だ、カナエは悪くない


カナエが痛みを感じたのは共鳴の部分だろう


1つの量子を半分にしてAとBにした時、Aを観測するとBも観測されるってやつ


トゥリヴィアルが関係するとロクな事がない


マサカズだけがカナエを認識してくれてた


そのお陰で助け出す事が出来たと言うと、涙を流し感謝された


このまま親父と母さんが居る施設まで送ってくれると言う


ヘリの中で生涯を賭して俺達家族の為に尽くすとマサカズが言うのだが


色々あったがマサカズは優しい人間だ


「今度は自分の翼で飛びなよ」


そうマサカズに伝えた

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